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2024-04-27

2024年5月31日(金) 『Gary Olson and Ole Johannes Åleskjær JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:Gary Olson and Ole Johannes Åleskjær (US/ノルウェー) / 辻村豪文(キセル) / the yamadas

       

Gary Olson and Johannes Åleskjær

Mergeからのリリースで知られるソフトサイケポップバンド
"The Ladybug Transistor"のフロントマン"Gary Olson"と
ノルウェーの至宝ギターポップ"The Loch Ness Mouse"の
"Johannes Åleskjær"がギターデュオで登場!

全ネオアコ、ギターポップ、インディポップファン必見!ニューヨークのポップマスター、The Ladybug Transistorのフロントマン"Gary Olson"が初のソロアルバムを引っ提げ来日ツアーを敢行!アルバムの共作者でもある"Ole Johannes Åleskjær"とのデュオセットで登場します。

"Gary Olson"は、90年代後半~00年代初頭のニューヨークで、エレファント6界隈とも交流を持ちながら、USインディー・ロックの百花繚乱ルネッサンス期を代表する名バンドThe Ladybug Transistorを率い、7枚のスタジオアルバムをMerge Recordsを中心に残したポップマスター。バンド活動休止後、本業のスタジオ経営/エンジニア業務の合間を縫って作り上げられたファースト・ソロアルバム『GARY OLSON』(2020)をドイツのTapete Recordsより発表。このアルバムは、Scritti Politti、Prefab Sproutなどを彷彿とさせるノルウェーの至宝ソフィスティケートポップバンド"Loch Ness Mouse"の"Ole Johannes Åleskjær"との共作で、ニューヨークとオスロを股にかけたレコーディング作業を重ねて制作されました。「ペットサウンズ・チルドレン」とも評されるThe Ladybug Transistor時代のソフトサイケデリックな音楽性とはまた異なる、瑞々しいメロディとスムースなアレンジメントが穏やかに踊る原点回帰的でもあり熟達の洗練を感じさせるギターポップの名盤が誕生。どこを切り取っても美しい恍惚のメロディを仄かな憂いを漂わせたアルトボイスで歌うボーカル、木漏れ日で踊るスムースなバッキングギター、祝祭感を漂わせたトランペット、70'sポップスを彷彿とさせる流麗なストリングス…美しい湖面の揺らぎを眺めるような滋味深いサウンドプロダクションの中に、北欧POPの高揚感、ジャングリーポップの熱、奥底にCureやNew Orderの影も漂う多面的なポップワールドが展開されています。Oleとのセットでは、ギターデュオスタイルを基調にしつつ、Garyのトランペット演奏も交えたライブをお楽しみいただけます。The Magnetic Fields、The Apples in stereo、Everything But the Girl、Belle and Sebastian、The Lilac Time、Prefab Sprout、yo la tengo、Destroyerのファンなど、ネオアコ、ギターポップ、インディポップのファンの方は絶対にお見逃しなく!

共演は、この2組!

共演は、兄弟ユニット"キセル"の"辻村豪文"がソロで登場!ギブミーでは、ドラムと民謡音源のエクスペリメンタルセット"The Instant Obon"でお馴染みですが、今回はギター弾き語りでのソロセットでの出演になります。キセルの楽曲の中心核である、郷愁を漂わせた歌声と美しいメロディ、彼にしか出せない独特の間合いの隙間に漂う柔らかなサイケデリアをたっぷりとご堪能ください!キセルの楽曲と織り交ぜながらのカバー曲も毎回とても楽しみです…!

森林系アシッドフォークシンガー玉屋率いるギターとコントラバスの兄弟アンビエントフォークデュオ"the yamadas"。霧がかった深い森を想起させる厳かなフィンガーピッキングギターと、自分の生活圏内から滲みでてきた歪なボキャブラリーのコントラスト。トイポップ的なアプローチで打楽器や、ローファイシンセなども用いながら兄弟らしく自ずと揃う息ぴったりなアンサンブルと、そこから夢現の世界へと迷い込んでいくオーガニックでサイケデリックな演奏をお楽しみに。

美しいメロディとそれぞれの熟練のサウンドをたっぷりご堪能いただける一夜になることでしょう!

ご予約はお早めに!

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2024年5月31日(金) Give me little more.
『Gary Olson and Ole Johannes Åleskjær JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』
▽LIVE:Gary Olson and Ole Johannes Åleskjær (US/ノルウェー) / 辻村豪文(キセル) / the yamadas 
▽料金:(前売)¥2,500 / (当日)¥3,000+1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Gary Olson

辻村豪文









2024年5月24日(金)『Hot Tubs Time Machine JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:Hot Tubs Time Machine(メルボルン) / ヤバしもん / Ono

      

Hot Tubs Time Machine

メルボルンインディシーンの重要バンド
LOWER PLENTYやThe UV Raceのメンバーによるジャンクなユーモアに溢れる
ポストパンクバンド"Hot Tubs Time Machine"が登場!

メルボルンインディシーンの重要人物二人が結成したジャンクでチープ、奇妙なユーモアに溢れた愉快なポストパンクデュオ"Hot Tubs Time Machine"が登場!

"Hot Tubs Time Machine"は、Marcus Rechsteiner(UV Race)とDaniel 'Tubs' Twomey(Deaf Wish/Lower Plenty)によるメルボルンのポストパンクデュオ。2020年に地元のライブイベントに出演するために2週間で曲を書き上げてスタートしたこのデュオは、その後2枚のアルバムをリリースし、メルボルンの音楽フェスに出演するなど活動を本格化。USの名門インディレーベルTrouble in Mindよりセカンドアルバム「Double Tubble」(2022)がリリースされ、2023年にはフランス、ドイツ、スイスの3カ国を回るヨーロッパツアーを敢行するなどメルボルンシーンに根差しながらも、その活動の幅を広げている注目のデュオです。そのサウンドは実にフリーキーでユーモアたっぷり。808ビートやチープなシンセサウンドが躍動する初期のLCD Soundsystemを想起させる粗く歪んだエレクトロニクスと、ジャンクでルーズでビザールなギターとベースのポストパンクサウンド、乾いた笑いの漏れるリコーダーのお囃子、突如挿入される違う地平へと誘うニューエイジなサウンドテクスチャ…宅録でほぼ一人でサウンドを構築するDanielの自由な妄想世界が詰まった素っ頓狂な玩具箱サウンドが炸裂します!一方、Marcusの綴る日常の中に潜むユーモア溢れる瞬間を切り取るリリックも味わいたっぷり。会話の聞き間違え、幼少期に行ったピザハットの食べ放題のチェーン店、観光地への皮肉、ビクトリア州の町への随想などをフリースタイルのような自在さで放り投げます。ライブでは、可愛らしいチープさ溢れるトラックの上で、コメディショーのMCのような佇まいで畳み掛けるMarcusのボーカルと、ベース、ドラム、シンセと様々な楽器を行き来するDanielのマルチな演奏スタイルを堪能できます。ニューウェーブ、ポストパンク、ローファイ、テクノポップなど奇妙で愛らしい音楽のファンには間違いなくおすすめです!

共演は、この2組!

電子工作、マイコンに精通するギークであり、日々ハードオフのジャンクコーナーをディグりながら見つけた愛らしい機材を操り奇怪な音と戯れる"ヤバしもン"。ゲームボーイや、ガジェットシンセ、自作の謎電子楽器などを中心に構成される独特のセッティングからは、近年の「lo-fi」とは全く異なった文脈で鳴る彼の趣味性が結晶化したようなチープで禍々しく妙なポップネスに溢れた異形なビートが飛び出します!

長野ネオンホールのスタッフを中心にコロナ禍直前に結成されたスリーピースバンド”Ono”。アイロニカルなユーモアが歌声から滲んだ飄々としたドラムボーカルとThe Sundaysを想わせるエアリーな歌声のベースボーカルのツインボーカルスタイル、ソリッドなアンサンブルと幻想的なサウンドスケープのコントラスト、moogシンセのうねる波動の陶酔…80's以降のニューウェイブ、インディ、オルタナサウンドが渾然となったベテランたちによる期待の新バンド!

奇妙なユーモア溢れる3組が揃いました!お楽しみに!

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2024年5月24日(金) Give me little more.
『Hot Tubs Time Machine JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』
▽LIVE:Hot Tubs Time Machine(メルボルン) / ヤバしもん /  Ono 
※おしゃべりアートは出演キャンセルになりました。
▽料金:(前売)¥2,000 / (当日)¥2,500+1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Hot Tubs Time Machine



2024年5月21日(火) 『Geordie Gordon JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:Geordie Gordon(カナダ) / 二兆円 / stargirl

     

Geordie Gordon

U.S.Girsのツアーメンバーとしても活躍、
乾いたカントリーフォークとインディポップサウンドを融合させて歌世界を紡ぐ
カナダのSSW"Geordie Gordon"が登場!

U.S.Girlsのツアーメンバーとしても活躍するカナダのインディフォークシンガー"Geordie Gordon"が登場!

"Geordie Gordon"は、トロントを拠点とするインディフォークシンガー / マルチ奏者。父、兄ともにフォークミュージシャンであり、少年期から青年期にかけて自宅レコーディングスタジオで様々な楽器の演奏や音楽エンジニアリングのスキルを身につけ、高校時代よりフィドルや手作りの楽器を用いたアコースティックバンドThe Barmitzvah Brothersで活動のキャリアをスタートさせた彼。近年は、4ADよりリリースする異能なポップシンガーU.S.Girlsのツアーメンバーとして活躍し、Andy Shauf、ザ・ウェザー・ステーション、アーケイド・ファイアなどとの共演経験をもつなど、カナダのインディシーンにおいて注目を浴びています。近年ソロとしての活動を本格化させ、「The Tower」(2021)「Tambourine」(2023)の2枚のアルバムをリリースし、今回初の日本ツアーを敢行!土の匂いを漂わせつつもスムースにメロディを紡ぐ歌声、乾いたアコースティックギターのストローク、生楽器の層とシームレスにサウンドスケープを構成する柔らかいエレクトロニクスのビートと変調されたシンセサウンド、アンビエンスに漂う靄がたちこめるような薄らとしたサイケデリア…牧歌的な響きのカントリーフォークから、神秘的な密室フォークサウンド、巧みな生楽器の演奏とインディの実験精神で紡ぐチェンバーポップサウンドを往来し、日向と日陰の境目で揺らぎながら佇む独自のポップワールドを構築!Sufjan Stevens、Andy Shauf、Sandro Perri、あるいはArthur Russellなども彷彿とさせる彼の音楽をお楽しみに!

共演はこの2組!

長野市のサイケデリックポップバンド”Stargirl”。Beach HouseやSlowdiveを彷彿とさせるシューゲイザー/ドリームポップや、ラフで生々しいアンサンブルのオルタナガレージまで今昔の様々なインディミュージックのエッセンスが交差した楽曲が魅力。カナダワシでゴシゴシと感情をこするようなファズまみれのヴィンテージトーンなギターが通底して鳴らされ、儚い夢幻世界と鮮やかなコントラストをなし、多面的な響きを聴かせてくれます。ブラジルのレーベルBefore sunrise recordsより配信シングルをリリースするなど勢いたっぷりな注目のバンドです。

昨年末に登場した注目のスリーピースバンド"二兆円"が出演!弛緩と緊張を往来するアンサンブルと精緻なアンビエンスノイズ感覚で紡ぐ、黒光りした妖しさの漂うスロウコアサウンド〜鋭い眼光でかき鳴らす焦燥のオルタナまでが混在したサウンドに痺れます!ナンバーガールのアヴァンギャルドの瀬戸際で鳴るポップ、betcover!!の知性漂うセクシーさ、あるいはサウスロンドンポストパンクシーンにも繋がりそうな野心的な実験精神をもちながら、そのどれでもないような不思議な温度感のバンド、期待です!

インディエッセンスをそれぞれに取り込みつつどこかフォーキーな感性も漂う3組の共演!お楽しみに!

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2024年5月21日(火) Give me little more.
『Geordie Gordon JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』
▽LIVE:Geordie Gordon(カナダ) / 二兆円 / stargirl
▽料金:(前売)¥2,000 / (当日)¥2,500+1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Geordie Gordon


Stargirl

二兆円






2024-04-24

2024年5月10日(金)『Parsnip JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:Parsnip(メルボルン) / 岡沢じゅん / 吉日 ▽DJ:四畳半 / riko(MARKING RECORDS)

    

parsnip


遊び心溢れるガレージポップを鳴らす
メルボルンインディシーン期待のバンド"Parsnip"が登場!

メルボルンのガレージポップバンド"Parsnip"がepisode soundsの企画により初来日ツアーを敢行!2020年に惜しくも延期になってしまった来日公演が、4年の歳月を経て実現します!ご近所日之出町のレコードショップ"MARKING RECORDS"MARKING RECORDSとの共催でお届けします。

"Parsnip"は、メルボルンを拠点にする4人組ガレージポップバンド。2016年に結成。これまでにメルボルンインディシーンの重要レーベルANTI FADE、シカゴのインディ名門Trouble in Mindから作品をリリースする他、Bikini Kill、KING GIZZARD, RVG, AMYL AND THE SNIFFERSなどのサポートアクトを務めてきたメルボルンシーンの最注目バンド。まもなく2nd Album『BEHOLD』が、ロンドンのレフトフィールドなレーベルUpset the RhythmとANTI FADEより同時リリースされます!シンプルに紡がれた愉快なメロディを可笑しみたっぷりに歌うボーカル、禍々しさを掻き立てるヴィンテージトーンのギター、自在にフレーズを歌うベース、軽快なスムースさを持ちながらパンキッシュに弾けるドラム、どこか妖しく不可思議なベールで包むオルガンシンセで奔放に奏でるガレージポップの世界は、The Beach Boysの儚げなポップネス、The Doorsの禍々しさ、The Kinksの賑やかしさ、The Raincoatsの冒険的な美学と、Daniel Johnstonのピュアネスなどを想起させます。60'sサイケ / ガレージ / パンク / インディポップが埃っぽい空間の中で舞い踊るサウンドと、セサミストリートや、モーリス・センダックなどの子供向けの作品からインスパイアされたという童心たっぷりな遊び心が弾けるその世界観に魅了されること間違いなし!不条理や不安とまっすぐな眼差しで向き合いながら模索した手探りの希望を、たっぷりのユーモアでアウトプットした彼女たちのポップワールドをお楽しみに。

ライブ共演はこの2組!

ビアーズ、ぐっとクルーやだんだんよくなるなどのバンド編成を経て、現在はフリーキーグルーブバンドpadgeにも参加する放蕩ロックスター"岡沢じゅん"。一度耳にしたら忘れられないあまりにも独特なハイトーンボイスと、楽しく物悲しい歌世界、チューニングが狂おうが、弦が切れようがおかまいなし、歌の骨格が凄まじく僕らの心を掻きむしるライブパフォーマンスは中毒性たっぷり。崩壊スレスレに美しさが漂う彼の魅力を堪能できるソロセットで久しぶりに登場です!

パンク、ヒップホップ、オルタナなどのストリートサウンドを、コンテンポラリーなクラバー視点で脱構築したギターとドラムのDIYツーピースバンド"吉日"。オートチューンエフェクトを駆使しつつポエトリーも交えたボーカルや、アンビエントなアプローチなど始まったばかりのバンドとはいえ、アイデアの宝庫を具現化させた最小限のアンサンブルに痺れます!鋭い風刺のブラックユーモアとジャンクな抒情を漂わせつつ視線はシリアスなリリックにも注目!

DJはこの2組!

ルーツレゲエ、ソウル、ファンク、フォークなど生音主体のグッドミュージックをセレクトする"四畳半"が登場!土臭い人間模様の悲喜交交と、レベルミュージックの精神性が立ち上がる彼のDJセットをお楽しみに!

今回の共同企画者でもあるMARKING RECORDS店主"riko"。ポストパンク、ニューウェイブ〜インディポップ〜レフトフィールドなダンスミュージックまで異形な質感とユーモア溢れる手触りの音楽などを繰り出すセレクトは必見!

Parsnipの多面的な世界観に引き寄せられたジャンルを越境したアクトが集うパーティー!お待ちしています!

ご予約お早めに!

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2024年5月10日(金) Give me little more.
『Parsnip JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』
▽LIVE:Parsnip(メルボルン) / 岡沢じゅん / 吉日
▽DJ:四畳半 / riko(MARKING RECORDS)
▽料金:(前売)¥3,000 / (当日)¥3,500 / (学割)¥2,000 +1Dオーダー
▽時間:OPEN&START 19:00-
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Parsnip

岡沢じゅん

吉日







2024-04-04

2024年4月20日(土)『IEOGM JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO』 ▽LIVE:IEOGM / sakura fantasma / Darren McClure / sho sugita

   


ウィーン発、即興的なサウンドコラージュの感性で
不気味な音に溢れる箱庭世界を立ち上げるエクスペリメンタルデュオが登場!

オーストリア・ウィーン発の即興的電子音楽デュオ"Importers Exporters of General Merchandise(IEOGM)"が登場!松本拠点の自作モジュラーシンセ専門ネットショップ"電氣美術研究會"との共同企画でお届けします。

"IEOGM"は、コラージュ/ドローイングアーティストとしても活躍する"marie vermont"と、実験レーベルeë editionsを主催する"the concept horse"によるエクスペリメンタル電子音楽デュオ。イギリスの実験レーベルCzaszkaが新たに始めたレーベルMolt Fluidよりカセット作品をリリース。Quietusの2023年ベストカセットリストにも選出されるなど注目を浴びています。モジュラーシンセ、カセット、チープなトイシンセ、エフェクトペダル、スポークンワードのコラージュなどを用いて即興的にモノクロームの混沌を立ち上げます。金属の羽を擦り付けて飛翔する虫、グロテスクなクリーチャーの吐息、秘密の無線通信の混線、どこに向かうかわからない船の汽笛、レトロな映画音楽の断片から抜き出してきたような不穏な弦楽音…不穏なイメージを喚起させながら、目まぐるしく不気味な音が飛び交う悪夢的な箱庭世界。その一方で、どこかユーモアがあるコラージュ的感性に満ちた音楽をお楽しみに!

共演は、この3組!

山梨から、異国と音楽、カルトや、自然からインスパイアされた独自の世界観を、イラストやコラージュを主に国内外問わず制作&発表する”Sakura Fantasma”がカセットDJセットで登場。コールドウェイブ〜アンビエント〜ドローン〜ノイズなどをDJ用のカセットテーププレイヤーを用いて繋いでいく一貫した美意識が滲んだセレクトをお楽しみに。

松本在住、数々のネットレーベルからコンスタントに楽曲をリリースしている北アイルランド出身松本在住の音楽家”Darren McClure”。グラニュラーシンセサスなどの煌びやかなエフェクトを用いて紡ぐ木漏れ日のラビリンスに迷い込んだような永遠の時間を生み出すアンビエント〜ドローンが素晴らしい!

そして、今回の共同企画者である「電氣美術研究會」主宰の"sho sugita"。オブソリートで懐かしいシンセや自作・改造楽器を響かせる電子音ギークであり、大正時代のアヴァンギャルド詩を主に扱う翻訳家としても活動する彼。コロナ禍でひっそりと組み上げてきた巨大モジュラーシンセラックを持ち込んだ、生成音楽としての楽しみが詰まったエクスペリメンタルセットを聴かせてくれます。

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2024年4月20日(土) Give me little more.
IEOGM JAPAN TOUR 2024 MATSUMOTO
▽LIVE:IEOGM / sakura fantasma / Darren McClure / sho sugita
▽料金:(前売)¥2,000 / (当日)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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IEOGM
 

   

Darren McClure


2024-04-03

2024年4月14日(日) 『Eamon McGrath Japan tour 2024 Matsumoto』 ▽LIVE:Eamon McGrath(カナダ) / パパンジ searching for 本田光陽 / からっぽ / Stargirl

       

Eamon McGrath

カナダ発、長期に渡るツアー生活を送りながら
アーシーなフォークミュージックを実験的な音響でアップデートする
"Emon McGrath"が登場!

長いツアー生活を送りながら独立独歩でフォークミュージックをアップデートするトロントのオルタナティブフォークシンガー”Eamon McGrath”が登場!

Eamon McGrath”は、カナダ・エドモントン発、現在はトロントを拠点とするSSW。北米とヨーロッパの往来を中心に生活のほとんどをツアー生活に捧げつつ、その長期に渡る路上音楽生活をテーマに小説の執筆活動を行い、最新作「Here Goes Nothing」(2020)は、カナダの日刊紙The Globe and Mailのbest indie readにも選書されるなど小説家としての一面も持つ彼。近年は、オルタナシンガー”Julie Doiron”率いるバンド”Julie & The Wrong Guys”のメンバーとしても知らています。ブルーススプリングスティーンを思わせるワイルドなしわがれた声で悲哀のメロディを歌う様は、一見、北米フォークロックのど真ん中に佇んでいるかのよう。しかし、彼の歌の背後に潜む音に耳を傾けると、そこにはCBGBの禍々しい喧騒の中で鳴るジョニー・サンダースのヒリヒリとした感傷のギタートーンが聴こえたかと思えば、Godspeed You! Black Emperorにも通じる音響的な実験精神が遠巻きに暴れます。パンデミック禍では、休みなきツアー生活から一転し、自室で新たなサウンドスケープ構築の実験に取りかかり、最新アルバム「Bells of hope」では、Brian Eno、Alice Coltraneの影響を受けたアヴァンなアンビエントテクスチャーと、カナディアンフォーク、80's ポップスの祝祭性が交差した新しい方向性を確立。ロックダウンの中で荒廃するトロントの街、友人の喪失などの悲痛な悲しみを直視しながらも、悲しみを啓示へと変え、不安の時代の中に美を見出していく、楽観的なヴィジョンを提示する今作は深い洞察の上に成り立つ力強さに溢れています。War on drugs、Destroyer、Kurt Vile、wilco、Courtney Barnettのファンの方に特に強くおすすめです。

共演はこの3組!

辰野町を拠点にするマルチ奏者・本田光陽によるインストゥメンタルバンド"パパンジ searching for 本田光陽"。「16世紀からメキシコに存在する謎の流れもの集団パパンジ。そして突如失踪を遂げた本田光陽。 
彼を探し求めて、パパンジ一族の末裔Koyo Carlos Papanji Honda Jrが仲間と共に砂埃に乗ってやってきた!」とのこと。Vampire Weekendを想起させるトライバルビートミーツインディなサウンドをお楽しみに。

激情と哀愁のアコースティックデュオ"からっぽ"。感情の起伏を余すことなく込めた歌と、藍色の孤独感の向こうにドラマティックな情熱をたぎらせて紡がれる古語を織り混ぜた文学的なリリック、空気を切り裂くアコースティックギターの鋭角的な響きで切迫した歌世界を紡いでいく圧巻のライブパフォーマンス!

長野市のサイケデリックポップバンド”Stargirl”。Beach HouseやSlowdiveを彷彿とさせるシューゲイザー/ドリームポップや、ラフで生々しいアンサンブルのオルタナガレージまで今昔の様々なインディミュージックのエッセンスが交差した楽曲が魅力。カナダワシでゴシゴシと感情をこするようなファズまみれのヴィンテージトーンなギターが通底して鳴らされ、儚い夢幻世界と鮮やかなコントラストをなし、多面的な響きを聴かせてくれます。ブラジルのレーベルBefore sunrise recordsより配信シングルをリリースするなど勢いたっぷりな注目のバンドです。

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2024年4月14日(日) Give me little more. 
『Eamon McGrath Japan tour 2024 Matsumoto』
▽LIVE:Eamon McGrath(カナダ) / パパンジ searching for 本田光陽 / からっぽ / Stargirl
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Emon McGrath

2024年4月13日(土)『LILLIE CREATURES Live 2024 Matsumoto』 ▽LIVE: LILLIE CREATURES / 吉日 / 二兆円

   


LILLIE CREATURES

オーストリア発、台湾在住
サイケロックと東洋音楽を融合したミニマルなスペースフォークを鳴らすLILLIE CREATURESが登場!

オーストリア〜日本〜台湾を往来しながらスペースフォーク/サイケデリック音楽を紡ぐ"LILLIE CREATURES"が登場!

"LILLIE CREATURES"は、オーストリア出身、東京滞在時に活動を始動し、近年は台湾を拠点にする"Anna Gabriele"によるサイケデリック/スペースフォークプロジェクト。呪術的な囁きから狂乱のハイトーンボイスまでを操る憑依的なボーカルスタイル、弓弾きで掻きむしるノイズ、アラビア音階で奏でられるウードのような響きのギターフレーズ、どことなくsci-fiな空気を纏った異世界的な響きの残響とドローン、仄かに漂うゴシックな美意識…アコースティックギター、声、ループペダル、エフェクトのソロパフォーマンスで紡ぐマイクロオーケストラスタイルのサウンドで、意識を現在地から彼方へと連れ去るような陶酔的、催眠的な世界を立ち上げます!フォーク、サイケデリック音楽、アラブ音楽、ポストパンク、ポストクラシカル、インディポップが混沌と混ざり合った彼女の音楽をお楽しみに!

松本からは、この2組が登場!

パンク、ヒップホップ、オルタナなどのストリートサウンドを、コンテンポラリーなクラバー視点で脱構築したギターとドラムのDIYツーピースバンド"吉日"。オートチューンエフェクトを駆使しつつポエトリーも交えたボーカルや、アンビエントなアプローチなど始まったばかりのバンドとはいえ、アイデアの宝庫を具現化させた最小限のアンサンブルに痺れます!鋭い風刺のブラックユーモアとジャンクな抒情を漂わせつつ視線はシリアスなリリックにも注目!

昨年末に登場した注目のスリーピースバンド"二兆円"が出演!弛緩と緊張を往来するアンサンブルと精緻なアンビエンスノイズ感覚で紡ぐ、黒光りした妖しさの漂うスロウコアサウンド〜鋭い眼光でかき鳴らす焦燥のオルタナまでが混在したサウンドに痺れます!ナンバーガールのアヴァンギャルドの瀬戸際で鳴るポップ、betcover!!の知性漂うセクシーさ、あるいはサウスロンドンポストパンクシーンにも繋がりそうな野心的な実験精神をもちながら、そのどれでもないような不思議な温度感のバンド、期待です!

それぞれのサイケデリック観、パンク観から自分達の音楽を発明している3組が揃いました!お楽しみに!

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2024年4月13日(土) Give me little more.
LILLIE CREATURES Live 2024 Matsumoto
▽LIVE: LILLIE CREATURES  / 吉日 / 二兆円
▽料金:adv ¥2,000 / door  ¥2,500  (ドリンク代別)
▽時間:open 18:30 / start 19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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LILLIE CREATURES

吉日

2024-04-01

2024年4月6日(土) Breakman House presents"Cement vol.2" ▽LIVE:オコトロン(浜松)/ 7th Jet Ballon / gaku matsunobu / Breakman House

   


松本シーン注目の若手オルタナバンドBreakman Houseによる
自主企画イベント!

松本シーンで今、最も精力的に躍動するオルタナティブロックバンド”Breakman House”が県内外からゲストを招いて自主企画「CEMENT」松本編を敢行!

ゲスト1組目、“オコトロン”は、松本でもお馴染みの浜松のハイテンションニューウェイブ歌のお兄さん”マッスルNTT”と、彼のやっていたユニット”マッスルNTTなどズ”の頃から活動をともにする琴奏者”すずし”による電子ポップユニット。エレクトロビートの上で、琴とシンセサイザーによる遊び心たっぷりなアンサンブルが交差!ノスタルジックな暖色フォークトロニカ、トイポップ的なアプローチをもちつつも、時にスペーシーに、時にサイケデリックに跳躍!ハニカミつつも思いついたアイデアを手先に即憑依させて投げ込む機動力たっぷりの演奏と、インストゥメンタル的アプローチかと思いきや、突然のフリースタイルラップが飛び出したりする自由自在のステージングからは目が離せません!

ゲスト2組目は、長野市発、くだらない1日やdowntを擁する注目のレーベルungulatesよりリリース、国内のエモシーンで躍動するツーピースバンド"7th jet ballon"。鋭く切り裂きながらもセンチメンタルを漂わせたギターと、ヘヴィネスを纏いつつ多彩なフレージングと複雑なリズムの妙をめまぐるしく繰り出しながら疾走するドラム、少年性のあるハイトーンボイスによるナイーブな歌い口…緻密なアレンジメントを施しながらも、二人の呼吸で情感たっぷりにドラマを紡ぎ、熱を帯びた音の塊としてぶつけるアンサンブルが素晴らしい!Cap'n Jazz、The Promise Ring、hello hawk、malegoatなどのエモバンドの系譜を想起させる彼らの音楽をお楽しみに!

地元共演は、Breakman Houseのアートワークも手がけるマルチな才能、若手ビートメイカー”gaku matsunobu”。MPCから叩き出すJazzyなサンプリングソースで紡ぐ、エキゾチックな旅情と生活の匂いが交差したLo-Fiビート。

そして、今回のホストバンド"Breakman House"。変則チューニングを多用しつつ刺々しく歪んだ不穏な響きのギターアンサンブルによるsonic youthへの憧憬が迸る焦燥オルタナサウンドを基調にしつつ、ポストハードコア、ポストロックを経たプログレッシブな楽曲〜4AD直系のドリームポップ~シューゲイザー、フィッシュマンズを思わせる長尺のインスト曲まで、ヘヴィーリスナーとして耳にした音楽をすぐさま自分たちのサウンドに取り込んでいく柔軟さと速度感で日々変化するその姿から目が離せない!

Breakman Houseの多様な音楽性がそのまま企画として反映されたようなジャンルミックスな一夜!お楽しみに!

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2024年4月6日(土)Give me little more. 
Breakman House presents"Cement vol.2"
▽LIVE:オコトロン(浜松)/ 7th Jet Ballon / gaku matsunobu / Breakman House
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500 /(学生)¥1,500 (ドリンク代別)
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Breakman House

オコトロン

7th Jet Ballon






2024年4月5日(金)『Shabason & Krgovich featuring Tenniscoats Japan Tour 2024 松本』 ▽LIVE: Shabason & Krgovich (カナダ)/ テニスコーツ(東京)

  

joseph shabason & Nicholas Krgovich

テニスコーツ



マルチ奏者Joseph Shabasonとメロウポップ職人Nicholas Krgovichによる
極上のアンビエントポップデュオが登場!
共演はテニスコーツ!

ニューエイジ/アンビエント/エクスペリメンタル/ジャズが折り重なった静謐なソロ作品で日本でも人気が高まるサックス奏者/マルチ奏者の"Joseph Shabason"と、Robert WyattやDavid Byrne、Dirty Projectorsらも絶賛するロマンティック&メロウな歌声と楽曲で数々の作品を発表してきたSSW"Nicholas Krgovich"。この2人の才人による極上アンビエントポップデュオが登場します!今回のツアーには、"テニスコーツ"も帯同、自身のセットに加えShabason & Krgovichの演奏にも参加予定!

"Joseph Shabason"は、トロント在住のサックス奏者/マルチ奏者。Destroyerの名作『Kaputt』、The War On Drugs『Lost in the Dream』に参加、DIANAのメンバーとしての活動を経て、レーベルWestern Vinylを中心に数々のソロ作品をリリース。繭のように包まれるスムースな音の波、生々しい気配が新しい文脈と結びついて詩的な意味を帯びるフィールドレコーディング、温かみのあるエレクトロニクスと、奇妙なテクスチャを纏った多義的な感情を喚起する管楽器のフレーズ…自身のルーツや記憶にフォーカスしながら作品ごとにコンセプトを立ち上げ、ニューエイジ、アンビエント、ジャズ、インディ、80's ポップなどが柔らかな混沌の中で行き交う洗練かつ野心的な音楽を紡ぎます。パンデミック以降人気が高まるアンビエント/ニューエイジの静かな熱の中、待望の初来日!

Nicholas Krgovich”は、キャリア初期にはNo Kids、Gigi、P:anoといったユニットでタイムレスな数々の傑作ポップナンバーを生み落し、2013年の1st ソロアルバム以降は自身の名義で作品を発表し続けるロマンティックポップ職人。甘美な歌声とスムースに言葉が躍る恍惚のメロディライン、コンテンポラリーR&B~Prefab Sprout的80’s ポップ~lo-fi インディポップ~レトロ映画のサウンドトラックなどウォーム/クールのテクスチャを丁寧に編み込んだ箱庭的造形のアレンジによる洗練されたメロウポップを紡ぎます。虚構的な空恐ろしさも漂い、美しくあればあるほど、底に横たわる孤独感を描き接すれば接するほどに表情を変える彼のポップの世界、ぜひ噛み締めていただきたい!Arthur Russell、Destroyer、Nite Jewel、Mockey、Sandro Perri、Stereolabのファンの方は特に必見。

今回は、この2人が"Shabason & Krgovich"としてのセットを披露。吉村弘や高田みどりなど日本のニューエイジ・クラシックからの影響と、David Sylvian、The Blue Nile 、Talk Talk的なエレガンスを感じさせる密室的な静謐さに溢れた2020年の『Philadelphia』(Chris Harrisとのトリオ名義)と、抑制されながらも躍動するリズムを取り入れ、多様な色彩で淡色のアンビエントポップを紡いだ2022年の『At Scaramouche』、2枚の傑作アルバムを引っ提げた演奏をお楽しみに!

今回のツアー全公演に帯同する"テニスコーツ "。さや(ボーカル)と植野隆司(ギター)による1996年から活動するアヴァンポップデュオ。オノマトペも交えつつ、平易で率直、日常の実感から滲み出る聖と俗の境界をなぞるような言葉の数々、童謡のように響きつつも同時に消え入りそうな儚さを伴って胸を締め付けるメロディ、感傷的なトーンのギターアルペジオによって出現する聖域のような空間…そのシンプルな言葉とメロディの海に身を浮かべると、周囲の「気配」が今まで違って感じられる心地になったり、過去の思い出や場面が脈略もなく浮かんで来たり、不思議な安堵感に包まれたり。ギターと歌だけで、演奏を取り巻く全ての状況を自分たちの音楽の中へと誘い込んでいくシンプルの極地かつフリーフォームな彼らの演奏は、バックグラウンド問わず世界中の人々を魅了。これまでThe Patels、Jad Fair、Norman Blake (Teenage Fanclub)、Tape、The Notwist、Efterklang、Bill Wells、GEZAN…など世界各国のチャーミングな鬼才たちとライブでの共演、共作を敢行。常に音楽の中で生活しているような美しい結晶体のような彼らの音楽、ぜひ体験してください!

アンビエント、ニューエイジ、アヴァンポップ、インディフォークなどのファンの方は特に、この公演を絶対にお見逃しなく!


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2024年4月5日(金) Give me little more.
Shabason & Krgovich featuring Tenniscoats Japan Tour 2024 松本
▽LIVE: Shabason & Krgovich (カナダ)/ テニスコーツ(東京)
▽料金:(前)¥4,500 / (当) ¥5,000  (ドリンク代別)
▽時間:(開場) 19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Shabason & Krgovich

テニスコーツ