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2024-08-07

2024年8月30日(金)『Robert Millis (Sublime Frequencies, Climax Golden Twins) Japan Tour 2024 松本編』▽出演:Robert Millis / Katherine Whatley / ASUNA

 


Robert Millis 

Katherine Whatley

ASUNA

世界の秘境音楽を発掘するRobert Millisによる
SP盤試聴会+ドキュメンタリー映画上映+トーク+ライブのイベント!

世界の秘境音楽の発掘ブームにおいて先鞭をつけたパイオニオア・レーベルとして知られる米シアトルのSublime Frequenciesのプロデューサーであり、世界各国の78回転・SP盤コレクターとしてDust-to-Digitalからの出版仕事でも知られ、自身も奇妙で不可思議な地下サイケ・バンドのCLIMAX GOLDEN TWINSのメンバーとしても名を馳せる"Robert Millis"の来日ツアーが決定!

当日は、世界の少数民族や異境地域の音楽文化研究者であるRobert Millisによるドキュメンタリー映像の上映に加え、様々なかたちで彼が編纂を行なってきた100年前の貴重な78回転のSP盤音源の視聴とそれにまつわるトークショーを実施(通訳あり)。

さらには、今回ツアーに同行する日本文学音楽史の研究家であり、実験的かつ伝統的な箏奏者としても知られる"Katherine Whatley"と、CLIMAX GOLDEN TWINSのデビュー音源をリリースしたUnion Pole TapesのJeff FuccilloとのバンドHELLLのメンバーでもありRobertとも旧知の仲である、「100 Keyboards」「100 Toys」などのパフォーマンスで知られる金沢拠点の電子音楽家ASUNAも交えて、三者によるライブ演奏もお楽しみいただけます!

秘境音楽、民族音楽、実験音楽、即興音楽、アンビエント、サウンドコラージュなどのファンの方には、間違いなく刺さる内容となっています。ぜひ、お越しください!

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2024年8月30日(金) Give me little more.
Robert Millis (Sublime Frequencies, Climax Golden Twins) Japan Tour 2024 松本編
辺境の78回転SP盤コレクション試聴&トーク by ロバート・ミリス
映画上映・ロバート・ミリス監督作品
ライブ演奏:ロバート・ミリス & キャサリン・ワトレー & ASUNA トリオ
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000 / (学割)¥1,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30

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ロバート・ミリス / ROBERT MILLIS:
様々な肩書きを持つサウンド・アーティストであり、フルブライト研究員、グッゲンハイム・フェローとして音楽研究分野で世界各国で活動。東南アジア地域を中心にリサーチを長年続けており、米シアトルのレコード・レーベルSublime Frequenciesから多くの出版/再発事業などを手掛ける。ドキュメンタリー映像作家としても東南アジア・辺境音楽ドキュメンタリー『My Friend Rain』やタイ東北部の奇祭ピーターコーン祭りを取り上げた『Phi Ta Khon: Ghosts of Isan』、南インドはタミル地方の旅行記『This World is Unreal like a Snake in a Rope』の監督を務めた。それら地域の78回転SP盤のコレクターとしても知られ、ミャンマーのSP盤音源集『The Crying Princess: 78 rpm Records From Burma』の出版や、東南アジア地域の様々な民謡/伝統楽器に関する膨大なコレクションを、その美しいレーベル面のアートワークを含めた形で編纂を行い、デジタル化を始めCDや33回転レコードでの再出版の事業にも多く携わっている。今回、日本各地の音楽リサーチと研究滞在を行うとともに、これまでの研究発表としてインドやタイの辺境音楽を特集したドキュメンタリー映像の上映とともに、数多くの貴重なSP盤の試聴とトークショーを行う予定。さらに、音楽家としても米ワシントン州の地下音楽世界でも数々の伝説を残す不可思議な音楽集団クライマックス・ゴールデン・ツインズのメンバーであり、サン・シティ・ガールズやBlowholeのジェフ・ジャーマンらとのアニミスト・オーケストラでの活動など、実験音楽/即興演奏の分野でも知られた音楽家でもあり、今回のツアーでは旧知の日本の音楽家たちと演奏も行う予定。

キャサリン・ワトレー / KATHERINE WHATLEY:
箏奏者、作曲家、詩人。伝統的かつ実験的な箏奏者として即興や作曲の両面から演奏活動を行う。これまでの作曲作品はスタンフォード・ニュー・アンサンブルやイヤープレイ・アンサンブルによって取り上げられ、ブラウン大学のVRプロジェクトでも彼女の演奏や作曲が紹介されている。また、演奏家としてノイズ・アンサンブルやジャズ/エレクトロニクス奏者とともにツアーも行ってきた。さらに、日本文化の研究者としてBBCやジャパン・タイムスのライターとして活動中。現在はスタンフォード大学の博士課程に在籍し、前近代の日本文学と音楽を研究するため、日本とアメリカを行き来する生活を送っている。

ASUNA
- Asuna is a Japanese sound artist who, used 100 toy Casio keyboards to produce a smooth glistening wall of sweetness. (The Wire)

- Ishikawa electronic musician ASUNA, who reveals an advanced sense of play. He chews pieces of candy until they are sticky enough to adhere to ribbons lined up and draped over a guitar, then methodically chews and adheres more pieces until the drops hit the strings like some kind of computer visualisation made real. Between tricks of this sort, a sound from multiple inputs builds louder and richer, almost reaching exhaustion before being reined in by their attentive manipulator. (The Wire)