2025-08-28

2025年9月22日(月)からっぽ自主企画『猫と空箱 vol.4』 ▽LIVE: からっぽ / 迫水秀樹 / kitten pp

                


からっぽ

迫水秀樹

松本発の若手アコースティックデュオによる自主企画ライブイベント!

松本の若手アコースティックデュオ"からっぽ"が自主企画ライブイベントを開催!

ゲストに旅するシンガーソングライター"迫水秀樹"が登場!ソロ活動以前は、ギターロックバンドAmerican Short Hairのメンバーとして活動。近年は、刄田綴色(東京事変)ともコラボ演奏している彼。ソロ活動開始後は、日本語詞のギター弾き語り路上ライブを行う壮大な海外ツアーへ。ロンドンからスタートして、約2年半をかけ、5大陸、世界90数カ国で歌いながら旅費を稼ぐ放浪ライブ生活を敢行!猫の鳴き声のような人懐っこさのある鼻にかかったやわらかいハイトーンボイス、気迫が乗り移ったような凄まじいストロークから弱音までを空間に合わせてコントロールするギターワーク、ほのかにジャズやシャンソンのようなフィールを醸し出す流水のようなメロディライン、どこかミュージカルの挿入歌のような雰囲気のリリックと音世界….世界中のあらゆる人たちと交流しながら紡いでいった底抜けにポップでありながら、地に足ついた凄みを感じる彼のライブパフォーマンスをお楽しみに!

松本からはこの2組が出演!

ハイパーポップメイカーDay_gn.botが音楽性も新たに"Kitten PP"として再始動。デチューンとビットクラッシュが醸し出す狂騒とヒプノティックな夢現が交差したサウンドスケープの中で、ゲーム音楽、インディ、アンビエント、ハイパーポップなどが混沌と煮込まれつつ、巧みなDAWスキルによって絶妙にサウンドデザインされた彼の新境地をお楽しみに!

そして、今回の企画者であるアコースティックデュオ"からっぽ"。藍色の孤独感の向こうにドラマティックな情熱をたぎらせて紡ぐ古語を織り混ぜた文学的なリリック、感情をどこまでも解き放つダイナミックな歌、切迫感をそのままトレースしたような鋭いストロークギターによるシリアスな歌世界に痺れます!

シーンを横断しながら精力的にライブ活動を行う"からっぽ"ならではのブッキングでお届けする一夜!お楽しみに!

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2025年9月22日(月) Give me little more.
からっぽ自主企画『猫と空箱 vol.4
▽LIVE: からっぽ  / 迫水秀樹 / kitten pp 
▽料金:¥2,000 (U22)¥1,000 (ドリンク代別)
▽時間:(open)18:30 / (start)19:00 

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からっぽ

迫水秀樹

2025-08-25

2025年9月20日(土)ハナダイズ自主企画『ハナウタ vol.5』 ▽LIVE: ハナダイズ / FLASH BACK GARAGE / パーティーグッズ / OWN

      


90'sオルタナサウンドとキャッチーなメロディが交差!
中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ”による
自主企画イベントを開催!

 90年代後半から松本を拠点に活動する中年オヤジによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” が自主企画「ハナウタ vol.5」を開催!前回も老若男女入り混じっての熱気に包まれたこの企画、今回も強烈な個性を放つ4組が出演!

20年以上の活動歴をもつ不動の3人組による深紅のスーツに身を包んだ重鎮ガレージロックバンド"Flash Back Garage"が登場!後期ミッシェルガンエレファントばりのヘヴィネスが効いたガレージロックサウンドと、ピーズなどを彷彿とさせるジャパニーズロックのエモーショナルなメロディやGSにも通じる歌謡的なメロウネスのコントラストが堪らない!重厚、濃厚なアンサンブルの中にどこかいかがわしいユーモアを漂わせた彼らのパフォーマンスをお楽しみに!

松本を拠点に活動するメロウポップバンド"パーティーグッズ"。飾りっ気のなさにセンチメンタルがたっぷり宿った歌声、スムースに空間を立ち上げていくシンセ、柔らかいトーンのカッティングとアルペジオで情感を紡ぐギター…シティポップ的な箱庭的なラウンジ感も漂わせつつ、初期くるりなどを彷彿とさせる朴訥としたメロディラインと時折のポエトリー、Men I TrustやMac Demarco的なチルアウトしたインディポップなどもほんのり彷彿とさせる抑制の効いたその世界観をお見逃しなく!

シューゲイザーサウンド〜オルタナ〜エモを往来したサウンドを紡ぐスリーピースバンド"OWN"。水溶性のメロディラインと繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな絶唱と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い演奏、ベースレスでありながら隙間を時に活かし、時に埋めながら立ち上げる自在なダイナミクスと端正なサウンドデザインが素晴らしい!

そして今回の企画者"ハナダイズ"。種火のようにくすぶり続ける葛藤から立ち上げたユーモアとシリアスが表裏一体となったリリック、耳にした瞬間に口ずさみたくなるキャッチーに振り切ったメロディ、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!凄まじいペースでつくられる新曲群の数々が毎回楽しみです。

さまざまなシーンを越境して活動するハナダイズならではの、ミックス感溢れる賑やかで妖しげな文化祭のような雰囲気が漂うこのイベント!ぜひ、お気軽に遊びに来てください!

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2025年9月20日(土) Give me little more.
ハナダイズ自主企画『ハナウタ vol.5』
▽LIVE: ハナダイズ / FLASH BACK GARAGE / パーティーグッズ / OWN
▽料金:(前)¥1,500 / (当)¥2,000 / (学割)¥1,000(ドリンク代別)
▽時間:(開場) 18:00 / (開演)18:30

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ハナダイズ

FLASH BACK GARAGE

パーティーグッズ

OWN




2025-08-21

2025年9月19日(金)「Karolina Beimcik JAPAN TOUR 2025 松本」 ▽LIVE:Karolina Beimcik(ポーランド)+柳沢耕吉 / KUDO AIKO

                     

Karolina Beimcik

スラブ伝統音楽や世界各地で出会った民族音楽と
ジャズ、クラシック音楽のあわいで新しい音楽の地平を紡ぐ
音楽家"Karolina Beimcik"が登場!

ポーランド出身、伝統音楽・民族音楽とジャズ、クラシック音楽のあわいで新しい音楽の地平を紡ぐ音楽家/ヴォーカリスト/ヴァイオリニスト"Karolina Beimcik"が登場!

ニューヨーク・クイーンズカレッジのアーロン・コープランド音楽院でジャズ・パフォーマンスの修士課程を修了し、アメリカ、ポーランド、オーストラリア、メキシコ、インド、ウクライナ、ウズベキスタン、モロッコなど世界各地のフェスティバルに出演。演劇やダンス作品、映画、ラジオといったジャンル横断的なプロジェクトにおける作曲や歌唱を担当する一方、自身のアルバム『Zorya』(2018年、スラヴの子守唄の再解釈)や『Noons』(2024年)を発表。Jazz Forum誌からは「ヨーロッパでもっとも個性的なジャズ・ヴォイスのひとり」と称賛されています。その音楽は、アヴァンジャズ的な感性と、ポーランド音楽、ウクライナ音楽、インド音楽など世界各地で触れ合った民族音楽の影響を自然に自身の中で融合させて紡がれます。時に複雑な旋律で不穏な雰囲気を漂わせつつも郷愁を掻き立てるメロディライン、室内楽的な品性を保ちつつ不協和音のざわめきや秘儀的な妖しさを醸す弦楽のアレンジメント、木霊のような歌声……プログレッシブなジャズ・アレンジメントを用いながらも、あくまで自然な音楽としての響きを追求。スラブ音楽の旋律、呼吸、間合いを自身の音楽の根源に置き、制作・パフォーマンスを行います。その場で出会うさまざまな音楽と自身のルーツを溶け合わせ、Ornette ColemanからBartók、さらにはポップミュージックや電子音楽にまで開かれた感性で紡がれる音世界をご堪能ください。松本では、彼女の大学時代の同級生でもある松本在住のギタリストの"柳沢 耕吉"が参加するデュオセットでの演奏を予定!

共演は、声を軸としたエクスペリメンタルポップを展開する音楽家/ヴォーカリスト"KUDO AIKO"。エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンド、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」など数々のプロジェクトに参加。ソロでのパフォーマンスは、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

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2025年9月19日(金) Give me little more.
Karolina Beimcik JAPAN TOUR 2025 松本
▽LIVE:Karolina Beimcik(ポーランド)+柳沢耕吉 / KUDO AIKO
▽料金:(前)¥2,500 / (当日)¥3,000  (ドリンク代別)
▽時間:(open)19:00 /(start)19:30

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Karolina Beimcik


2025-08-14

2025年9月17日(水)「武田理沙 +柳沢耕吉 LIVE IN MATSUMOTO」 ▽LIVE:武田理沙 +柳沢耕吉 / Onomatope

                    

武田理沙

DAWを駆使し複雑なメロディとハーモニーに漲るリズム、音列を
緻密かつ高密度に配置した独自のプログレッシブポップを鳴らすシンセ奏者の
武田理沙が登場!松本のギタリスト柳沢耕吉とインプロセットで演奏!

東京のインプロシーンで注目を集めつつ、高密度な情報量のプレグレッシブポップな作品をリリースする規格外の鍵盤奏者”武田 理沙”が登場!

"武田 理沙"は、インプロシーンで注目を集めつつ、これまで4枚のアルバムを発表するなどソロでの活動でも高い評価を得る鍵盤奏者/ドラマー/作曲家。3歳よりクラシックピアノを始め、その後、即興シーンにはドラマーとして参入。現在は、メインの楽器をピアノ、シンセに据えて活動。坂田明、吉田達也、山本精一、横川理彦、鈴木慶一、マニ・ノイマイヤーら錚々たる音楽家たちと共演するなどその独自の立ち位置を確立しています。ソロでの活動では、複雑なメロディとハーモニー、リズムが高密度な情報量で詰め込まれたプログレとフリージャズ、DTM以降のエクスペリメンタルが交差したアンサンブルと歪んだ刺々しい音像の中で、日本語詞のフラジャイルなボーカルがたゆたう個人の内的な宇宙を曝け出した作品を制作。最新作「Parallel World」(2024)は、ジャパニーズアンダーグラウンドプログレッシブなサウンドがHYPER POP、ガチャポップ以降の空気とも自然と共鳴した比類なきサウンドが展開されています。ライブのソロセットでは、シンセ、サンプラー、フットコントローラーを駆使しながら目まぐるしくグリッチーでノイジーでエフェクティブなビートを生成。断片的に常に移り変わる音の洪水と、その合間に見え隠れするドリーミーな旋律に痺れます。自ら生み出した音に呼応しながら凄まじい反応の速さで次々と展開を流転していく圧巻の即興ソロ演奏をお楽しみに。今回は、松本の在住のギタリスト/音楽家の柳沢耕吉とのデュオインプロセットで登場です!

松本からは、若手プログレッシブポップバンド"Onomatope"が登場!低体温な歌い口で不適な存在感を放つボーカルとコントラストなしたオールドスクールなロック熱を俯瞰しながら再構築したギター、硬質な音でアンサンブルを支えつつ逸脱させるベース、コンテンポラリーなリズム感とサンプルパッドを用いたプレイのドラムによる多面的なサウンドに惹き込まれます!どこか和風アングラ、ヴィンテージなプログレのフィールも纏った期待の若手バンド!

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2025年9月17日(水) Give me little more.
「武田理沙 +柳沢耕吉  LIVE IN MATSUMOTO
▽LIVE:武田理沙 +柳沢耕吉 / Onomatope
▽料金:(前)¥2,500 / (当日)¥3,000 / (学生)¥1,500  (ドリンク代別)
▽時間:(open)19:00 /(start)19:30

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武田理沙


2025-08-10

2025年9月15日(月・祝) 「Give me little more. ✖️ まつもと日和 上映 & Live」 ▽上映作品:「松本日和」「松本日和2」▽LIVE:三日満月、辻村豪文(キセル)

                      


40’s〜80'sの松本の市井の人々の暮らしが映る8ミリフィルムを
編集して制作された映画「松本日和」シリーズの上映会と
サウンドトラックを担当した三日満月、辻村豪文によるライブイベントを開催!!

松本在住の映画監督・三好大輔が中心となり、1940~80年代の松本の人々の暮らしが記録された8ミリフィルムを市民に呼びかけて集め制作された映画『まつもと日和』(2023)『まつもと日和2』(2024)。その上映会&座談会と、サウンドトラックに参加する三日満月辻村豪文(キセル)によるライブをギブミーで行います!

市民参加で制作され、松本内でひとつのムーブメント的な盛り上がりを見せた『まつもと日和』シリーズを一挙に上映しつつ、中盤にはお客さんも交えて作品を考察する座談会、後半には『まつもと日和2』エンディング曲「やまびこ」の初生演奏披露など半日かけて盛りだくさんでお届けします!お得なセットチケットも用意しております。ぜひお見逃しなく!

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2025年9月15日(月・祝) Give me little more.
Give me little more. ✖️ まつもと日和 上映 & Live
▽上映作品:「松本日和」「松本日和2」
▽LIVE:三日満月、辻村豪文(キセル)

▽料金:
チケットは5種類あります。
①上映1本(¥1300) 
②上映2本(¥2000)
③LIVEのみ(前売 ¥2500 / 当日¥3000 )    
④どちらか上映1本+LIVE(¥3500)
⑤全部セット(¥4000)
※座談会はEntrance free

▽時間(プログラム):
15:00 OPEN
15:30『まつもと日和』(73分)上映
17:00『まつもと日和2』(81分)上映
18:40  座談会:三好大輔(Directer)新美正城(Give me little more)
20:15  Live  3日満月( 権頭真由 / 佐藤公哉)/ 辻村豪文 (キセル)


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『松本日和』
960年代から80年代懐かしさ溢れる映像の数々を軸に、蘇った記録を見る現在の家族や友人の語り、フィルムを元にアニメ制作をする中学生、幻の市歌の発掘と再生のストーリーが過去・現在・未来をつなぐ。ノスタルジーだけでは終わらない、地域再生の新たな可能性に満ちた記念碑的作品。

カラー/73分/2023
監督:三好大輔
音楽:3日満月(権頭真由/佐藤公哉)
製作:まつもとフィルムコモンズ
支援:信州アーツカウンシル(一般財団法人 長野県文化振興事業団)

『松本日和2』
信州・松本の家庭に眠る8ミリフィルムを集め、多世代の市民が参加してつくった地域映画『まつもと日和』シリーズ第2作。昭和の国民的スポーツ大会やメーデー、地域の祭りや田植えの様子など、おおらかで胸を打つエネルギッシュな映像の数々。歴史ある商店街の再開発や高校生の山岳事故の記録。人々の涙が、生きること、願い、葛藤、脈々と続く命の連鎖など、普遍的なテーマを問いかける。市井の人々のまなざしで切り取られた生活の記録や懐かしい街並みが、このまちの宝ものにかわる。

カラー/81分/2024
監督:三好大輔
音楽:3日満月(権頭真由/佐藤公哉)、辻村豪文 、アオイヤマダ
製作:まつもとフィルムコモンズ
支援: 信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)、令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

三日満月

辻村豪文(キセル)

2025-08-09

2025年9月14日(日)「The Secret Beach / Kacy Lee Anderson Japan Tour 2025 松本」 ▽LIVE:The Secret Beach(カナダ)/ Kacy Lee Anderson(カナダ)/ Apartment(神戸) / 伯川修平(大阪) / Ton Ton

                     

The Secret Beach

Kacy Lee Anderson

カントリーとインディーポップを柔らかく混ぜ合わせたサウンドのSSW”The Secret Beach”と、
「Kacy & Clayton」のボーカリストとしても知られる”Kacy Lee Anderson”
カナダから2組のインディフォークアクトが登場!
関西から2組のSSWも登場した、インディとフォークのミッシングリンク的ライブイベント!

カナダからソフトサイケフォークシンガー"Secret Beach"、インディフォークシンガー"Kacy Lee Anderson"の二組が登場!関西からも2組のゲストを招き、トラッドミュージックとサイケフィールの混ざり合ったライブイベントを開催します。

ゲスト1組目、”The Secret Beach"は、ウィニペグ拠点のソングライター、マルチ・インストゥルメンタリストMicah Erenbergによるソロプロジェクト。最新アルバム「We Were Born Here, What’s Your Excuse?」(2025)は、Bob Dylan & The Band『Planet Waves』を深掘りしていく中で、当時のプロデューサーであったRob Fraboniに行き着き、その末に彼とコンタクトを取り、共同制作を行うことに成功!アナログの柔らかさに溢れた暖色のサウンドスケープが立ち上がります。暖かいウールのような柔らかな声質の周りにぼんやりとサイケデリアが滲んだ歌声、牧歌的でありながらどこか夢の中の不穏さを孕んでいる生楽器を主体としたフォーキーなサウンド、現実と寓話が交差したリリック…アメリカーナフォークのアーシーな土臭さ、後期The Beach Boysの夢幻世界、Paul McCartneyのソロ初期作品に通じる親密な語り口、Eliot Smithの翳りや、Woodist周辺の弛緩した淡色のサイケなフィールなどを想起させる彼のインディフォークサウンドをお楽しみに!

ゲスト2組目は、”The Secret Beach”にもコーラスワークで参加するSSW”Kacy Lee Anderson”がソロで登場!インターネットも不安定なサスカチュワン州ウッドマウンテン高原で幼少期からアメリカーナフォークや地元のロデオのダンスバンドを聴いて育ち、10代の頃より従兄弟のClaytonとともにKacy &Claytonとして活動。WilcoのJeff Tweedyの目に留まり彼のプロデュースによるアルバム「The Siren’s Song」(2017)をリリース、Foo Fighters、The Killersなどのビッグネームのオープニングアクトを務めるなど早熟に活躍。荒涼とした大自然の中を駆けるような屈託のなさと感情の悲喜交々を細やかに表現するビターな翳りを同時に感じる歌声、南アパラチアの伝統フォーク、Fairport Conventionなどの60's、70'sのブリティッシュフォークやフラワームーブメント期の牧歌的なサイケデリックフォークなどの影響を自然に混ぜ合わせたアコースティックサウンドを聴かせてくれます。

今回は、さらに関西から2組のアクトを迎えます。

神戸拠点、10代の頃より宅録作品を発表し注目を集め、近年は人類学者としても活躍する生井達也によるベッドルームポップソロユニット"Apartment"。The Kinks、The Zombiesなどの60'sロック〜Of Montreal、Pavementなどの90’s Lo-fiポップをこよなく愛するポップ偏執狂が生み出すのは、割れた音像の中から湯気のように止めどなく立ち上がる儚く美しいメロディが詰まった万華鏡ポップス。その愛らしい音に耳を傾けると、60's popのバンド演奏を廃墟に立ち上がるホログラム映像で眺めているかのようなノスタルジアが溢れ、口が張り裂けそうな笑顔を浮かべながら悲しい悲鳴をあげているような切なさを覚えます。

大阪を拠点に活動するSSW”伯川 修平”。藍色の色気漂う呟くような歌い口、乾いた芯を持ちながら地下室の湿気を纏ったアコースティックギター、無骨なブルースの生々しいフィール、危なげな緊張感のある気配の中に時折現れる甘美なメロディ…三沢洋紀(LABCRY)や加納良英(and young…)などの関西アンダーグラウンドシンガーの系譜や、John Fahey、Jim o'rourke、The Red Krayolaなどのアメリカーナと音響実験のミッシングリンク的なサウンドを追求する音楽家たちを想起させます。 

松本からは、松本在住のアイルランド人音楽家Anthony Ennisを中心とした多国籍インディロックバンド"tonton"が出演。レイジーなフィールを纏いつつ、美しいフレーズのタペストリーと弛緩したサイケデリアの万華鏡サウンドは、Pavement、Animal Collective、Modest Mouseなどのインディサウンドを彷彿とさせます。

カントリー、フォークファンからはサイケデリックロック、インディロックのファンにまでおすすめのどこかヴィンテージな香りが漂う5組でお届けします!お待ちしています。

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2025年9月14日(日) Give me little more.
The Secret Beach / Kacy Lee Anderson Japan Tour 2025 松本
▽LIVE:The Secret Beach(カナダ)/ Kacy Lee Anderson(カナダ)/ Apartment(神戸) / 伯川修平(大阪) / tonton
▽料金:(前)¥2,500 / (当日)¥3,000  (ドリンク代別)
▽時間:(open)18:00 /(start)18:30

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The Secret Beach

The Secret Beach

Apartment

伯川修平

Tonton


2025-08-08

2025年9月11日(木)トークイベント 生井達也(文化人類学者) × 宮原翔太郎(喫茶ミラクル、令和建設)「場を続けるということ: 理念とリアルのあいだで折り合いをつける」

                    

宮原翔太郎

生井達也

ライブハウスシーンをフィールドに研究する人類学者の生井達也によるトークイベント第二弾!
今回は、鳥取でスペース「喫茶ミラクル」を運営しながら、オルタナティブな建築のあり方を探る"宮原翔太郎"を
ゲストに招き、「場を続けるということ」をテーマにトークを展開!

ライブハウスで繰り広げられる人々の営みを人類学的観点から考察した『ライブハウスの人類学』の著者として知られ、近年は松本のインディペンデント・カルチャーをフィールドに研究を行う文化人類学者/ミュージシャンの"生井達也"(aka Apartment)によるトークイベント第二弾を開催!今回は、「場を続けるということ: 理念とリアルのあいだで折り合いをつける」と題して、オルタナティブな建築の在り方を探りながら、鳥取でカフェとゲストハウスを運営する"宮原翔太郎"をゲストを迎え入れます。

全国各地で毎晩パーティーをしながら、施主やその土地の人たちを巻き込みながら共同作業を通じて空き家を改修し、建物と同時にコミュニティが立ち上がっていく「パーリー建築」(団体というより手法)の第一人者として知られ、現在は、鳥取県鳥取市気高町浜村で「令和建設」としてベテラン大工とタッグを組みながらより土地に根ざした建築とコミュニティの関係性を追求する"宮原翔太郎"。建設業の傍ら浜村の重要なコミュニティスペースとなっている「喫茶ミラクル」を運営する彼に生井が、「運営の理念と実際の折り合いの付け方」「地域、行政との付き合い方」「お金の動き」「場にかかわる人の動き」「自分と場の関係」など、コンセプト面からだけでは見えてこない「場を続けること」の実態をインタビューしていきます。

文化人類学、文化社会学に関心がある方はもちろん、オルタナティブな建築、建設、地域コミュニティや場所の運営に興味がある方はぜひお越しください!

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2025年9月11日(木) Give me little more.
トークイベント 生井達也(文化人類学者) × 宮原翔太郎(喫茶ミラクル、令和建設)「場を続けるということ」
▽料金:¥1,000 (ドリンク代別)
▽時間:open 19:00 / start 19:30

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生井達也
2003年からapartment名義で宅録を中心とした音楽活動を開始。ケヴィン・バーンズ(of montreal)、トクマルシューゴをはじめとする同時代のミュージシャンから称賛を集める。2012年からはライブハウスやインディペンデントカルチャーの研究者としても活動を始め、フィールドワークとライブを同時に遂行してきた。松本には2020年から、鳥取には2023年から参与しオルタナティヴな文化実践について思考している。主な著書に『ライブハウスの人類学』(晃洋書房2022)、「ライブハウス店長の生活史」(南田勝也編『ライブミュージックの社会学』青弓社 2025)などがある。

宮原翔太郎
1990年東京生まれ香港育ち。学生時代に文化人類学、空間デザインを学ぶ。パーリー建築研究の第一人者として全国を放浪した後鳥取に定住。鳥取県で最も公共性の高いスペース「喫茶ミラクル」を運営しながら建設業を営む。より理想の建築に近づくために2019年令和建設を旗揚げする。曇天野外などのイベントも企画。

2025年9月9日(火) 『Tot Onyx Live in Matsumoto」 ▽LIVE:Tot Onyx / 13un ▽DJ:冬虫夏草 / 他

                      

Tot Onyx

Group Aのメンバーとして知られるベルリン拠点のサウンドアーティスト"Tot Onyx"が登場!
金属の物体を用いたノイズの洪水と、革新的な身体パフォーマンスによるライブセット!

東京出身、ベルリンを拠点に活動するサウンドアーティスト/パフォーマー、Tommi Tokyoによるソロプロジェクト"Tot Onyx"が登場!Tommiは2012年にSayaka Botanicとともに実験的デュオ"Group A"を結成し、身体表現、ライブペインティング、ノイズ、詩などを融合したパフォーマンスで国際的に注目を集めました。デュオでの経験を経て、Tot Onyx名義でのソロ活動を本格的に開始。スウェーデンのレーベルiDEAL Recordingsよりデビューアルバム『Senno I』、ブリュッセルのAntibodyレーベルからセカンドアルバム『Satire of Desire』をリリース。グラフィックデザインや写真のバックグラウンドを持ち、舞踏や視覚芸術とのコラボレーションも多数手がけるTommiの作品は、常に表現の境界を押し広げています。その音楽性は、偶発性に満ちたリズム、金属的なノイズ、過激に加工された人声を用いたサウンドコラージュによる獰猛で混沌とした実験音楽を展開。未知の液体が排気口から垂れ流されるようなsci-fiなドローン、通奏低音のように鳴り響くモーター音、四方から聴こえてくる亡霊のうめき声のような声片、通信障害のランダムノイズ、儀式的な金属ビート、エイリアンの息吹のように空間を這いずり回る不気味な微音の軌跡…トラウマ的な悪夢と、薄暗く反転した幻想に引きずり込まれるような音世界は、形式主義的な美を拒んだ解体主義の知性と、感覚へと直接訴えかける身体性を同時に持ち合わせます。ライブでは、金属の物体と多数のエフェクトなどを用いた有機的なノイズの洪水と、スリリングな身体表現を用いたパフォーマンスを展開!Group Aで培った実験精神を継承しつつ、より内省的に洞窟へと潜っていくような表現へと昇華させているTot Onyxをお見逃しなく!

ライブ共演は、コントラバス奏者・中川文太によるエクスペリメンタルソロプロジェクト"13un"。グラニュラーペダルを用いたシネマティックなコントラバス演奏と、ローファイサンプラーによるヒップホップへの憧憬が滲み出た変拍子ビートが交差した泥沼音響世界を創出!

共演DJは、松本日之出町のレコードショップMARKING RECORDS店主"riko"と、DJ/ジンスタ/シンセポップライブなど幅広いアウトプットで活躍する”nu”によるDJユニット”冬虫夏草”。ニューウェイブ、レフトフィールド、ハウス、アンビエント、インディ、ヴィジュアル系などのジャンル超越的なセレクトをゴシック、ダークな世界観で纏め上げるミックスが楽しみです。

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2025年9月9日(火)  Give me little more 
Tot Onyx Live in Matsumoto
▽LIVE:Tot Onyx / 13un
▽DJ:冬虫夏草 / 他 
▽料金:¥2,000(ドリンク別)
▽時間:(open & start)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Tot Onyx

2025年9月7日(日)「ムスキ・アルバボ・リー Live in Matsumoto」 ▽LIVE:ムスキ・アルバボ・リー(東京) / The End / 鉄菌 / zAnsA

                   


独自の謎言語と七色の声色を操りながら
摩訶不思議なアヴァンポップを鳴らす"ムスキ・アルバボ・リー"が登場!

奄美諸島沖永良部島出身、現在は東京を拠点に活動、デビューアルバムには三上寛がコメントを寄せるなどアンダーグラウンドシーンの音楽家たちから熱狂的な支持を得るアヴァンフォークシンガー"ムスキ・アルバボ・リー"が登場!Dr.石塚俊明(頭脳警察)、Dr.吉田達也(Ruins)とのコラボレーションや、数回におよぶアメリカツアーを行うなど独自路線の活動を行う彼。鳥や獣の叫び、赤子の喃語、病床のうめき声、キッチンの鼻歌、老人の怒りなどをイメージさせる高音から低音までを自在に行き来する七色の声色と、意味を逸脱した何語でもない謎言語の歌唱により立ち上げる声の宇宙、アヴァンジャズ、あるいはHalf Japaneseなどを想起させる不協和なノイズポップの混沌〜トラッドなブルース、ブギ、カントリーフォーク〜さらには奄美民謡やロシア民謡、架空の路上音楽までが交差した土臭くも摩訶不思議なとらえどころのなさに満ちた音世界...独自の内的感覚や原始的な音楽の在り方を徹底的に追求した末に生まれたあまりにも異形で、シリアスな眼差しのユーモアに満ちた彼の音楽。トラベルギターでの演奏と歌というシンプルな形式での演奏ながら、一度、目撃した人は彼の世界が脳裏から離れなくなること間違いなし!!

共演はこの3組!

時代の流れを遠くの方で俯瞰しながら、風刺の効いたブラックユーモアたっぷりにまだ知らない感情に次々と名前をつけていくような(そして恐ろしくグッドメロディな)名曲の数々をひっそりと生み出してきた知る人ぞ知る長野市在住至宝フォークシンガー”The End”

が久しぶりに登場!彼の楽曲は友部正人、ギターパンダなどにもカバーされるなど、実態は謎めいたままながら、楽曲を通じて全国の音楽ファンに愛されています。

鉄琴とシンセによる異色パンクデュオ"鉄菌"。30代になり突如音楽を始めることになった横澤氏による長年溜め込んできた街づくりや社会の経済システムに対する鋭い怒りを解き放つボーカル、あえて響かせないことにパンク精神が宿る鉄琴、トラックメイクを担当するムカミによる電気グルーヴやボディミュージックを想起させる前のめりなトラックが交差!ナゴムレコード的なアングラ感に溢れつつも、確実に真っ直ぐな視線が魅力の新生デュオをお楽しみに!

長野発、Inco.、DISCO HELLなどのバンドを経てきたYDGW氏によるソロプロジェクト"zAnsA"(残渣)。禍々しいダークなベースラインのシーケンスが躍動するDAF、Front 242に連なるボディミュージックを基調にしつつ、呪術的なねっとりとした空気のメロディ、奇妙奇天烈でありながらも芯のある美を同時に漂わせたダンスパフォーマンスで立ち上げる、ユーモア/シリアスが表裏一体のダークウェイブサウンドをお楽しみに!

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2025年9月7日(日) Give me little more.
「ムスキ・アルバボ・リー Live in Matsumoto」
▽LIVE:ムスキ・アルバボ・リー(東京) / The End / 鉄菌 / zAnsA
▽料金:(前)¥2,000 / (当日)¥2,500  (ドリンク代別)
▽時間:(open)18:30 /(start)19:00

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ムスキ・アルバボ・リー

The End

2025年9月6日(土)THE DUSTY DAISIES presents 「FACTOTUM」 ▽LIVE:THE DUSTY DAISIES / The Prefab Hearts / THE CHEATSTEALS / ザ・ブルテリアンズ

                  


関西発、メンバーの一人が長野県に拠点をおく若手ガレージロックバンド"THE DUSTY DAISIES"が
ロックンロール、ガレージ、パンクなフィールの自主企画イベントを開催!

「愚痴ってばっかいねえで愛で塗りつぶすパンクス」を掲げ、関西を拠点に活動する若手ガレージロックバンド"THE DUSTY DAISIES"が、メンバーの一人が居住する長野県でローカルのパンクスたちを迎えて自主企画『FACTOTUM』 を開催!

"THE DUSTY DAISIES"は、2024年ごろから関西を拠点に精力的に活動を行う気鋭のスリーピースガレージロックバンド。ルースターズや初期ミッシェルガンエレファントを想起させる直球のガレージ、パブロック、パンクサウンドに、ロックンロールのロマンを宿したリリックをしゃがれ声で投げつける姿が胸を打ちます!

今回は、同じく関西から爽快なパワーポップを鳴らすスリーピースバンド"The Prefab Hearts"が登場!The Buzzcocksや、The Undertonesなどを想起させる青春の煌めきが漂うメロディックなパンクサウンドを、シンガロングしながら爽快に鳴らす焦燥のライブパフォーマンスをお楽しみに!

長野県内からは、この2組が登場!

クレイジージョー率いるロマンチック・ブルース・ロックバンド"ザ・ブルテリアンズ"。キングブラザーズ、ギターウルフ、イギーポップなどを彷彿とさせるザラザラな手触りのファズサウンドを撒き散らしながら鳴らすダーティーなブルースロック!哀愁漂うメロディと、捨て身に暴れ叫ぶステージングに痺れます!

長野市で新たに結成されたパワーポップバンド"THE CHEATSTEALS"。ギターポップバンドVillagemensや、ダンサブルパンクバンドDISCO HELL、ガレージロックバンド八丁堀★パイレーツのメンバーにより2025年より始動。オンライン上にはまだ曲の断片しかアップロードされていないベールに包まれたバンドでありながら、70'sパンクのピュアネス漂うビート感と、随所に感じるメロディックなフックに期待が高まります!

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2025年9月6日(土) Give me little more.
THE DUSTY DAISIES presents 「FACTOTUM
▽LIVE:THE DUSTY DAISIES / The Prefab Hearts / THE CHEATSTEALS / ザ・ブルテリアンズ
▽料金:(前)¥1,500 / (当日)¥2,000  (ドリンク代別)
▽時間:(open)18:00 /(start)18:30

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THE DUSTY DAISIES 

The Prefab Hearts

ザ・ブルテリアンズ

2025年8月31日(日) 「二兆円 ワンマンライブ -Give me little more one-man live series #4-」 ▽LIVE:二兆円

                 


松本発、アンビエントやダブのフィールを漂わせたアブストラクトな感性をもった
オルタナティブロックバンド"二兆円"によるワンマンライブ!

2025年の3月に始動した新企画!松本ローカルシーンで活躍する音楽家たちに焦点を当てたワンマンライブ企画を(ほぼ)毎月連続で開催していきます。第4弾目は、松本シーン発の注目のスリーピースバンド"二兆円"が出演!

弛緩と緊張を往来するアンサンブルと精緻なアンビエンスノイズ感覚で紡ぐ、黒光りした妖しさの漂うスロウコアサウンド〜鋭い眼光でかき鳴らす焦燥のオルタナ〜ダブ音響のフィール〜自在なインプロ感覚までが混在したサウンドが痺れます!ナンバーガールのアヴァンギャルドの瀬戸際で鳴るポップ、betcover!!の知性漂うセクシーさ、あるいはサウスロンドンポストパンクシーンにも繋がりそうな野心的な実験精神をもちながら、そのどれでもないような不思議な温度感のバンド。今回は、サポートメンバーなども迎え入れた豪華セットでの演奏を行うとのこと!
お楽しみに!

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2025年8月31日(日) Give me little more.
「二兆円 ワンマンライブ -Give me little more one-man live series #4-
▽LIVE:二兆円
▽料金:(前)¥2,000 / (当日)¥2,500  (ドリンク代別)
▽時間:(open)19:00 /(start)19:30

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二兆円




2025年8月30日(土) Give me little more. 『session organized by seldom』 ▽演奏の参加自由 

    

 

インプロヴィゼーションイベント"seldom"がオーガナイズする余白たっぷりのフリーセッション会!

ギタリスト”柳沢耕吉”の開催するインプロヴィゼーションライブイベント”seldom”とコラボレーションしてお届けするフリーセッションイベント「session organized by seldom」の第10回を開催します!

seldomは、これまではある程度「即興演奏」に慣れ親しんだ、もしくは即興性のある演奏をするアクトが出演してきましたが、今回のセッション会は普段はポップミュージックやロックミュージック、マシンライブなどをしている人たちにも気軽に参加してもらおうという趣旨で行います。

開催時間中、ライブスペースにてその場に集った人たちで音を出します。音楽性がバラバラな人たちがお互いの共通言語を探りながら音を出してみると、一体、何が起こるのか?そんな状況自体を楽しみましょう!「ライブイベント」ではなく、音を鳴らせる「広場」くらいの感じで足を運んでもらえたらと思います。初回は、一切の決め事やルールは無しで、音を出すというある意味ハードルの高い状況で行ってみました。今回は、前回に引き続き、「小さい音の時間」「指揮の時間」「電子音とアプリの時間」などと題し、時間ごとにちょっとした決まり事を設定して、その中で演奏をしていくというスタイルを実験してみます。(お題は開催回によって異なります)seldomの「フリージャズ、実験音楽、アヴァンギャルドなどのカテゴライズへは向かわず、そこで起こっていることが何なのか?を味わう余白たっぷりの"曖昧な感覚"を呼び起こす現場」というコンセプトに基づきつつ、気張らずに音を出しましょう!

できれば自分の楽器を持ってきてもらるといいですが、ある程度会場にも用意しておきます。電子楽器なども対応可能です。声だけの参加も大丈夫です。セッションは苦手だなという方にこそ来ていただければと思っています。もちろん様子を観に覗きに来るだけでも大丈夫です。エントランスフリーです。お気軽にどうぞ!

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2025年8月30日(土) Give me little more.
『session organized by seldom』
▽演奏の参加自由 
▽料金:エントランスフリー +1Dオーダー
▽時間:19:00 - 24:00 ※終了時間は目安です。

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2025-08-05

2025年8月24日(日)『DOPEなHOPE #20』 ▽Live:牧田和万 / monstera / 山中奨和 / キママナスパイダース / Do You Feel It / 幸ヅ。 / nekodama tomo / キラ・コモン / Lingua Franca / Mud Nuts Africa / The strawberry blue / とうろう

  



恒例ニューカマーライブイベント!

これまでにも数々のニューカマーが登場してきた恒例企画『DOPEなHOPE』第20回目を開催!今回は、若手を中心とした総勢12組が出演する豪華内容!

■DOPEなHOPEとは
ライブをするのが初めてのバンド、もしくは初めて試す編成、新しいプロジェクト、新しいアプローチ限定でのライブイベントです。これを機に誰かを誘ってバンドを組むもよし、一緒に演奏してみたい人とコラボしてみるもよし、家でこっそりつくっていた曲を外に持ち出して歌ってみるもよし、新しい楽器に持ち替えてみるもよし。音楽に限らずパフォーマンスをする人も。曲数が少なくても、むしろ1曲からでも大丈夫。音楽経験の有無も、上手い下手はもちろん不問。とにかく試してみたいことをやってみる場になればいいな、と。

このイベントから登場してレギュラーなライブ/パフォーマンス活動を行う人も多数。グッドミュージック誕生の瞬間に立ち会えるこの現場、お客さんとして参加しても楽しめるはず!


■タイムテーブル

17:00 OPEN
17:35-17:50 牧田和万
18:00-18:20 monstera
18:30-18:45 山中奨和
18:55-19:20 キママナスパイダース
19:30-19:40 Do You Feel It
19:50-20:10 幸ヅ。
20:20-20:45 nekodama tomo
20:55-21:10 キラ・コモン
21:20-21:40 Lingua Franca
21:50-22:15 Mud Nuts Africa
22:25-22:50 The strawberry blue
23:00-23:25とうろう

※イベントの性質上、タイムテーブルは大幅に乱れることがあります。
時刻は参考程度にご覧ください。

出演者紹介

牧田和万
アナログシンセとDAWを使用したエレクトロニカセット。

monstera
信州大学ビートルズ研Q会発SSW。リバーブの効いたエレキギターでのギターポップテイストな弾き語りセット。

山中奨和
辰野町在住。ブルースやクラシックロックに影響を受けたギターインストを演奏。

キママナスパイダース
前川エクスプロージョンやwaniの元メンバーらによって結成された気ままにスキップ、スリーピースパンクバンド。

Do You Feel It
信州大学ビートルズ研究会発のガレージロックバンド。

幸ヅ。 
全員長野県出身者による東京を拠点としたスリーピースサイケバンド。

nekodama tomo 
残響系やhyperpopなど現代邦楽にルーツを持つ宅録を中心とするソロプロジェクト。今回はギター、ベース、ドラムのサポートを招いたバンド形態で演奏。

キラ・コモン 
取り留めない思考をそのまま切り取ったラップをアウトプット。

Lingua Franca 
キーボード、ベース、ギターボーカルによるメンバー全員が曲を持ち寄るスタイルのスリーピースバンド。スローテンポのポップスを披露。

Mud Nuts Africa 
信大軽音界隈で存在感を放ち続けてきた「レッチリのコピバン」の4人組が、オリジナル曲でのセットで登場。ミクスチャ・ロックを基調に、不気味な中に真っ直ぐさをもつリリック、信大屈指のリズムタッグのグルーブ、多様なジャンルを横断する変幻自在な楽曲たちをアウトプット。

The strawberry blue 
SSWとして活動するヨシハラシオリ、吉日、Breakman Houseのメンバーらによって結成されたネオサイケポップバンド。

とうろう
下諏訪の古着屋ヤミヤ周辺に集うメンバーらによる、ギター、ドラム、変速チューニングの6弦ベースを使ったインストバンド。

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2025年8月24日(日) Give me little more.
『DOPEなHOPE #20』
▽Live:牧田和万 / monstera / 山中奨和 / キママナスパイダース / Do You Feel It / 幸ヅ。 / nekodama tomo / キラ・コモン / Lingua Franca / Mud Nuts Africa / The strawberry blue / とうろう
▽料金:¥1,500 /(学生)¥1,000 + 1 drink order
▽時間:(開場)17:00 / (開演)17:30

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2025-08-02

2025年8月23日(土) 「電氣美術研究會 × Give me little more. vol.2」 ▽LIVE:Akira Noumi (バスクのスポーツ,Σ°))))∈) / JUN(80KIDZ,P4L MODULAR) / 13un / Sho Sugita(電氣美術研究會)

                


松本拠点のモジュラーシンセオンラインショップ電氣美術研究會とギブミーのコラボ企画第二弾!
バスクのスポーツのシンセサイザー奏者として知られるAkira Noumi、
80KIDZ / P4L ModularのJUNをゲストに迎えます!
モジュラーシンセや電子楽器を「真の楽器」として拡張する表現を堪能できる一夜!

松本を拠点に国内外から注目を集めるモジュラーシンセのネットショップ「電氣美術研究會」がGive me little moreとのコラボライブイベント第2弾を開催!60年代の実験音楽やエレクトロアコースティック音楽にルーツをもつモジュラーシンセ。鍵盤に制約されない電子楽器の特性を生かした西海岸のBuchlaとSubotnick、既存の音楽の「ホットロッド化」に注目した東海岸のMoogとBorden。半世紀以上たった今、両岸の観念が遠く離れた日本で入り混じりながら、再認識される時が到来!その思想と技術を、現代において単なるコレクターズ・アイテムではなく「真の楽器」として奏でながら新しい表現を追求する音楽家たちが、Give me little more.に集結!モジュラーシンセに限らず、様々な楽器に対し、演奏の再構築を意識した音楽をお届けします。

ゲスト1組目は、Thundercatもお気に入りと評したインストゥルメンタルバンド「バスクのスポーツ」や、SSWヨダマリエとのエレクトロポップユニット「Σ°))))∈」のエレクトロクス奏者、そして映画やCM音楽も手がけるマルチな活動を行う電子音楽家"Akira Noumi"が登場!ソロでは2000'sフォークトロニカを思わせるサウンドと、ブレス・コントローラーなどを用いて肉体的な臨場感を体現した音を浴びさせるパフォーマンスは必見!

ゲスト2組目は80KIDZのメンバーとしても知られ、現在はモジュラーシンセ・コレクティブ「Patching for Life」や、自身のブランド「P4L MODULAR」を主宰する"JUN"が登場!近年は、西海岸的シンセシスやマルチチャンネルでのライブ構成、生楽器と電子楽器のハイブリッド表現など、豊富なミュージカルパレットの更なる拡張を試みた表現を追求!

共演には、松本から2組が参加。

コントラバス奏者・中川文太によるエクスペリメンタルソロプロジェクト"13un"。グラニュラーペダルを用いたシネマティックなコントラバス演奏と、ローファイサンプラーによるヒップホップへの憧憬が滲み出た変拍子ビートが交差した泥沼音響世界を創出!

そして企画者である"Sho Sugita"。改造楽器やMax/MSPによる表現からキャリアをスタートし、現在は「電氣美術研究會」としてモジュラー関連パーツの販売やデモ演奏を展開。文芸と音楽の境をさまよいながら、自身の実験詩や大正期前衛詩の翻訳を英語圏で出版、Best Translated Book Awardにノミネートされたことも。

歴史と未来が交差するような、音と身体、技術と感情の再構築。モジュラーシンセや実験音楽に関心のある方はもちろん、表現の可能性を問い直すようなアクチュアルな音楽体験を求めるすべての人へ!お待ちしています。

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2025年8月23日(土) Give me little more.
「電氣美術研究會 × Give me little more. vol.2」
▽LIVE:Akira Noumi (バスクのスポーツ,Σ°))))∈) / JUN(80KIDZ,P4L MODULAR) / 13un / Sho Sugita(電氣美術研究會
▽料金:(前)¥2,500 / (当日)¥3,000  (ドリンク代別)
▽時間:(open)19:00 /(start)19:30

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Akira Noumi

JUN