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2014-10-30

11月24日(月・祝)『雨の日のセッション』&『85/85』レコ発ライブ&中川正子Slidestory『たとえば、あの、雨の日に。』上映展示


この秋、松本市内の各所で開催される『雨乞いの仮面展』と連動して、
スライドショーの展示上映や、
音楽、踊り、ライブペインティング、映像による一夜限りのセッションが

11月中旬、松本のカフェやギャラリーなどで『雨』をテーマにした展示が行われます。Give me little more.では、岡山在住の写真家・中川正子によるslidestory『たとえば、あの、雨の日に。』を上映展示します。また、この『雨の日に』企画のクロージングイベントとして、『雨の日のセッション』を行います。音楽担当は、エレクトロニカとフォークの境界をまたぎグロッケンや電子音などを取り入れたベッドルームポップを生み出す浜松のSSW・ryohadanoと、中性的なファルセットボイスにディレイ、リバーブを強めにかけた音像で独自のフォークを鳴らす柏のSSW・偶然の産物。この2人は9月にスプリット7inch『85/85』をリリースしており、セッションだけではなくレコ発としてそれぞれのライブも行います。音楽の中で、10体の仮面を使用した伊豆牧子の踊りと、『85/85』のジャケットデザインを担当し、松本在住のイラストレーター・山崎美帆によるライブドローイング(6月の『断層紀』上映会でのライブドローイングも衝撃的でした。)が交差します。この一夜限りのセッションをぜひ、お見逃しなく。

(主催・ignition.galleryより)
2012年、2013年、2014年と梅雨に開催してきたシリーズイベント『雨の日には』。今までは東京と京都と名古屋を舞台にしてきましたが、今回の舞台は長野県松本市。
松本市は美ヶ原高原などの豊かな自然が生んだ清らかな水が至るところから涌き出しています。一方で、長野県は上田市を筆頭に、雨乞いの祭りが行われるなど、雨が少ない地域でもあります。
僕らの生活に欠かすことができない水。水はあらゆるところから蒸発し、雲をつくり、雨となって降り注ぎます。
雨についてあらためて考えることは、あらためて生きることを思うことにつながると思います。
今回は、東京と篠山で開催した『雨乞いの仮面展』と、京都と東京で開催した中川正子Slidestory『たとえば、あの、雨の日に。』を、展示&上映いたします。


中川正子Slidestory『たとえば、あの、雨の日に。』
日程:2014/11/11(火)〜13(木)、11/18(火)〜22(土)
会場:ギブミーリトルモア(中央3-11-7)20時〜1時30分
雨の日。雨が思い出させてくれる遠い夢、小さな秘密、ほのかな恋心。
記憶とともによみがえるさまざまな声。たとえばあの日……
いつのまにか、雨はやんでいる。空には…
雨粒のような断片が、水溜りのように溶けあって、紡がれる物語。
写真:中川正子
言葉:シラスアキコ
朗読&モデル:小木戸利光
企画:熊谷充紘
主催:「雨の日には2014」/15分

クロージングイベント
『雨の日のセッション』&『85/85』レコ発ライブ
日程:2014年11月24日(月・祝)
会場:ギブミーリトルモア(中央3-11-7)
開場:18時 開演:18時30分
料金:一般2800円/学生2000円(要学生証)/当日3000円
出演:ryohadano(音楽)、偶然の産物(音楽)、伊豆牧子(踊り)、山崎美帆(絵)
塩尻出身の伊豆牧子による『雨乞いの仮面展』10体の仮面を使用した踊り、
9月に『85/85』をリリースした浜松のSSW・ryohadanoと柏のSSW・偶然の産物による音楽、『85/85』のジャケットを担当した松本のイラストレーター・山崎美帆によるライブドローイング、中川正子Slidestory『たとえば、あの、雨の日に。』の上映。
踊りと音楽と絵と映像による、一夜限りの雨のセッションです。

ご予約:ignition.gallery@gmail.com
件名を「雨の日のセッション」とし、
お名前(ふりがな)・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。

▼動画
偶然の産物
 

ryohadano



2014年11月17日(月)satori.(PIKA☆ex:あふりらんぽ+呉山夕子water fai+日野浩志郎goat)レコ発(((渦)))ツアー2014!!!  w/小池喬(シラオカ)、ジ・オーパーツ

ヴィンセント・ギャロやSONIC YOUTHにも愛され
関西ゼロ世代の中心で活躍していたあふりらんぽのPIKA☆
彼女によるユニット・satori.が松本に初登場!

関西ゼロ世代ブームを巻き起こし、世界を巻き込んでぶっとびまくっていた・あふりらんぽPIKA☆が、関西アングラシーンの重要人物water faiの呉山夕子goatの日野浩志郎とともにsatoriとして松本でライブをします!!本質を突きとめるエネルギーに満ちたすっぽんぽんな歌と言葉を、ポップで時にノイジーなサウンドできかせてくれます!平日にも関わらず共演も豪華。共演には、名古屋のバンド・シラオカのフロントマンであり、独自の間合いの軽快なユーモア感覚と幽玄なサウンドのコントラストが気持ちいい小池喬(7e.pから2ndソロアルバム『宇宙のくしゃみ』をリリースしたばかり!)、脱臼感のあるアンサンブルと意味が分かりそうで分からない言葉で僕たちを知らない気持ちにさせてくれるスピリチュアルインディポップなジ・オーパーツ。転換DJは、現代音楽やノイズからミニマルテクノ、さらには前衛美術やサブカルチャーなどに造詣が深いDJ・NICOことiijima teruko氏。時にやかましく、時に静かに、右脳と左脳がシェイクするような爽快さに満ちた夜になること間違いなし!

『satori.レコ発(((渦)))ツアー2014!!!』

出演:satori.、小池喬(シラオカ)、ジ・オーパーツ
時間:開演19:00 / 開場18:30
料金:(前売)¥2,000(当日)¥2,300

▼プロフィール、動画
satori.
PIKA☆(ex:あふりらんぽ)と呉山夕子(water fai)の二人により2008年、徳島鳴門で結成。動物占いはトラとペガサス。腐れ縁の2人が砂浴に向かうバスの中お互いの言霊が悟っている!?事実に気づきユニット名をsatori.と命名。音を出し合う。その後、なんの因果か同じマンションに住みながら、スローペースで活動中。この度、プロデューサーとしてgoatの日野浩志郎(トラ)を迎え、今までの楽曲を日野がアレンジ&録音したミニアルバムを引っさげて日本巡回ツアーちゅうちゅうちゅうううううう~~~☆!!!

参考:
PIKA☆ 
1983年12月7日大阪阿倍野生まれ。2002年、ロックバンド「あふりらんぽ」を結成。ドラム、ヴォーカルを担当。2005年にソニーキューンレコードからでメジャーデビュー。2007年、あふりらんぽ活動休止をきっかけにソロ活動を始める。2008年、ギター弾き語りソロ「ムーン♀ママ」ミニアルバム『幸せの可視」』を自主レーベルからリリース。2010年、あふりらんぽ解散、本格的にソロ活動開始。2011年、震災直後にピグミー族の写真展「BAKA2004-2011」を開催。8月15日には、大友良英、和合亮一、遠藤ミチロウが主催するフェスティバルFUKUSHIMA!にムーン♀ママとして坂本弘道氏と出演。被災地支援プロジェクト「まんまる」の活動に参加し、福島の保育園の訪れドラムを演奏する。最近では、自身のドラムメソッドを「太愛鼓」(たあいこ) と提唱し、関西を拠点にPIKA☆太愛鼓ドラム教室をひらき指導を始める。その他「光宙☆魔呼斗」「satori」などのユニット、セッション、国内外演奏活動に精を出す。音楽、写真、絵画、役者活動、パフォーマンス等、幅広い視野で唯一無二な人間力的表現活動を目指す。 
あふりらんぽ
2002年に大阪で結成された、オニ(Vo, G)とピカ(Vo, Dr)の2人からなるバンド。ギターロックに原始的なサウンドを取り入れた個性あふれる音楽性と、奇抜なファッションとパフォーマンスで、結成当初から大きな注目を集める。大学教授の話に触発されアフリカでピグミーと共に生活を送ったり、根回しなしのアメリカツアーが身を結び、ヴィンセント・ギャロらからラブコールを受け音楽フェスティバル『All Tomorrow's Parties』に出演。ATPではオノヨーコとも共演。同年キューンレコードからアルバム「URUSA IN JAPAN」でメジャーデビューを果たした。そのセンセーショナルな活動の結果として、オシリペンペンズ、ワッツーシゾンビ、ズイノシンなどとともに"関西ゼロ世代"なるシーンを巻き起こした。2010年に惜しまれつつ解散した。
watar fai
瑞々しいメロディと轟音ノイズ、独特のゆるいセンスのコントラストが特徴的なバンド。アメリカ・テキサス州オースティンで行なわれる世界最大の音楽コンベンション「SXSW」への出演や、マラ・ホフマンのファッションショーでの演奏、BOREDOMSライブへのギターオーケストラ隊としての参加などで関西アンダーグラウンドシーンにおいて存在感を示している。
YPY(日野浩志郎)
goatとbonanzasのコンポーザー兼リーダーでもあり、高次元なインダストリアルリズムミュージックを生成するgoatは2013年HEADZより『NEW GAMES』、人極力シンプルな鍛錬された「音」により人外強靭なサウンドを生み出すbonanzasはMEATBOX recordsより『BONANZAS』の二作のアルバムをリリース。ソロ名義でも活動。これまでデュッセルドルフ、ロンドン、ニューヨークでのライブを行い、積極的に海外での活動を進めている。


小池 喬(シラオカ)
“スロウコアよりももっとスロウでもっとコア”と評される名古屋を中心に活動中の3ピースバンド「シラオカ」のフロントマン(Gt.Vo) 。2011年,1stソロアルバム「お風呂の栓」を長野のレーベル・これレコードより発表。「宅録弾き語り」というフレーズの持つ重力からするりと抜け出すようなフワリとした浮遊感を纏ったうた世界は、いそうでいてその実容易に比較対象の見つからぬ小池喬という個性を強く印象づけた。弾き語りでのソロ活動も精力的に行い、Julie doiron、LAKEらとも共演。独特の奏法で紡がれるギターと、伸びやかな歌声が交差する音楽は、時に優しく、時にユーモラス。2014年11月、7e.pより自身の歌とアコギのみの弾き語りスタイルを貫徹した2ndアルバムにして初の全国流通盤となる『宇宙のくしゃみ』をリリースする。




ジ・オーパーツ
2007年ごろに結成した男男女の3ピースバンド。名前の割に普通のポップロックバンド。ジャンルは、ゆるふわ系。2011年のおわりごろからサポートギタリストも加わった4人編成の活動も開始。無駄に空回りするおしゃべりや、異星人を思わせるビジュアル、素朴な演奏技術…など、楽しむ要素がほどほどにちりばめられたステージは、なんとなく楽しい気分になれる。全部が微妙な関係にもかかわらず、奇跡的に成り立っている。どこにでもいるようで、でもいないジャンル不特定バンド。意味なんて無いし、答えも探さない。 2014年より自主企画『アストラル会議』を精力的に開催。同年初夏、サックスのゆりっぺ、電子音担当のゆかりが加入。3人〜6人まで編成を自在に変えながら、ライブをおこなっている。

2014-10-15

11月25日(火)映像と音でつづるフィルム コンサート 『Ky Japan Tour 2014 生きるという営み-フランス、ウイグル、日本- 松本編』


抗う人々がいる。彼らは確実に生きている。この生きる姿、哀しみも、笑いも、むきだしの姿をも映し撮る人々がいる。見つめる者、見つめられる者、観る者の、力に音を添えて。

フランス、ウイグルで撮影された映像作品に音を添えるフィルムコンサート。演奏は、即興演奏を軸に民族楽器を取り入れた実験的演奏を行う仲野麻紀(サックス)とヤン・ピタール(ウード・ギター)によるユニット、ky(キィ)。上映作品は、フランスからは短編、長編のフランス北部の炭鉱夫の一日を追ったドキュメンタリーフィルム。ある日突然おそった白血病の病魔。男に残されたものは、過去に撮ったフィルム、そして恋人が使っているセックストーイ。実話とフィクションを交えた長編映画。ウイグルからは、谷内俊文による写真。中国の最西端に新疆ウイグル自治区にて、文化的に漢民族との同化を拒みつつ、自らのアイデンティティを頑に守っている民族の記録として、彼らのDNAをインクに埋め込む、という方法で印刷された写真集「Lineage」のスライドショーをお楽しみいただけます。各々の想像が映像になり、相対的な文化の連なりの果てにある日本が想起されます。

[短編映画]
Pouments noirs, Ventres d'or -黒い肺、黄金の腹- 1976年  Eric Pittard

70年代フランス北部、炭坑夫の一日。押し詰められたリフトに乗り作業場へ降りる。笑顔で。労働による身体的リスク。塵肺病、CO中毒症。その現実をしかし受け入れざる得ない家族。生きてゆくために。組合と経営者の闘争シーン。男達は、真っ黒になった顔、体を仲間と洗いあう。仕事後の一服、粋な着こなし、作業現場を去るフランス炭坑夫の、生きる姿。

[スライドショー]
Lineage  2009年 谷内俊文
中国の最西端に新疆ウイグル自治区という所がある。 北にはカザフスタン、西にはキルギス、タジク、ウズベキスタン。 南にはチベット。多くの資源を持ちながら、中国沿岸部との経済格差や差別など、 数多くの問題を抱えている。自身を東トルキスタン(東のトルコ人)と呼び、文化的に漢民族との同化を拒みつつ、自らのアイデンティティを頑に守っている民族の記録である。

11月25日(火)
映像と音でつづるフィルムコンサート
『Ky Japan Tour 2014 生きるという営み 松本編』
(協力・映像ドキュメント.com)
▼時間:開場 19:00 開演 19:30
▼料金:前売り¥2000/当日¥2500
▼内容
[演奏] Ky [キィ]
[映画]
・ドキュメンタリー映画 Eric Pittard
「Poumons noirs, Ventres d'or-黒い肺、黄金の腹- 」1976年 32min 
・長編映画 De l'usage du
「sex toy en temps de crise 危機的時代におけるセックストーイの使い方」
 2013 110min
[スライドショー] 谷内俊文
・Lineage 2010年 15min
▼問い合わせ・予約 
contact@openmusic.jp.net

▼プロフィール
Ky[キィ] 












パリ市立音楽院ジャズ科の同窓生、仲野麻紀(サックス)とヤン・ピタール(ウード・ギター)によるユニット。 2005年結成。自然発生的な即興演奏を軸に、エリック・サティの楽曲に民族楽器を取り入れ自由自在に、ヨーロッパ、タジギスタン、アラブ諸国、アフリカ、アメリカ、日本で演奏。現在5枚のCDを制作。2008年NHK-BS「サティのうた」楽曲提供、出演。2014年フランス国営放送にてKyの特集が放送される。 高野山開創1200年記念プレイベントとして作家・夢枕獏との朗読コンサートを金剛峯寺奥殿にて開催。美術アーティストとの共同制作、個展での演奏、神社仏閣、銭湯、図書館など場所を問わず実験的演奏を展開。 

Eric Pittard [エリック・ピタール] 
シネアスト、1953年生。IDHEC(フランス映画高等学院)卒業。在学中は教授と学生たちで構成された闘争的映画集団「シネリュット (Cinélutte)」のメンバーであった。伝説の映画「鹿島パラダイス」の監督Yann Le Massonのアシスタントを経て、ドキュメンタリー映画作家としてキャリアをスタート。代表作に、フランス南部トゥールーズで実際に起こった郊外暴動とそこで生きる若者、ミュージシャンZebdaゼブダによる作品「Le Bruit, l'Odeur et Quelques Étoiles-音と臭い、いくつかの星-」「Usine-工場」「Jazz à la Vilette」等。2013年白血病のため死去。

11月7,8日(金、土)『MOOSIC LAB 2014 松本』




隠れた才能がぶつかりあう、映画と音楽の祭典『MOOSIC LAB』今年も開催!!

新進気鋭の映画監督とミュージシャンがタッグを組んだ短編オムニバス映画の特集上映イベント「MOOSIC LAB」。『SR サイタマノラッパー』シリーズ(入江悠監督)や『ライブテープ』(松江哲明監督)などの音楽映画の配給を手がけてきたSPOTTEDPRODUCTIONS が立ち上げたこの音楽と映画のコラボレーションによる実験
が、今年もGive me little more.にやって来ます!コミュニティシネマ活動を展開する松本CINEMA セレクトとコラボし「MOOSIC LAB 2014 松本」をお届けします。3プログラム全5作品をお楽しみいただけます。土曜日の夜、Cプロ『恋文X』の上映時にはMOOSIC LAB2014にてベストミュージシャン賞を受賞した若き女性SSW・カネコアヤノがライブします!音楽と映画のコラボレーション実験室をぜひ、ご体験ください。

『MOOSIC LAB 2014 松本』
11月7,8日(金、土)
料金:各プログラム ¥1600(ワンドリンク付)
上映日程:7日(金) Aプロ19:30~ / Bプロ22:00~   
     8日(土) Aプロ14:00~ /Bプロ16:30~ /C プロ(ミニライブあり)19:30〜

▼作品情報
Aプログラム 7日19:30〜/8日14:00〜
『おんなのこきらい』(78分)

MOOSIC LAB 2014 準グランプリ/観客賞/最優秀女優賞(森川葵)/男優賞(木口健太)
監督・脚本・編集:加藤綾佳|音楽:ふぇのたす
出演:森川葵、ふぇのたす
かわいい。かわいい。かわいい。女の子の価値はかわいいければそれだけで生きていけるのです。とにかくかわいいことだけが取り柄の過食症女子キリコがこじらせた日常の末にたどりつくものは?希代の美少女・森川葵×ポップユニット”ふぇのたす “の世界観が溶け合う、PFFアワード2012入選の加藤綾佳による胸キュン恋愛映画

『ほったまる日和』(38分)
松本CINEMAセレクト特別賞選出  
監督・脚本・編集・振付:吉開菜央
出演:柴田聡子、織田梨沙、
さと子の家には、四人の踊り子が隠れ住んでいる。お互いのからだを愛で合いながら日々戯れて暮らす彼女たちは、ある日、風呂の中に住む美少女を発見して…。独創的な歌詞を紡ぐシンガーソングライター柴田聡子と、ダンサーであり映像作家の吉開菜央がタッグを組んだ、異色のガールズダンスムービー。

Bプログラム 7日22:00〜/8日16:30〜
『イルカ少女ダ、私ハ』(50分)

松本CINEMAセレクト 
準グランプリ・主演女優賞選出    
監督・脚本・編集・VFX:タイム涼介|音楽:やまのいゆずる
出演:吉岡里帆、川上恵里(やまのいゆずる)
ある日、バンドリーダーから一方的に解散を告げられた女、イサリは、街を彷徨う一人の少女に出会う。少女は自らをイルカ少女のルカだという…。イルカ少女の無垢な可愛らしさと、哀愁、そしてその特殊能力を漫画家・タイム涼介が最新のVFXとやまのいゆずるのスペーシーな楽曲とのコラボで描き、MOOSIC LABに殴り込み!

『QOQ』 (63分)
MOOSIC LAB 2014 準グランプリ/最優秀男優賞(ケツ)
松本CINEMAセレクト 
準グランプリ選出
監督・脚本・録音:黒田将史|音楽・劇中歌:黒際連盟
出演:ケツ(ニッポンの社長)、馬と魚
路上で演奏する冴えないフォークデュオのわたるとひろみ。ある日出会った一人の美女が彼らの歯車を徐々に狂わせ出していく…。したまちコメディ映画祭2013で史上最年少監督としてグランプリ&観客賞W受賞の超新鋭・黒田将史が謎のベールに包まれたバンド” 黒際連盟”とのタッグでMOOSIC LABに挑む!

Cプロブラム 8日19:30〜
『恋文X』(60分) &カネコアヤノ ミニライブ
松本CINEMAセレクト 
準グランプリ 主演女優賞
MOOSIC LAB 2014 ベストミュージシャン賞(カネコアヤノ)選出
監督・脚本・編集:市川悠輔|劇中歌:カネコアヤノ
出演:カネコアヤノ、岡野真也
さとしは憧れのるり子ちゃんに告白しようと思った。ユミは卒業後の進路に悩んでいた。時を同じく現れた記憶喪失の男。不可解ななぞを残したまま、それぞれの物語が交錯していく—。PFFアワード2013グランプリの市川悠輔と新進気鋭のシンガーソングライター・カネコアヤノのタッグで贈る、クレイジーな青春ボーイミーツガールストーリー 

カネコアヤノ
1993年1月30日生まれ。神奈川県横浜市出身のシンガーソングライター。高校在学中に「はっぴいえんど」「たま」「町田康」などの音楽に影響を受け、ギターを始め、作詞作曲も始める。2012年5月にミニアルバム『印税生活』を制作。同年6月にはSCANDALのツアー東京公演のオープニングアクトを務め、その後も東
京都内を中心にライヴ活動を行なう。2013年2月には西田シャトナー原作の舞台『ソラオの世界』に主人公ソラオの幼少期役として出演。2014年5月初の全国流通盤『来世はアイドル』をリリース。また「MOOSIC LAB 2014」市川悠輔監督作品「恋文X」に主演・主題歌が決定するなど、音楽活動だけでなく多方面に活動する。


11月2日(日・祝前)「ハママツモト」松本編


大きくはないけれど独自の音楽シーンをもつ二つの街、浜松、松本がこの秋、邂逅!!

それぞれの街のインディミュージシャンたちがお互いの街に出向いていくスプリットツアーライブイベント「ハママツモト」開催!
まず第一弾は、11月2日(日)に松本Give me little more.にて。浜松からは、歌のお兄さん的ステージングでストレンジ・エレポップを展開するマッスルNTT氏を中心とした琴、アナログシンセ、ベースという一風変わった編成のバンド・マッスルNTTなどズ、水分含有量多めな水彩アンビエントサウンドで浮遊感のある美しいメロディのギターポップを聴かせてくれるtatami、クラシックギターと声にエフェクトを施したサウンドとアンニュイな密室的歌詞が魅力の女性SSW・れんげ、の3組が来てくれます!
迎える松本勢は、USインディリスペクトなサウンドをベースにしつつ過剰なコーラスワークで歌謡的な響きのフリーフォークを鳴らすslum、クラウトロック的サイケデリアをミニマルな反復的快楽たっぷりに鳴らす大学生3人と白塗り熟年パフォーマーによるトラウマティック・サイケバンド・デパートのかいじん、歌のお姉さん的親しみやすさと「ふつうの感覚」から言葉を投げているからこそ含まれている自然体の毒が効いた言葉の両面性が素晴らしい鍵盤弾き語り女性SSW・井原羽八夏。豪華6組が出演します!このイベントに向けて、浜松チームと松本チームでコンピレーションアルバム付きZINEを作成します。当日、会場にて販売!乞うご期待。イベントファシリテーターには、静岡県内のインディ音楽情報に深く精通したブログ「静岡ダブ王国」の管理人くろふね君こと横村くんに関わってもらっています。そして、12月7日(日)には同じメンバーで今度は浜松を訪ねます。外からではわからない、観光ガイドにも載っていないその街の音楽とその周りの風景を知れるこのイベント、ぜひみなさん、遊びに来てください!

『ハママツモト—松本編—』
11月2日(日・祝前)
料金:¥1,500(1D別) 開演18:30(開場18:00)
出演:【浜松】マッスルNTTなどズ、tatami、れんげ
   【松本】slum、デパートのかいじん、井原羽 八夏
(イベントファシリテーター:横村雄輝)
当日は、会場にて今回のイベントのためにつくったZINEの販売があります。

ハママツモト特設ページはこちら

▼プロフィール
マッスルNTTなどズ
京都出身、静岡県浜松市を活動拠点とするマッスルNTT(吉田朝麻 ex.ZING)率いる、すずしとあずの3人組。2014年3月結成。キーボード、リズムマシン、お琴、ベースに男女の歌が絡まる。中毒性少々人工甘味料と優しさの入り交じるマッスルポップワールドをあなたに。2014年5月1stアルバムCD-Rを自主リリース。    現在、浜松鴨江アートセンターにて録音中の音源は初春に自主レーベルより正規リリース予定!

tatami
2007年、静岡を拠点に活動を始める。過去の自主企画では山本精一、テニスコーツらと競演。今までリリースした音源は、「ZOMBIE BOOK 2010」(ZOMBIE FOREVER)、「サダル」(IMPULSE RECORDS)、
「3WAY TAPE(Qurage/あぶらすまし/tatami)」(ZOMBIE FOREVER)など。

レンゲ


2013年より弾き語りを始め、3枚の自主音源を制作。3rd「やすむ」は浜松のレコード店sonerecordsにて現在販売中。ガットギターと歌、童心。主に静岡県内で活動。

slum

しらない手触りの「ポップソング」を探して、長野県を拠点に活動中の三人組。2007年結成。トレードマーク的だったツインギター編成を改め、2012年末より現スリーピース編成。USインディから、60’sソフトロック、日本語フォークまでをごった煮にしてつくられたアンビバレントなのに過剰に歌謡的にも響く曲たちは、まったくだめでもなく、かといってぱっとしない毎日に寄り添ったり、突き放したりする。過去にこれレコードより音源を2枚リリース。Joan of arc、norman blake(teen age fun club)、LouBarlow(Dinosaur Jr.)、LAKE、Mike watt、テニスコーツ、洪申豪(透明雑誌)、LEO今井、8ottoなどとも共演。


デパートのかいじん

デパートのかいじんはみんなのトラウマ

井原羽八夏

 長野市を中心に、ピアノを弾いて歌っています。善光寺さんの近くにある、企画編集室ナノグラフィカのメンバーです。 





10月23日(木)ドキュメンタリー映画『リヴァイアサン』5.1chサラウンド爆音上映会




これは映画か?怪物か?人類がはじめて体感する海洋ドキュメンタリーの極北

松本シネマセレクト理事長・宮崎氏との共催で行っている上映会。今回は、昨年イメージフォーラムフェスティバルで上映され話題を呼んだ海洋ドキュメンタリー『リ
ヴァイアサン』の上映します。かつて世界の捕鯨の中心であり、文豪メルヴィル『白鯨』をインスパイアした港町・ニューベットフォードから出航する底引網漁船ア
テーナ号。昼と夜、美と恐怖、生と死が不気味に溶け合う漆黒の海の上で、映像作家であり、ハーバード大学「感覚民族誌学研究所」の人類学者でもあるルーシァン・
キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェは、GoProと呼ばれる11台の超小型カメラを駆使し、人間、海、機械装置、海洋生物といった現代商業漁業にかかわるす
べてを鮮烈に、生々しく活写していきます。カメラは網の中でもがく魚たちや、上空を飛び交うカモメの目線となり、虚空を舞い、海中へとダイブ。泡立つ波音、ク
レーンの軋み、波に揉まれた船体があげるうめき。圧倒的な映像とインダストリアルミュージックを思わせる絶海の音響を5.1chサラウンド爆音上映でお送ります。「体
感する」ドキュメンタリーをお楽しみください。

10月23日(木)
ドキュメンタリー映画『リヴァイアサン』5.1hサラウンド爆音上映会
▼上映:20:00- / 22:00-
▼料金:(前)¥1,200(当)¥1,400(+1D別)
▼予約:give.me.little. more@gmail.com

■作品情報

『リヴァイアサン』
(原題:Leviathan/87分/アメリカ・フランス・イギリス合作/2012年/配給:東風)
監督:ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーベレナ・パラベル

アメリカ、マサチューセッツ州のニューベッドフォード港から出港した大型底びき網漁船の漁業の様子を、11台の超小型カメラを駆使した圧倒的な映像と音響で描いたドキュメンタリー。ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する人類学者でもある映像作家ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとベレナ・パラベルが共同で監督。船に乗る漁師たちや網の中でもがく魚、上空を飛ぶカモメなど、さまざまななものの目線から描くことで、現代の商業漁業に関わるすべてのものと人間との関係性を浮かびあがらせていく。2012年ロカルノ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。

2014-10-14

10月28日(火)「Peter Joseph Head Japan Tour in 松本」

豪州の親日家アヴァンポップシンガー・Peter Joseph Head、急遽、来日!

4 bonjour's partiesや、たゆたうなど日本のミュージシャンとも親交が深いオーストラリアのSSW・Peter Joseph Head(ピーター・ジョセフ・ヘッド)氏が急遽、Give me
little more.でライブしてくれることになりました。ベッドルームミュージックな生活と隔たりのない音の中に垣間見えるポップ職人的な音のつくりこみが素晴らしいで
す。「身近で冒険的」と評される彼のポップミュージックをぜひ、お楽しみに。サポートアクトは、ぐっとクルー、玉屋バンドなどにベーシストとして参加しつつ、自
身のバンド耳なりぼうやや、ソロ名義でも活動するロングブリッジこと長橋幸宏。インディポップに造詣が深い3組のDJの方にも参加してもらいます。ライブ前後にDJ タイムをゆったりととったタイムテーブルになっています。ポップミュージック好きにはたまらなく居心地のいい夜になること間違いなしなので、生音のDJイベントな
感覚でみなさん是非お越し下さい!

「Peter Joseph Head Japan Tour in 松本」
10月28日(火)
開場/19:00 ※オープン時からDJタイム
開演/20:00~
入場:¥1,000(+1D別) 
ライブアクト:Peter Joseph Head(fromオーストラリア)、ロングブリッジ(長橋幸宏)
DJ:ミスオ カツヤ(WPX)、Rosie Day(Parades Gallery)、マエダリコ
※当日は、インディポップファンが楽しめる雑誌やZINEやTシャツなどの持ち寄りあり。

▼プロフィール
Peter Joseph Head(ピータージョセフヘッド)
琴と三味線が弾ける親日家のオーストラリア人シンガーソングライター。過去に4年間日本に在住経歴あり。オーストラリアではメルボルンを拠点に「アクターブディスト」、「タイディタウンズ」というアバンポップ/ロック/フォークバンドとして活動し、ソロとしてもアルバムを出している。オーストラリアのJJJ(全国ネットの若者向けラジオ局)は、彼のソロデビューアルバム『Normal Ours』を「『神経質』、『ぎこちなさ』、『早口』、 『つまづきながら勝ち取った栄光』の全てを捉えている」と評価し、更にアメリカのウェブサイト『ポップマターズ』では「ピータージョセフヘッドは身近でかつ冒険的なポップミュージックが可能であるということを証明した」と評価している。Tailor Made for a smal roomなど日本のア-ティストと様々なコラボレーションもしている2014年には「たゆたう」と共同録音し、
「連絡」というシングルを9月にリリース予定。