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2020-01-18

2020年1月18日(土)「おしゃべりアート1stアルバム発売記念企画「Techno Odyssey」」 GUEST: Phew


おしゃべりアート

PHEW

V.O.C


テクノポップ宇宙人"おしゃべりアート"による豪華ゲスト参加のレコ発ライブ。
声とアナログシンセによるモノクロームの世界、シンガー/電子音楽家のPhewが登場!


どこか遠い星から地球へ、そして松本へと流れついたテクノポップ宇宙人”おしゃべりアート”。彼女が遂に1st album「Techno Odyssey」を発売、リリースライブを敢行します!ゲストは、なんと70年代終わりより一貫したアンチロマンの姿勢でパンク~電子音楽までを行き来し、活動するシンガー/電子音楽家の”Phew”。

Phew”は、1979年にパンクバンド”Aunt Sally”のボーカリストとして活動をスタートして以来、坂本龍一、コニープランク、CANのメンバー、ノイバウテンのメンバー、山本精一など世界中のミュージシャンとコラボレーションを行ってきたシンガー。2013年以降は、声と、アナログシンセサイザーと、リズムボックスによる電子音楽/音響音楽のソロ活動を開始。異なったアプローチの傑作ソロアルバム3枚、レインコーツのアナ・ダ・シルヴァとのコラボレーションなど、今、現在も自身の最新形を更新し続ける存在として、世代も文脈も超えた様々な人々を魅了しています。アナログシンセが生み出す混沌とした磁界の中に身を投げ、機械の暴走と時に対話し、格闘し、翻弄されつつ、制御し、息吹を吹き込む、半即興的で可変的な電子音楽でありながら身体の躍動に満ちたパフォーマンス。モノクロームの世界の中で、意味や物語性を脱ぎ捨て、ただ断片的な言葉だけを伴って空間を漂う歌声。仄暗い情念がこもっているようでありながら、冷静なまなざしで熱狂から遠ざかり、絶望を嘆いているかのようで、静かな祈りを捧げるようでもある、Phewの身体と悲惨な時代との摩擦がうねりとなって吹き出たような「現象」的な音世界、ぜひ体験していただきたいです。

この日は、長野市から池田一郎氏によるソロユニット”V.O.C”=Vaper On Curry(カレーの湯気)も出演。2000年代の長野インディシーンを支えたスラッシュ・パンクバンド”synchro9”、ポストロック/ポストジャズバンド”暮シノ手錠”などで活動、ソロでは長野の裏番的トラックメーカーとしてチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドまでを鳴らし、「犀南のJay Dee」なる異名も。最近のセットでは、茶目っ気とこっそりとした野心が滲んだローファイビートの上で、中年男性の不安と焦燥を素っ気なく呟くようにラップする絶妙な温度感のヒップホップを展開。長年煮込んで気付いたら仕上がっていたといわんばかりのクミン・ウェーブ・サウンド、ここ数回のギブミーのライブでも毎度、拍手喝采の嵐!

そして、今回のレコ発ライブの主役”おしゃべりアート”。カラフルでトロピカルな手作り感溢れる変装に身を包み、80’sテクノポップへの憧憬がこじれたキッチュな電子音が踊るニューウェイブディスコビートと、シニカルなロマンと、夢想と、突然の地球生活のリアルが交差するリリックがジワジワと痺れます!「Techno Odyssey」リリース直後でノッている彼女のライブも、いわずもがなお楽しみに!

DJは、世界中に散らばる局所的なインディシーンの熱にまなざしを向ける日の出町のレコードショップ”Marking Records"の店主”riko”。この日は、ポストパンク/ニューウェイブへの愛が自由に暴発する選曲が聞けるのでは!?

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2020年1月18日(土) Give me little more. 
おしゃべりアート1stアルバム発売記念企画「Techno Odyssey」」
▽LIVE :おしゃべりアート / Phew(東京)/ Vapor On Curry
DJ :riko
▽料金:(前)¥3,300 /(当) ¥3,800 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場
)19:00 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Phew


1978年にパンクバンドAunt Sallyで活動をスタート。バンド解散後はソロとして、国内外の数々のミュージシャンとコラボレーションを行なう。現在は、2013年からはじめた電子音楽のソロユニットとパンクバンドMOSTを中心に活動している。
2018年2月に声のみで制作されたアルバム「Voice Hardcore」をリリース、9月にはThe Raincoatsのアナ・ダ・シルバとのコラボレーション・アルバム「Island」が発売された。
現在、ソロアルバムを制作中。

V.O.C

90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始め、並行してスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ロック、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などでも主にベースプレイヤーとして活動し、ソロ転向後は長野の裏番的トラック・メーカーとして、チープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドで暗躍する「犀南のJay Dee」と呼ばれるローファイ・トラック・メーカーのVapor On Curry(カレーの湯気)。自身によるレーベルTHOUSAND TUNEも運営。また、長野のネオンホール月報での定期コラムや、松本のイベントnami to kamiでのコラムを不定期で執筆。aotoaoレーベルからリリースされた『casiotone compilation vol.3』においてヒットを飛ばし、2018年末には、これまでのリリース作品を独自にまとめたベスト盤ともいえる『Acceptance』をリリースした。

おしゃべりアート
テクノポップ宇宙人。2016年地球(主に長野県)で音楽活動開始。カラフルな衣装に身を包み、覆面姿で歌い踊る姿は初ステージから変わっていない。                                     
作詞・作曲・録音・ミックスまで本人の手による1stミニアルバム「Techno Odyssey」を2019年11月リリース。                                        
80Sテクノファンからキッズまであらゆる世代を躍らせるテクノサウンドがあなたの脳天を直撃!!