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2025-08-08

2025年9月11日(木)トークイベント 生井達也(文化人類学者) × 宮原翔太郎(喫茶ミラクル、令和建設)「場を続けるということ」

                    

宮原翔太郎

ライブハウスシーンをフィールドに研究する人類学者の生井達也によるトークイベント第二弾!
今回は、鳥取でスペース「喫茶ミラクル」を運営しながら、オルタナティブな建築のあり方を探る"宮原翔太郎"を
ゲストに招き、「場を続けるということ」をテーマにトークを展開!

ライブハウスで繰り広げられる人々の営みを人類学的観点から考察した『ライブハウスの人類学』の著者として知られ、近年は松本のインディペンデント・カルチャーをフィールドに研究を行う文化人類学者/ミュージシャンの"生井達也"(aka Apartment)によるトークイベント第二弾を開催!今回は、オルタナティブな建築の在り方を探りながら、鳥取でカフェとゲストハウスを運営する"宮原翔太郎"をゲストを迎え入れます。

全国各地で毎晩パーティーをしながら、施主やその土地の人たちを巻き込みながら共同作業を通じて空き家を改修し、建物と同時にコミュニティが立ち上がっていく「パーリー建築」(団体というより手法)の第一人者として知られ、現在は、鳥取県鳥取市気高町浜村で「令和建設」としてベテラン大工とタッグを組みながらより土地に根ざした建築とコミュニティの関係性を追求する"宮原翔太郎"。建設業の傍ら浜村の重要なコミュニティスペースとなっている「喫茶ミラクル」を運営する彼に生井が、「運営の理念と実際の折り合いの付け方」「地域、行政との付き合い方」「お金の動き」「場にかかわる人の動き」「自分と場の関係」など、コンセプト面からだけでは見えてこない「場を続けること」の実態をインタビューしていきます。

文化人類学、文化社会学に関心がある方はもちろん、オルタナティブな建築、建設、地域コミュニティや場所の運営に興味がある方はぜひお越しください!

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2025年9月11日(木) Give me little more.
トークイベント 生井達也(文化人類学者) × 宮原翔太郎(喫茶ミラクル、令和建設)「場を続けるということ」
▽料金:¥1,000 (ドリンク代別)
▽時間:open 19:00 / start 19:30

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生井達也
1984年生まれ。茨城県出身。関西学院大学大学院社会学研究科単位取得退学、博士(社会学)。現在、国立民族学博物館外来研究員。主な業績に「『現実』を生きる『夢追い』フリーター」(『常民文化』36号,成城大学大学院,2013年)、「コンヴィヴィアルな場としてのライブハウス――市場原理と贈与交換のブリコラージュによる価値創造――」(『生活学論叢』32号,日本生活学会,2017年)などがある。

宮原翔太郎
1990年東京生まれ香港育ち。学生時代に文化人類学、空間デザインを学ぶ。パーリー建築研究の第一人者として全国を放浪した後鳥取に定住。鳥取県で最も公共性の高いスペース「喫茶ミラクル」を運営しながら建設業を営む。より理想の建築に近づくために2019年令和建設を旗揚げする。曇天野外などのイベントも企画。