ベルギーのレーベルDauwからアナログ/デジタルを有機的に組み合わる2組のアンビエント音楽家が来日。
ポピュラー音楽〜実験音楽まで幅広いフィールドで活躍するヴァイオリニスト"波多野敦子"と共に登場!
ベルギーのレーベル"Dauw"から"Dudal"、"Adriaan de Roover"2組のアンビエント音楽家が来日!ヴァイオリニストの"波多野敦子"とともにギブミーに登場します!
"Dudal"は、ヘントを拠点に活動するサウンドアーティスト・ピーテル・ドュダルによるソロプロジェクト。Stijn Hüwels、Jogging House、H. Takahashi、 Midori Hirano、 Dylan Henner、Taylor Deupreeなどの作品をリリースするアンビエントファン注目のレーベル"Dauw"を主宰。自身の音楽では、テープループやピアノを用いたヒプノティックなアンビエントを展開。くぐもったピアノの旋律、チープなシンセのアルペジオ、時空感覚の歪むリバース音や燻んだグラニューサウンド、ワウフラッターが効いた温かみある音像..雪が降るのを窓越しにひたすらに眺めるような静謐さを漂わせつつ、古びた写真から脳内に立ち上がるイメージを素描書きしたような童心溢れるノスタルジックで夢見心地の暖色アンビエントをご堪能ください。
"Adriaan de Roover"は、ブリュッセル在住の電子音楽家。2024年にDauwから2nd album『Other Rooms』をリリース。KMRU、Lefto、Nosedrip、NTS、The Vinyl Factory、Resident Advisor、HHVなどから絶賛を集めます。リズム重視の作風からの変遷を経て、近年はサウンドコラージュ的なアプローチによるオフグリッドな呼吸感が息づく内省的なアンビエントを展開。明滅する電子ノイズ、くぐもったメロディックなシンセ、夢幻のドローン、柔らかく遠景で響くグリッチ音、フィールドレコーディングによるインダストリアルなノイズ、変調ヴォイスの蠢き…ローファイ/ハイファイ、アコースティック/エレクトロニクスを往来しながら、異なった質感のテクスチャを纏ったそれぞれの気配に満ちた音が現れては消えていく奥行きのあるサウンドスケープ。どこかネオクラシカルにも通じる端正な気品を放ちながら、同時にビザールな遊び心や冒険心も随所に感じさせる彼の音楽をお楽しみに!
今回は共演に、ポピュラー音楽から実験音楽・即興など幅広い分野で活動するヴァイオリニスト”波多野敦子”が登場。室内楽を中心とした1stアルバム「13の水」(2003年)リリースをきっかけにソロ活動をスタート。特殊な奏法で1人弦楽オーケストラを形成する「細胞音楽」シリーズ作品「Cells#2」(2018年)「Cells#5」(2021年)は国内外の音楽家、評論家が注目。サポートワークでは、KID FRESINO、折坂悠太、Mockyなどに参加、石橋英子が音楽を担当した「ドライブ・マイ・カー」主題歌では弦楽を担当。ライブでは主に5弦ヴィオラを演奏。生音と、エフェクターを通した重低音やドローン、ノイジーなミニマルサウンド、更には古典的なハーモニーを組み合せながら秩序の中に危険な偶発性をしのばせた均整のとれた混沌と緊張感に満ちたシネマティックな音世界を立ち上げます!
静謐さを基調にしながら、それぞれのアプローチの違いが味わえる一夜。アンビエント、エクスペリメンタルファンは必見です!
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2025年5月15日(木)
Give me little more.
「Dudal & Adriaan de Roover Japan Tour 2025 松本」
▽LIVE:Dudal(ベルギー) / Adriaan de Roover(ベルギー)/ 波多野敦子(東京)
▽料金:(前)¥2,500 / (当)¥3,000
▽時間: (開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約: give.melittlemore@gmail.com
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Dudal
Adriaan de Roover
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