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2015-09-18

2015年10月3日(土)韓国音楽ドキュメンタリー『パーティー51』上映&ライブツアー松本編





韓国アンダーグラウンドシーン発、
食堂『トゥリバン』を守る若者たちの音楽による闘争を描いた
ドキュメンタリー映画『パーティー51』の上映会!
出演者たちによるライブパフォーマンス&トークも。

 韓国アンダーグラウンドシーン発のドキュメンタリー映画『パーティー51』の上映会を開催!映画に出演する音楽家、監督と音楽ライター山本佳奈子(Offshore)氏によるキャラバン隊も登場。ライブ&トークを展開してくれます。

 舞台はソウルのインディシーンの中心地・弘大(ホンデ)。家賃の高騰と不安定な収入に苦しむ韓国の音楽家たちと、立ち退き命令が下った建物で食堂『トゥリバン』を守ろうとするオーナー夫婦たちが出会い、普通の食堂だったトゥリバンがライブスペースとして生まれ変わり、異様な熱気を帯びていきます。「自立音楽生産者組合」を中心とした音楽家たちが集まり、彼らなりの自嘲的ブラックジョーク溢れるポリティカルな姿勢と、自分たちの場づくりと人集めに奔走する姿が最高にカッコいい!

 出演しているのは、2013年に下北沢でのゲリラパフォーマンスが話題になったYamagata Tweakster、七尾旅人との共演で日本でも知られる異形のアシッドフォークシンガー・フェギドン・タンビョンソン、日本の即興・実験音楽シーンとの交流も深いノイズ音楽家であり、ソウルのアンダーグラウンドシーンにおける超重要オーガナイザーでもあるパク・ダハム、素人の乱とも共鳴する露悪的パンクロックバンド・バムソム海賊団、若くしてデルタブルースに魅せられ深化させるSSW・ハ・ホンジンなどジャンルも様々だけれども、弘大の中でも一際、異端な音楽家たち!

 今回は、バムソム海賊団+パク・ダハム、ハ・ホンジンがライブ出演!オーガナイザー/トーク聞き手は、アジアのインディカルチャーを自らの足と目と耳でウォッチするメディア・Offshoreを主宰するライターの山本佳奈子氏!

最近、アンダーグラウンドから自然にコネクトしていっている松本とソウル。これを機にまたぐっと距離が縮まるはず!

2015年10月3日(土)
韓国音楽ドキュメンタリー『パーティー51』上映&ライブツアー松本編
■上映作品:『Party 51』 

■ライブ出演:バムソム海賊団+パク・ダハム、ハ・ホンジン&more…

■トークゲスト:
バムソム海賊団(『パーティー51』出演)
ハ・ホンジン(『パーティー51』出演)
パク・ダハム(『パーティー51』出演・製作)
チョン・ヨンテク(『パーティー51』監督)
聞き手:山本佳奈子(Offshore)

■タイムスケジュール
14:30〜 上映1回目 16:30〜 上映2回目  18:15〜 トーク  19:00〜 ライブ

■料金:
(予約)ライブ+映画セット ¥2,500 ライブのみ ¥1,800  映画のみ ¥1,300  
(当日)ライブ+映画セット ¥3,000 ライブのみ ¥2,000  映画のみ ¥1,500  
(*すべてドリンク代別)

■チケット予約方法:
①お名前 ②連絡先 ③映画+ライブ /  ライブのみ / 映画のみ のどれを希望か(映画の場合はご覧になる上映回も明記)
をご記入いただき、give.melittlemore@gmail.comまでメールお願いします。

■作品情報
『パーティー51』
ドキュメンタリー映画/2013年/韓国/101分/韓国語/日本語字幕
製作:51+ film
監督:チョン・ヨンテク
日本語字幕:清水博之(雨乃日珈琲店)

■出演者プロフィール
パク・ダハム - Park Daham / 音楽家・オーガナイザー


Helicopter Records代表。数々のソウルインディー音源をリリースしてきた。映画『パーティー51』のプロデュースも担当。映画の中でも描かれる通り、ジャンルの枠を越えてありとあらゆるソウル近辺で行なわれる音楽イベントをオーガナイズ。2013年には『DOMMUNE』にも出演した。ノイズミュージシャンとしても活動している。

バムソム海賊団 - Bamseom Pirates / 音楽家


パムソム海賊団は、ドラムとベースで構成された2人組パンク・グラインドコアバンド。 2006年4人でスタートし、即興的なノイズコアを演奏。2009年から2人組になって、パンクを基盤にグラインドコアとメタルを適当に混ぜ合わせた音楽をしている。 ほとんどの歌詞は屋台で焼酎を飲みながら政治の話をするタクシー運転手の心構えで書かれている。みなの目と耳を刺激して、幼児期の知能啓発に助けを与える代表的なエデュケーショナル・パンクバンド。2011年に『ソウル火の海』『The Split』を発売。


ハ・ホンジン - Ha Heonjin / 音楽家


アコースティック・ブルースミュージシャン。2010年から本格的に活動を開始した。 韓国では珍しく、デルタ・ブルースに基盤した音楽を披露し、同時代の人生の喜怒哀楽を盛り込んでいるという点で印象的だ。 2011年の1年間、EP『犬』と『去年の夏』を発表し、釜山でパンクバンドのメンバーであり、ギター・シンガーソングライターとして活動中のキム・イルドゥとスプリットアルバム『キム・イルドゥ×ハ・ホンジン』を発表した。 ソロEPは、公演会場やSNSを通じて直取引で販売され、『キム・イルドゥ×ハホンジン』は、一部レコード店とライブハウスなどで流通している。ソロ以外にも複数のプロジェクト、バンドに参加している。

チョン・ヨンテク - JUNG Yong-taek / 監督
1969年、 テグ生まれ。労働者の運動や社会問題を撮り始め、映画監督としてのキャリアをスタートさせる。以前の作品ではアートと社会の関係性を問いかけており、代表作に『200年代韓国文学における不安定な若者たち(The Insecure Youth Shown In Korean Literature In 2000s)』や『ニュータウンカルチャーパーティー(New Town Culture Party)』などがある。

山本佳奈子 -Offshore主宰 Writing/Edit/Produce/Management:
1983年生まれ、尼崎市出身。那覇市在住。沖縄県文化振興会所属。一人でコツコツ運営しているweb-zine「Offshore(http://www.offshore-mcc.net/)」では、アジア各地の現在進行形の音楽(ノイズや即興、極端な音楽に偏りがち)や、カルチャーを自らの足で調査し発信。アジアにまつわるイベントの企画制作やコーディネイトも行なう。現在は、韓国音楽ドキュメンタリー映画『パーティー51』上映&ライブツアーの企画制作に没頭中。