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2024-05-30

2024年7月2日(火)『Kuang Program Japan Tour 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:Kuang Program(韓国)/ 燧音(清岡秀哉+宮本善太郎) / KUDO AIKO

           

kuang program



実験音楽やインダストリアルの感性でモノクロームの
ポストパンクを鳴らす韓国のデュオバンドが登場!

韓国発、ポストパンク、ノーウェイブなどの音楽を軸に、実験音楽やレフトフィールドの音響、サウンドコラージュ感覚を取り入れ、「間違いなくソウルで最も大胆なバンド」と評されるギターとドラムのデュオバンド"Kuang Program"が初来日!松本にもやってきます!ツアーの主宰はソウル・アンダーグラウンドシーンのキーパーソン"Park Daham"のHelicopter Records。

"Kuang Program"は、TAEHYUN CHOI (GUITAR, VOCAL)を中核にして2011年の結成以降、ギターとドラムのデュオという形式をそのままにメンバーチェンジを繰り返しながら活動を続けてきたデュオバンド。2019年より新たなメンバーKYUNGSOO SEOを迎え制作されたアルバム「There is no more snow on the television」(2021)を提げ、今回、初来日ツアーを行います。ポストパンクサウンドに根差しながらも、即興演奏や電子音楽への傾倒を経て、硬質なアンサンブルによる解体寸前のバンドサウンドに、無機質な電子音のテクスチャ、即興演奏のアブストラクトな感覚を見事に融合。ビットクラッシュした冷たい感触の歪みのヘヴィネス〜詩的な情感を漂わせるメロウまで流転しながら姿を変え現れては消えるギター、深いトンネルの中で祈りのように刻まれるモノクロームの残響を纏ったハンマービート〜ジャズ的なアプローチまでを往来するドラム、AIが描いた虫のように飛び交うグリッチ音、不気味な液体が飛び散り金属が軋みをたてる陰鬱なシーケンス、霊的に漂うアンビエントなループ、混線した電波のような切り刻まれたノイズコラージュ…過去のオルタナティブやポストロック、ポストパンクのカタルシスに肉薄しながら鳴らされるフレーズの破片を踏みしめながら、構造が掴めそうで掴めない迷宮の中で、ただそこで鳴る音だけを頼りに彷徨うような、脳の心地よい錯乱体験。ノーウェイブ、ポストパンク、ポストロック、音響派、クラウトロック、サイケデリックロックのファンはもちろん、実験音楽、インダストリアル、レフトフィールド、アンビエント、ニューエイジのファンにも届くであろうバンドフォーマットで鳴らされるコンテンポラリー感覚の彼らの音響音楽をぜひ体験してください!

共演は、この2組!

エレクトリックギターの独奏、映画音楽の制作などを行いつつ、"井手健介と母船"などへの参加でも知られる東京のギタリスト"清岡 秀哉"と、フジワラサトシ、mmm、麓健一などの作品へのサポートドラムとしての参加で知られる安曇野在住のドラマー“宮本 善太郎”によるユニット"燧音"(ひうちね)。幽霊の気配が漂うモノクロームの詩情と野生的な妖気を同時に漂わせた清岡秀哉のギタープレイと、宮本善太郎の繊細に表情を変える弱音を操りつつ、音楽と呼応して轟音にまで至るダイナミズムに溢れたドラミングで紡ぐシネマティックなインストゥルメンタルミュージックをお楽しみに。

エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、MTRを用いた抑制の効いたビートの中で、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

奥底に情念を漂わせた、それぞれのエクスペリメンタル音楽をお楽しみいただける一夜、お待ちしています!

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2024年7月2日(火) Give me little more.
『Kuang Program Japan Tour 2024 MATSUMOTO』
▽LIVE:Kuang Program(韓国)/ 燧音(清岡秀哉+宮本善太郎) / KUDO AIKO
▽料金:(前売)¥2,500 / (当日)¥3,000 / +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Kuang Program




2024年6月30日(日)『People, Places and Things』 ▽LIVE:碧衣スイミング(東京) / clouds犬(東京)/ 白目(横須賀) / 中川文太 × 浦裕幸 × 柳沢耕吉 / daborabo

           


碧衣スイミング
白目

宮坂遼太郎(clouds犬

遠藤ふみ(clouds犬

浦裕幸

実験音楽家・浦裕幸によるライブとマーケットのイベント
「People, Places and Things」が松本に登場!
実験音楽とアヴァンポップが交差する一夜!

即興 、実験音楽、サウンドインスタレーションの分野で活躍する東京の音楽家"浦裕之"によるライブとマーケットのイベント「People, Places and Things」が松本に上陸!昼はMARKING RECORDSと、ゲストハウス東家にてマーケットを開催。夜はギブミーで5組の演奏と2組のDJによる豪華なボリューム感のライブをお楽しみいただけます!

ゲスト1組目は、北海道のニューウェイブ・デュオ"角煮"、俵谷哲典(2UP)とのノイズ・ロック・バンド"半額"などの活動でも知られるストレンジシンセポップシンガー"碧衣スイミング"。「えばりんぼポップ」を掲げ、カシオトーンとリズムマシンで、眉間に皺を寄せてドスを効かせつつも、ファンシーにシュールに駆け抜ける!ナンセンスなようでいて、その一つ一つが金言めいているリリックと、異国の夜市の喧騒の中で聴こえてくるようなチープなシンセディスコサウンドに乗って繰り広げられるドタバタなのに凄まじいキレで魅せるライブパフォーマンスは、爆笑を誘いつつもジワジワと胸を打ちます...!

ゲスト2組目は、ミニマリスティックで繊細なピアノ演奏で、近年、東京の即興シーンにおいて注目を集めるピアニスト"遠藤 ふみ"と、折坂悠太(重奏)、本日休演、蓮沼執太フルフィル、South Penguin、七尾旅人バンドセットなど数々のプロジェクトに参加する打楽器奏者の"宮坂 遼太郎"によるデュオ"cloud犬"。ひたすら気配そのものをトレースしたような霊性を帯びた遠藤の演奏と、打楽器に加え時に電子音を用いつつユーモアと謎たっぷりに漫画的な不思議な世界を立ち上げる宮坂の演奏のコラボレーション。楽しみです。

ゲスト3組目は、風の又サニーの今成 哲夫とR星による歌とピアノのデュオ"白目"。エクスペリメンタルジャズ〜ニューエイジの要素を孕んだ静謐かつフリーキーなピアノと語りかけるような調子で歌われる異界の童謡、感情を抑制した何かが憑依したような歌。偶然性を招き入れる隙をたっぷりと用意した音世界は、yumboやマヘルシュラルハシュバズにも通じます。朴訥としたアコースティック音楽でありながら、ある種のアンビエント感覚を想起させる稀有な音楽をお楽しみに!

松本からは、イラストレーター"山崎 美帆”による音楽パフォーマンスプロジェクト“daborabo”。可憐で、繊細であると同時に奔放なタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンスは必見!

そして、今回の企画者であり、"浦 裕之"は、seldom主宰でお馴染みのエクスペリメンタル・ギタリスト"柳沢 耕吉"と、"13un"としても活動するコントラバス奏者の"中川 文太"とのコラボレーションを行います。短いループテープとカセットMTRを用いた演奏を行う浦、弓、カセットレコーダー、ラジオ、寝かせたギターなど様々なアイテムを用いて弱音への高解像度なアプローチを聴かせる柳沢、独自の間合いのグルーブで熱を放ちつつグラニュラーシンセサスを駆使しながらアブストラクトな感覚を探求する中川のコントラバス演奏がどのように化学変化を見せるのか?楽しみです。

DJはこの2組。

山梨から、異国と音楽、カルトや、自然からインスパイアされた独自の世界観を、イラストやコラージュを主に国内外問わず制作&発表する”Sakura Fantasma”がカセットDJセットで登場。コールドウェイブ〜アンビエント〜ドローン〜ノイズなどをDJ用のカセットテーププレイヤーを用いて繋いでいく一貫した美意識が滲んだセレクトをお楽しみに。

東京からは、東京のアンダーグラウンドシーンのあらゆる現場に出没する音楽ギークであり、数年前から突如DJを始めたという"emptyspace"。数々のライブを目撃することで磨かれた審美眼による、lo-fi〜アンビエント〜エクスペリメンタルな選曲が素晴らしい!

実験音楽とアヴァンポップが交差するミニフェスのような豪華な一日!ご近所MARKING RECORDSとゲストハウス東家で開催されるお昼のマーケットタイム(12:00-17:00)と併せてお楽しみください!

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2024年6月30日(日) Give me little more.
People, Places and Things
▽LIVE:碧衣スイミング(東京) / clouds犬(遠藤ふみ+宮坂遼太郎  東京)/ 白目(横須賀) / 中川文太 × 浦裕幸 × 柳沢耕吉 / daborabo
▽DJ:emptyspace(東京) / Sakura Fantasma(山梨)
▽料金:¥2,000  +1Dオーダー
▽時間:(open & start)17:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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碧衣スイミング

白目

浦裕幸


2024-05-29

2024年6月23日(日)『The Unseen Cats』#2 ▽LIVE:井手 健介 / コスモス鉄道 / TANGINGUGUN


井手 健介

タイムレスなメロディと妖気あふれるサイケデリックを纏ったSSW井手健介を
ゲストに迎え、ライブイベント「The Unseen Cats」#2を開催!

タイムレスなメロディを軸に据えながら、幽玄な淡色のサイケデリックフォーク〜妖気を纏った禍々しいビザールなグラムロックの世界までを往来する稀有なシンガーソングライター"井手健介"をゲストに迎え、ライブイベント「The Unseen Cats」#2を開催します!

井手健介”は、「井手健介と母船」「エクスネ・ケディ・アンド・ザ・ポルターガイスツ」としての名義での活動で知られる東京のシンガーソングライター。涼しさの裏にエロスを纏った歌声、霊的な存在へと想いを馳せながら夢現の世界を描くリリック、幽玄なサイケデリアを纏った桃源郷サウンドによるシネマティックな歌世界が魅力の彼。2020年には、ゆらゆら帝国や OGRE YOU ASSHOLE などで知られる石原洋をプロデューサーに迎え、架空のグラムロックスター「エクスネ・ケディ」に扮し、傑作アルバム「Contact From Exne Kedy And The Poltergeists」をリリース。「架空の自分を通して本当の自分を見つける」かのようにカメレオン的にキャラクターを演じ分けるユーモア交じりの新しい歌唱スタイルが炸裂!元来の楽曲のメロディの美しさとコントラストをなす、グラマラスな妖しさとカルトムービーのような禍々しいビザール感に溢れた摩訶不思議世界を出現させ、多くのリスナーを心地よいハテナで痺れさせました。「爆音映画祭」発祥の地である吉祥寺バウスシアターでの長い勤務経験や、近年では映像作家として8mmフィルムを用いて”GOFISH”や”KID FRESINO”らのMV制作を行うなど、映画/映像と音楽のフィールドを往来しながら創作を行う彼。ソロでは、レトロなリズムマシーンのビートを交えながらのエレキギター弾き語りセットから見知らぬ光景を立ち上げていくその様に釘付けになること間違いなしです!

共演はこの2組!

信州大学のカルトバンドサークル“ビートルズ研究会”から生まれ、現在はメンバーが各地に点在しながらも活動、全国の日本語インディポップファンを着実に虜にしている「ガチャポップ」バンドコスモス鉄道。日常でこぼれ落ちる感情を高解像度で拾い上げ、日常の穏やかさも、センチメンタルも、ヒリヒリとしたやさぐれも全て受け止めた衒いのないリリックがズサズサと心をえぐるヴォーカル/ギター“おいら”の歌心と、シティポップの洗練を通過しながらもガチャガチャとジャングリーに疾走するバンド然としたアンサンブルが最高に眩い!2020年3月には初の全国流通盤ミニアルバム「あしたのメ」を、ラッキーオールドサン、家主、台風クラブなどで知られるレーベルNEW FOLKからリリース!

ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもった熱帯エコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

それぞれの立ち上げる歌世界を堪能できる一夜になることでしょう!お楽しみに。

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2024年6月23日(日) Give me little more.
The Unseen Cats#2
▽LIVE:井手 健介 / コスモス鉄道 / TANGINGUGUN
▽料金:(前売)¥2,500 / (当日)¥3,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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井手 健介

コスモス鉄道

TANGINGUGUN

2024-05-28

2024年6月22日(土)『佐藤幸雄と玉川裕高 ライブ 松本』 ▽LIVE:佐藤幸雄と玉川裕高(東京)/ The Instant Obon(辻村豪文 from キセル)/ コモド大真面目

          

佐藤幸雄と玉川裕高裕高

すきすきスウィッチの中心人物として知られる
人懐っこいメロディと乾いたユーモアと記号的なリリックの
鬼才シンガー"佐藤幸雄"がデュオ編成でギブミーに登場!!

80年代初期、パンク、ニューウェイブの時代に「みんなのうた」のような人懐っこいメロディと、ミニマルな言葉の言い回しで、カーネーション、たまを筆頭とした数々のバンドに影響を与えた伝説的ポップバンド"すきすきスウィッチ"の"佐藤 幸雄”がギタリスト"玉川 裕高"とのユニット編成でギブミーに登場!

まずは佐藤氏のこれまでの歩みを簡単にご紹介。1979年より"すきすきスウィッチ"名義で活動を開始。「場所」との関係性をもとにメンバーも、編成も変化していくという不定形なスタイルで、常に何かを欠きながら(ベースがいなかったり、ドラムがいなかったり、活動当初はテクノポップスタイルだったという)その不足による「隙間」を最大限に楽しむような即興性も交えたライブパフォーマンスを展開。1983年にはテレグラフレコードからジャパニーズニューウェイブのカルト的名盤・5枚組のソノシート音源「忘れてもいいよ」をリリース。その後もバンド「絶望の友」として活動。割礼「ゆれつづける」に代表される音楽プロデュースなども行いながらも、90年代の初めに突如、音楽シーンから姿を消してしまい、長い隠遁生活に入ります。音源の入手困難さと、他のバンドに与えた影響度の高さゆえ、沈黙期間中も「知るひとぞ知る東京の最重要バンドのひとつ」として伝説化していく中、20年近い沈黙を破り復活。以後はコンスタントに活動を続け、次々と溢れ出る新しい歌の数々をたずさえ、精力的に日本各地で歌い続けています。耳馴染みのいいメロディと言葉でスッと懐に飛び込んで来ながらも、フォークやニューミュージックに漂うウェットな叙情性とは明らかに異なるどこか乾いた質感をもつ彼の歌。世界の混沌と対峙しながら、無限に湧き出るクエスチョンマークと堂々巡りの会話しているような真摯なユーモア、風景描写に頼らない簡素な言葉の連続は記号的でさえあり、聴くものの想像力をどこまでも刺激します。今回は、"ヒップゲロー"や"コモンビル"などのバンドを率いてきたギタリスト/シンガーの"玉川裕高"とのデュオ編成で演奏。たま、ムーンライダース、豊田道倫、山本精一ソロなどのニューウェイブ/アヴァンギャルド/オルタナティブの交差点上で鳴るような日本語フォーク/ポップのファンの方は必見です!

共演は、この2組。

キセルの”辻村 豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。日本各地の民謡音源をゲストボーカル的に招き入れて再生し、メイン楽器に据えたドラムセットで自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビートと、ベッドルームポップスタイルのシンセが時に優しく、時に極太に混ざり合う、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズムをぜひご体験あれ!

ギブミーで不定期開催しているインプロヴィゼーションイベント「seldom」の主宰者でもあり、カセットテープを用いた即興演奏なども行うギタリスト"柳沢 耕吉"による歌モノ弾き語りユニット”コモド大真面目”。決してライブには登場しない謎めいたもう一人のメンバーとともに共作した楽曲をシンプルなギター弾き語りスタイルでアウトプット。アヴァンジャズ経由の一筋縄ではいかないコード進行の上で、脱臼した言葉選びによるふやけた詩情たっぷりのイメージの連想が気持ちいい!

様々な地層が折り重なった多面的な音楽性の3組が集いました!お楽しみに。

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2024年6月22日(土) Give me little more.
『佐藤幸雄と玉川裕高 ライブ 松本
▽LIVE:佐藤幸雄と玉川裕高(東京)/ The Instant Obon(辻村豪文 from キセル)コモド大真面目 
▽料金:(前売)¥2,000 / (当日)¥2,500 / +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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佐藤幸雄

The Instant Obon

2024-05-14

2024年6月16日(日) Give me little more. 『Eryyy "MADA WAKARAN" release party』 ▽LIVE:Eryyy(東京)/ TANGINGUGUN / KUDO AIKO

         

Eryyy

ニューウェイブ的な感性でエレクトロポップを紡ぐ
Eryyyがニューアルバムを携え登場!

エレクトロポッププロジェクト"Eryyy"がニューアルバム『MADA WAKARAN』を引っ提げ登場!

"Eryyy"は、エレクトロニックデュオOoveenのメンバーであり、イラストレーター/デザイナーとしても活躍するエレクトロ音楽家。1stアルバム『YO WAKARANGA』(2022)で注目を集め、ドイツでのライブをきっかけにアムステルダムのレーベルMAGNETRON MUSICより2ndアルバム『MADA WAKARAN』のリリースが決定!ポストパンク、ニューウェイブを経由した醒めた眼差しのポップとシニカルなユーモアが漂うハイブリットなエレクトロニックミュージックを展開。蛍光ネオンの煌めき、宇宙からの交信音、混線するノイズ、電化されたエスノなボンゴビート、うねるアシッドなベースライン…現れては消えるカラフルな音のキャラクターたちのお祭り的喧騒をミニマルなトラックの中へと端正にデザインする才気に脱帽…!GrimesとCibo Mattoのミッシングリンク的なサウンドを現行のクラバー目線で再構築したような多層的なサウンドスケープでありながら、とにかく聴いていて言葉が楽しい、耳が楽しいというシンプルな快感に溢れた音世界が素晴らしいです!ユーモアの効いたリリックをソリッドな熱で歌い上げ、サンプラーやシンセを躍動しながらコントロールするライブパフォーマンスは必見です!

共演は、この2組。

エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、MTRを用いた抑制の効いたビートの中で、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

電子音楽と歌の世界を往来するユニークな3組が集いました!お楽しみに。

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2024年6月16日(日) Give me little more.
『Eryyy "MADA WAKARAN" release live
▽LIVE:Eryyy(東京)/ TANGINGUGUN / KUDO AIKO
▽料金:(前売)¥2,000 / (当日)¥2,500 / +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Eryyy

TANGINGUGUN




2024-05-03

2024年6月1日(土)own自主企画『somewhere vol.1』 ▽LIVE:own / SEROW(新潟)/ハナダイズ / gakumatsunobu

        


シューゲイザーサウンドとオルタナ/エモサウンドを見事に融合させた
松本のスリーピースバンドownが初の自主企画を敢行!

シューゲイザーサウンド〜オルタナ〜エモを往来しながらコントラストの眩いサウンドを紡ぐスリーピースバンド”OWN”による初の自主企画イベント「somewhere」が開催されます!

ゲストに新潟のオルタナシーンを牽引するバンドjyugatsunodrumの榎本氏による新バンド"SEROW"が登場!陰りを背に情念を爆発させる剥き出しのフォーキーな歌心は、岡林信康に連なるジャパニーズフォークの系譜や、イースタンユースやClimb The Mindを彷彿。ペイブメント、ダイナソーJr、スーパーチャンク、ソニックユースへの深い敬愛が漂うラフな肌触りのギターサウンドを中心とした野生的なオルタナサウンドを根幹に持ちながらも、その熱を少しだけ抑制した歌物にフォーカスするバンドアンサンブルがまた心地良いです!

共演2組目は、中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” 。種火のようにくすぶり続ける葛藤を、耳にした瞬間に口ずさみたくなるキャッチーに振り切ったメロディと、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!凄まじいペースでつくられる新曲群の数々が毎回楽しみです!

共演3組目は、若手ビートメイカー”gaku matsunobu”。MPCフィンガードラムスタイルで叩き出すJazzyなサンプリングソースのLo-Fiビートは、クールでモダンな佇まいをみせつつも、エキゾチックな旅情と生活の匂いが交差した不思議な温度感で鳴ります!

そして、今回の企画者"OWN"。水溶性のメロディラインと繊細なギターアルペジオとシンバルの打音のレイヤードが織りなす静寂パートと、エモーショナルな絶唱と激情型の音の塊が投げつけられる轟音パートのコントラストが眩い正統派オルタナティブロック!ベースレスでありながら、隙間を時に活かし、時に埋めながら立ち上げる自在なダイナミクスと端正なサウンドデザインが素晴らしい!

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2024年6月1日(土) Give me little more.
own自主企画『somewhere vol.1
▽LIVE:own / SEROW(新潟)/ハナダイズ / gakumatsunobu 
▽料金:(前売)¥1,500 / (当日)¥2,000 / (学生)¥1,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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