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2020-01-25

2020年1月25日(土)「佐藤幸雄たち / エーツー2コ Live in Matsumoto」

佐藤 幸雄たち

エーツー2コ


すきすきスウィッチの中心人物として知られる
人懐っこいメロディと乾いたユーモアと記号的なリリックの
鬼才シンガー"佐藤幸雄"がデュオ編成でギブミーに登場!!

80年代初期、パンク、ニューウェイブの時代に「みんなのうた」のような人懐っこいメロディと、ミニマルな言葉の言い回しで、カーネーション、たまを筆頭とした数々のバンドに影響を与えた伝説的ポップバンド"すきすきスウィッチ"の"佐藤 幸雄”がドラマー"POP鈴木"とのユニット編成でギブミーに登場!

まずは佐藤氏のこれまでの歩みを簡単にご紹介。1979年より"すきすきスウィッチ"名義で活動を開始。「場所」との関係性をもとにメンバーも、編成も変化していくという不定形なスタイルで、常に何かを欠きながら(ベースがいなかったり、ドラムがいなかったり、活動当初はテクノポップスタイルだったという)その不足による「隙間」を最大限に楽しむような即興性も交えたライブパフォーマンスを展開。1983年にはテレグラフレコードからジャパニーズニューウェイブのカルト的名盤・5枚組のソノシート音源「忘れてもいいよ」をリリース。その後もバンド「絶望の友」として活動、割礼「ゆれつづける」に代表される音楽プロデュースなども行いながらも、90年代の初めに突如、音楽シーンから姿を消してしまい、長い隠遁生活に入ります。音源の入手困難さと、他のバンドに与えた影響度の高さゆえ、沈黙期間中も「知るひとぞ知る東京の最重要バンドのひとつ」として伝説化していく中、20年近い沈黙を破って2011年に高円寺円盤にて「公開練習」として人前での演奏を再開。復活以後はコンスタントに活動を続け、50代にして次々と溢れ出る新しい歌の数々をたずさえ、精力的に日本各地で歌い続けています。耳馴染みのいいメロディと言葉でスッと懐に飛び込んで来ながらも、フォークやニューミュージックに漂うウェットな叙情性とは明らかに異なるどこか乾いた質感をもつ彼の歌。世界の混沌と対峙しながら、無限に湧き出るクエスチョンマークと堂々巡りの会話しているような真摯なユーモア、風景描写に頼らない簡素な言葉の連続は記号的でさえあり、聴くものの想像力をどこまでも刺激します。今回は、前野健太 、さかな、カーネーション、スカートなど数々のバンドのドラマーとして活躍してきたPOP鈴木とのデュオ編成「佐藤幸雄たち」として演奏。時に脱臼したリズムや、とぼけたコーラスも交えながら拡張される佐藤幸雄の世界をじっくりと味わっていただけます!たま、ムーンライダース、初期の前野健太、豊田道倫、山本精一ソロなどのニューウェイブ/アヴァンギャルド/オルタナティブの交差点上で鳴るような日本語フォークのファン、DEVO、The Modern Loversなどのストレンジなパンク・ニューウェイブファンはもちろん、日本語でロックミュージック、ポップ・ミュージックをやること、聴くことに関心がある人すべてにおすすめしたいです!

今回もう1組のゲストとして、北関東のアカペラカルトシンガー”エーツー2コ”も登場!彼女は、90年代の茨城のある中学校の美術室前の廊下で結成されて以来、二人だけにしかわからないジョークの世界を無限大に拡張していくような強烈なパフォーマンスでカルト的な人気を誇るアイドルユニット”エーツー”の片割れ。現在はソロ活動を中心に活動。「チャゲとアスカの間にはライトでレフトな夢がある」「アシモの中から老婆が出て来た 彼女は刺身醤油のキャンペーンガール」など、謎の強度で全てがパンチラインとしか言わざるをえない、オーディエンスの頭の処理速度を振り切って、豪快に駆け抜けていくリリックの数々。アカペラで歌われることで、くっきりと際立つ、歌謡曲マナーのとびっきりキャッチーなメロディ。劣等感を自虐でぶっ飛ばし、居心地の悪そうなシュチュエーションをブラックユーモアで響かせる世界観。それでいて、悲壮感ゼロで、とにかく爽快!碧衣スイミング、おにんこなどのパンクに切れ味抜群なユーモアが好きな人は、必ず掴まれるはず!

共演は、この2組。

1組目は、最近では折坂悠太やイ・ランとも共演を果たした山梨の鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。

2組目は、くぐもった奇妙なエコーサウンドと、ツインボーカルのどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれたドリームフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。今回はノスタルジックな歌心とコントラストをなす宅録スタイルのエレクトロセットで登場。

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2020年1月25日(土) Give me little more. 

「佐藤幸雄たち / エーツー2コ Live in Matsumoto
▽LIVE : 佐藤幸雄たち(東京) / エーツー2コ(東京)/ 鳩山浩二 / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 /(当) ¥2,500 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場)18:30 / (開演) 19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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佐藤 幸雄たち[佐藤幸雄+POP鈴木]
●佐藤 幸雄
1959年生まれ
70年代末より人前での演奏を始める。「すきすきスウィッチ」「PUNGO」「くじら」のオリジナルメンバー。80年代、テレグラフレコードより「すきすきスウィッチ/忘れてもいいよ」上梓。個人名でのギターと歌。音楽プロデュース作品も幾つか。90年代初め「絶望の友」での活動を中断後、長い隠遁。
2011年3月11日以降、人間関係と生活を立て直すうち、高円寺円盤での「公開練習」を経て「歌と演奏など」が再開。
一時的に「すきすきスウィッチ」を始動させ停止させた以降は、「佐藤幸雄」ひとりで、あるいは「佐藤幸雄とわたしたち」とか「佐藤幸雄とわたくしたち」とか「佐藤幸雄たち」などを率いて活動中。
2019年にはCD「佐藤幸雄とわたしたち/わたしたち²(ワタシタチノジジョウ)」をアルケミーレコードより、「佐藤幸雄/ライブ・アト・ニヒル牛(通常盤)」をテレグラフレコード」より上梓。
今回はPOP鈴木(Ds)との二人の「佐藤幸雄たち」で出演いたします

●POP鈴木
ドラマー。1990年『絶望の友』で佐藤幸雄に師事。92年同バンド活動休止後は、さかな、KBG、メロンマンなど。さかな脱退後は前野健太、スカート、カーネーションのサポートなど。2011年に佐藤幸雄が復活すると活動を共にし、現在に至る。

エーツー2コ


歌って踊ってお菓子も配れるハイパーアイドルユニットの片割れ。
1995年5月7日、中学校の美術室でエーツー結成。以降、部活の時間をほぼエーツーに費やす。
2000年、石川浩司氏プロデュースのニヒル牛開店。カセットテープを納品。
この頃から都内を中心にライブハウスに出演し始める。
ここ10年くらいは相方リーベの仕事や育児の都合でソロ活動となる。
近年はソロライブ以外に、土や草花でケーキっぽいものを作る「野ゲーキ」、まんがや文章、ダンサー、手芸などを、「頼まれたらだいたいやる」というスタンス。趣味はチャゲアスカラオケです。

鳩山 浩二

TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。

これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2020-01-18

2020年1月18日(土)「おしゃべりアート1stアルバム発売記念企画「Techno Odyssey」」 GUEST: Phew


おしゃべりアート

PHEW

V.O.C


テクノポップ宇宙人"おしゃべりアート"による豪華ゲスト参加のレコ発ライブ。
声とアナログシンセによるモノクロームの世界、シンガー/電子音楽家のPhewが登場!


どこか遠い星から地球へ、そして松本へと流れついたテクノポップ宇宙人”おしゃべりアート”。彼女が遂に1st album「Techno Odyssey」を発売、リリースライブを敢行します!ゲストは、なんと70年代終わりより一貫したアンチロマンの姿勢でパンク~電子音楽までを行き来し、活動するシンガー/電子音楽家の”Phew”。

Phew”は、1979年にパンクバンド”Aunt Sally”のボーカリストとして活動をスタートして以来、坂本龍一、コニープランク、CANのメンバー、ノイバウテンのメンバー、山本精一など世界中のミュージシャンとコラボレーションを行ってきたシンガー。2013年以降は、声と、アナログシンセサイザーと、リズムボックスによる電子音楽/音響音楽のソロ活動を開始。異なったアプローチの傑作ソロアルバム3枚、レインコーツのアナ・ダ・シルヴァとのコラボレーションなど、今、現在も自身の最新形を更新し続ける存在として、世代も文脈も超えた様々な人々を魅了しています。アナログシンセが生み出す混沌とした磁界の中に身を投げ、機械の暴走と時に対話し、格闘し、翻弄されつつ、制御し、息吹を吹き込む、半即興的で可変的な電子音楽でありながら身体の躍動に満ちたパフォーマンス。モノクロームの世界の中で、意味や物語性を脱ぎ捨て、ただ断片的な言葉だけを伴って空間を漂う歌声。仄暗い情念がこもっているようでありながら、冷静なまなざしで熱狂から遠ざかり、絶望を嘆いているかのようで、静かな祈りを捧げるようでもある、Phewの身体と悲惨な時代との摩擦がうねりとなって吹き出たような「現象」的な音世界、ぜひ体験していただきたいです。

この日は、長野市から池田一郎氏によるソロユニット”V.O.C”=Vaper On Curry(カレーの湯気)も出演。2000年代の長野インディシーンを支えたスラッシュ・パンクバンド”synchro9”、ポストロック/ポストジャズバンド”暮シノ手錠”などで活動、ソロでは長野の裏番的トラックメーカーとしてチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドまでを鳴らし、「犀南のJay Dee」なる異名も。最近のセットでは、茶目っ気とこっそりとした野心が滲んだローファイビートの上で、中年男性の不安と焦燥を素っ気なく呟くようにラップする絶妙な温度感のヒップホップを展開。長年煮込んで気付いたら仕上がっていたといわんばかりのクミン・ウェーブ・サウンド、ここ数回のギブミーのライブでも毎度、拍手喝采の嵐!

そして、今回のレコ発ライブの主役”おしゃべりアート”。カラフルでトロピカルな手作り感溢れる変装に身を包み、80’sテクノポップへの憧憬がこじれたキッチュな電子音が踊るニューウェイブディスコビートと、シニカルなロマンと、夢想と、突然の地球生活のリアルが交差するリリックがジワジワと痺れます!「Techno Odyssey」リリース直後でノッている彼女のライブも、いわずもがなお楽しみに!

DJは、世界中に散らばる局所的なインディシーンの熱にまなざしを向ける日の出町のレコードショップ”Marking Records"の店主”riko”。この日は、ポストパンク/ニューウェイブへの愛が自由に暴発する選曲が聞けるのでは!?

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2020年1月18日(土) Give me little more. 
おしゃべりアート1stアルバム発売記念企画「Techno Odyssey」」
▽LIVE :おしゃべりアート / Phew(東京)/ Vapor On Curry
DJ :riko
▽料金:(前)¥3,300 /(当) ¥3,800 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場
)19:00 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Phew


1978年にパンクバンドAunt Sallyで活動をスタート。バンド解散後はソロとして、国内外の数々のミュージシャンとコラボレーションを行なう。現在は、2013年からはじめた電子音楽のソロユニットとパンクバンドMOSTを中心に活動している。
2018年2月に声のみで制作されたアルバム「Voice Hardcore」をリリース、9月にはThe Raincoatsのアナ・ダ・シルバとのコラボレーション・アルバム「Island」が発売された。
現在、ソロアルバムを制作中。

V.O.C

90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始め、並行してスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ロック、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などでも主にベースプレイヤーとして活動し、ソロ転向後は長野の裏番的トラック・メーカーとして、チープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドで暗躍する「犀南のJay Dee」と呼ばれるローファイ・トラック・メーカーのVapor On Curry(カレーの湯気)。自身によるレーベルTHOUSAND TUNEも運営。また、長野のネオンホール月報での定期コラムや、松本のイベントnami to kamiでのコラムを不定期で執筆。aotoaoレーベルからリリースされた『casiotone compilation vol.3』においてヒットを飛ばし、2018年末には、これまでのリリース作品を独自にまとめたベスト盤ともいえる『Acceptance』をリリースした。

おしゃべりアート
テクノポップ宇宙人。2016年地球(主に長野県)で音楽活動開始。カラフルな衣装に身を包み、覆面姿で歌い踊る姿は初ステージから変わっていない。                                     
作詞・作曲・録音・ミックスまで本人の手による1stミニアルバム「Techno Odyssey」を2019年11月リリース。                                        
80Sテクノファンからキッズまであらゆる世代を躍らせるテクノサウンドがあなたの脳天を直撃!!




2020-01-15

2020年1月15日(水)「Bergmannkiez Japan Tour 2020 松本公演」

Bergmannkiez

アンビエント音楽家×コンテンポラリーダンサー×服飾デザイナー
ベルリン在住の3人の日本人によるコラボレーション・パフォーマンスツアー。

アンビエント音楽×ファッションデザイン×コンテポラリーダンスのコラボレーション!ベルリンで出会った3人の日本人によるパフォーマンス・プロジェクト”Bergmannkiez”が、日本ツアーを敢行。ギブミーにもやって来ます!

Bergmannkiez”は、2009年にベルリン移住後、欧州各国で演奏を行うアンビエント/ノイズ/ドローン音楽家”Tatsumi Ryusui”、自身のファッションブランド”Tytär”を立ち上げベルリンを拠点に活動する”Yumi Tatebe”、アラスカでパフォーミングアーツを学び、ニューヨーク、イギリス、ベルリンと拠点を変えながら自分の見た景色を身体表現に変換するコンテンポラリーダンサー”Keisuke Sugawara”の3人による新しいコラボレーションプロジェクト。Ryusuiがギターをメイン楽器に、様々なエフェクトペダルやコンタクトマイク、ラジオなども用いながら生み出す淡色のサイケデリア・ドローン。その薄っすらとしたパステルカラーの靄に包まれながら、自身の存在を自問するかのように回り、仰け反り、転がるSugawaraの身体の躍動。その身体を柔らかく覆うTytärの丸みを帯びた柔らかなシルエットの衣装…緊迫と安堵を往還するコラボレーションが楽しめそうです!

共演は、この2組。

1組目は、松本市在住、雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手掛けるイラストレーター"山崎 美帆”による光と音と映像のソロプロジェクト"daborabo”。可憐で繊細かつ奔放な雰囲気も感じさせるタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンスは必見!

2組目は、ギブミーでは異色のインプロイベント「SELDOM」の主催者としておなじみ、即興音楽シーンでの演奏、音響作品の制作などを行うギタリスト・柳沢耕吉と、コントラバス奏者・中川文太(破天荒フォークロックバンド”だんだんよくなる”のメンバーでもある。)の2人による映像と音楽のユニット「ナライガワ製作所」。前回の出演時は、事前に撮影されたギブミーでの演奏風景と、その場のライブ演奏、別モチーフの映像など異なる時間軸が交差する空間を生み出した2人。今回はどんなアプローチが待っているのでしょうか。

端整でありながら、どこか野性味や土着性も感じるそれぞれのパフォーマンスをお楽しみに!

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2020年1月15日(水) Give me little more. 

Bergmannkiez Japan Tour 2020 松本公演
▽出演: Bergmannkiez(ドイツ) / daborabo / ナライガワ製作所
▽料金:(前)¥1,800 /(当) ¥2,300 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場
)19:00 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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[Bergmannkiez]
Tatsumi Ryusui

愛媛県松山市生まれ。ノイズ、アンビエント奏者。10歳よりギターを始め、2009年よりベルリンに拠点を移す。欧州を中心に各国で演奏し、2012年にアイスランドSkagaströnd Artist Residencyに選ばれる。ドイツ、ポーランド、フランスなどのフェスティバルに出演し、2018年には二十一世紀美術館のプログラムに参加。ソロ活動と並行しながら、舞台オペラ音楽なども担当。
ギターとエフェクターを使いノイズ空間を作り出す音楽家。

Keisuke Sugawara

東京都世田谷生まれ。コンテンポラリーダンサー。アラスカにてダンスやPerforming artsを学び、帰国後ダンサーとして東京を拠点に活動する。2017年よりベルリンに拠点を移し、自身の創作活動、またダンサーとして様々な振付家のプロジェクトに参加。2019年Wind aus dem Norden を東京で初演。また自身が主催を務める mellem to Project を2019年にデンマーク、ドイツで発表する。音楽家やビジュアルアーティストなどとも協働するパフォーマー。

Yumi Tatebe 
愛知県豊田市生まれ。T y t ä rのデザイナー。 日本のアパレルメイカーで6年働き、2011年に渡英、ロンドンでバイヤー、マーケットリサーチ担当として活動する。2013年に帰国し、豊島の美術館で勤務しながら自身のブランド、Tytärpuheliasを立上げる。2015年より拠点をベルリンに移し、フリーランサーとして活動する。2018年よりT y t ä rをはじめ、ベルリン発信のブランドを名古屋岐阜を中心に定期的に展示会や発表会を行う。 


daborabo

長野県上田市出身
明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中


2020-01-08

2020年1月8日(水) 湯浅湾ニューアルバム『脈』発売記念ツアー 続・湾夜港路 松本公演

湯浅湾

音楽評論家の湯浅学率いるバンド・湯浅湾が登場!
大衆音楽の歴史を飲み込み、様々な生き物に変化しながら生み出す音の渦。

音楽評論家・湯浅学率いるロックバンド"湯浅湾"が、10年ぶりの傑作新作アルバム「脈」を提げて、ギブミーに登場!

"湯浅湾"は、1995年から活動するロックバンド。結成当初はノイジーな即興演奏デュオ「湯浅バッテリー」として発足。のちに「湯浅湾」と名前を変え、メンバーチェンジを経ながら、ニールヤング&クレイジーホース、ザ・バンド、はっぴいえんどから裸のラリーズ、そしてブラック・ミュージックから歌謡曲まで大衆音楽の歴史を飲み込んだかのような多面的なロックサウンドへと変貌。現在のメンバーは、ベース松村正人(ele-king / STUDIO VOICE)、ギター牧野琢磨(NRQ)、ドラム山口元輝(相対性理論)に加え、サポートに谷口雄(森は生きている / 1983)が参加。「湯浅湾」という巨大な入江に集う世代もバックグラウンドも違うメンバーが時にせめぎ合い紡ぎ出す渦のようなアンサンブルと、その上空に浮かびながらどっしりと鎮座する湯浅学の歌声…湯浅湾の音楽は、それぞれの豊穣な音楽的知識、経験に裏付けられつつも、インテリジェンスを遥かに覆い尽くす土の匂い、得体の知れない野生のエネルギー、年月を経た暮らしの叙情が充満しています。そして、なんといってもその歌の語り口。静かに話を聞きながらズバリと鋭い一言を投げかける親戚の伯父のような佇まいを漂わせながら、猫、タコ、ミミズ、こんぶ、しいたけ、畳、墨汁、布団、魑魅魍魎…万物へ次々と変化しながら人間界を鳥瞰する視点で眺め下ろし、もうこの世にはいない存在の声に耳を研ぎ澄まし、そして暮らしの中へと帰っていく… 達観と諦観と一抹の希望への祈りを背負い、激情を飼いならしてきた一人の人間の営み、「生きている/生きていく」ことそのものが凝縮されたかのような彼の歌の世界。その中に飛び込んだ人の数だけ、各々の記憶と結びついた感想が漏れ聞こえて来そうです…!ただでさえ貴重な湯浅湾のライブを松本で体験できるこの機会、絶対にお見逃しなく。

共演は、松本のドリームパンクバンド”Her Braids”。世代の違う三人が、楽器を持ち替え、感性をぶつけ合いながら、それぞれの絶望を浄化するかのように生み出す祈りに満ちたDIYポップ。静かに薫るオルタナの激情と、ポストパンク/ニューウェイブのアイロニー、包み込む淡い紫のサイケデリアが交差した音世界に、涙。

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2020年1月8日(水) Give me little more. 
「湯浅湾ニューアルバム『脈』発売記念ツアー 
続・湾夜港路 松本公演」
▽出演: 湯浅湾(東京) / Her Braids
▽料金:(前)¥2,500 /(当) ¥3,000 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場
)18:30 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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湯浅湾


バンマス湯浅学、ベース松村正人、ギター牧野琢磨(NRQ)、ドラム山口元輝。1995年に即興演奏デュオ「湯浅バッテリー」として発足。97年「湯浅湾」に改名。同年1stアルバム『歯のはえたケツの穴』、2003年に『湯浅湾ライヴ』(共にOZディスク)をリリース。幾度かのメンバーチェンジを経て、07年現在の4人に。09年3rdアルバム『港』(boid)を発表、各方面から高い評価を得る。10年にライヴCD2枚+DVD1枚がセットになった3枚組『浮波』を、12年にはEP『砂潮』(共にboid)をリリースした。サポートメンバーとしてピアノとオルガンの谷口雄を迎え、10年ぶりのフルアルバム『脈』(boid)を19年12月にリリース。

Her Braids 

長野県松本市を拠点に活動するバンド。P-heavyのChifumi、松本で音楽活動を行っていたRikaとRikoにより2017年春に結成。ナイーブなコーラスワークによるオルタナサイケデリアからドリームパンクまで、3人でギター、ヴァイオリン、ベース、シンセ、ドラムなど楽器を持ち替えながらDIYに鳴らす。