ページ

2019-12-07

2019年12月7日(土) 「Cloudy Hotel 」 ゲスト:松井 文(東京) / マタマタ(京都) / 海洋天堂(名古屋)

松井 文

マタマタ

海洋天堂

ジャパニーズインディに精通する
岐阜のタクシードライバーK氏によるライブ企画「Cloudy Hotel」
3組のゲストが登場!

岐阜のタクシードライバー”K”氏によるライブ企画シリーズ。今回は、いつもの「アルプス」シリーズのスピンオフ企画として、よりアコースティックな鳴りとささやかなニュアンスを味わえる歌ものライブイベント「CLOUDY HOTEL」を開催。ゲストは、折坂悠太の参加で知られる「のろしレコード」の発起人である現代のブルースシンガー”松井 文”、映画監督/映画録音技師としても活動するフォークミュージシャン”松野 泉”率いるバンド”マタマタ”、名古屋のストレンジアイリッシュデュオ”海洋天堂”、3組のゲストを迎えます。

ゲスト1組目、”松井 文”は、折坂悠太、夜久一との共同音楽レーベル/ユニット「のろしレコード」の発起人であり、豪快と叙情が交差する現在形のモダンブルースで注目を集めるフォークシンガー。往年の名シンガーのような雰囲気を漂わせたぶっきらぼうに哀愁たっぷりの歌声、あらゆる人・物事との別れをいつでも決意し、一日一日の刹那を受け止めて生きる潔い目線で日常を素描したリリック、根底に漂う寂しさと諦めに救いを差し伸べるような懐の深いおおらかなメロディ…過去から受け継がれた古き良きフォークマナーにのっとりながらも、今、この時代の人々の表情、生活を鮮やかに切り取る彼女の現在フォークは、折坂悠太のファンはもちろん、三輪二郎、前野健太、真黒毛ぼっくす、曽我部恵一、ジャパニーズフォークの系譜に連なる音楽のファンには、必ず突き刺させるはず!

ゲスト2組目は、京都を拠点に活動するシンガーソングライター”松野 泉”によるバンド”マタマタ”。松野泉は、映画監督〔代表作:「さよならも出来ない」)〕、また映画録音(整音)技師〔参加作品:『ハッピーアワー』(濱口竜介)、『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』(遠藤ミチロウ)〕として映画界で活躍しながら、並行して音楽活動を行っているフォークシンガー。”マタマタ”は彼を中心に、3月33日、アレクサンダースなど京都を拠点に活動するメンバーが集い2018年に結成されたバンド。柔らか声質ながらどこか諦観に満ちた歌声、観察者のような冷めた視点で描写される人々の生と性、その低体温とコントラストをなすとびっきりにエモーショナルなメロディライン…あらゆるものと距離をとりながらアイロニックにニヤリと日常を笑う、絶望と救済の境目で鳴る鈍色のモダン・フォークに心が掻き毟られます!

ゲスト3組目は、名古屋発、ヴァイオリンとギターと歌のアコースティックデュオ“海洋天堂”。アイリッシュ音楽とフォークをベースにした陽だまりサウンドと、プリミティブな歌声による素っ頓狂なメロディが妙にクセになる!牧歌的なアコースティック音楽のようでいて、たまの開拓した奇妙な日本語フォークの世界や、Kレコーズ周辺のDIYフォークにも共鳴するような天然のストレンジ感に魅了される人、続出!

共演は、この2組。

1組目は、山梨から松本に最近移住して来た鬼才フォークシンガー”鳩山 浩二”。太いバリトンボイスの美声に、ダイナミックたっぷり流麗なギタープレイで、ユーモアと悪意と趣味世界が交差する21世紀のフォーク〜ブルース〜ブギウギ〜シャンソンを奏でます。連想ゲームのように勝手に走り出す言葉の暴走列車!毎回、会場を驚きにつつむそのパフォーマンスも必見。

2組目は、80’sジャパニーズポップス〜アメリカーナの旨みにほんのり漂うラウンジ感でおとぎの国の路上音楽のようなファンタジックフォークを奏でる小楽団”クイクイジーラ

////////////////////////////////////

2019年12月7日(土) Give me little more. 
「Cloudy Hotel 」 
▽出演: 
松井 文(東京) / マタマタ(京都) / 海洋天堂(名古屋)/  鳩山 浩二 / クイクイジーラ  
▽料金:(前)¥1,800 / (当)¥2,300
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

////////////////////////////////////

松井 文

平成元年生まれ、横浜出身。1stアルバム『あこがれ』を大阪在住時にリリースし、フォークロックシーンで話題を呼んだ。2014年東京に戻り、折坂悠太、夜久一と共に「のろしレコード」を旗揚げ。2017年、折坂悠太監修のもと2ndアルバム『顔』をリリース。2019年、演劇ウンゲツィーファ『さなぎ』に俳優として出演。のろしレコード『OOPTH』リリース。少年性と女性性の間を行き交う歌声で、日常の刹那を歌う。

マタマタ

弾き語りで歌を歌っていた松野泉と、「アレクサンダース」のドラム担当、小林亀太郎が2017年に結成、2018年に「3月33日」のベーシスト、チェブ・J・ノーマンが加入し、「マタマタ」として本格的に活動を開始する。

海洋天堂

懐かしくも、ちょっぴり寂しいフォークソングと、アイリッシュの伝統音楽を演奏するバイオリンとギターの二人組です。

鳩山浩二


クイクイジーラ