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2022-11-02

2022年11月19日(土)  Give me little more. 『ハママツモトvol.3 松本編』 ▽LIVE:Mizumi(浜松)/ DEVONAIR(浜松)/ マッスルNTT(浜松)/ The Instant Obon(from キセル) / KUDO AIKO / TANGINGUGUN

      


浜松と松本の音楽シーンが邂逅するスプリットライブツアーイベント!4年ぶりの開催!!

浜松と松本、それぞれの街の音楽家たちがお互いの街に出向いていくスプリットツアーライブイベント「ハママツモト」4年ぶり3回目の開催!今回は11月に松本編、12月に浜松編という日程でお届けします。

浜松からゲスト3組が登場!

浜松勢1組目は、呪術的エクスペリメンタルバンド"Mizumi"が登場。メンバーは、イギリスのSo I Buried Recordsよりリリース、大規模なヨーロッパツアーを敢行するなど浜松を拠点にしながら世界的な活動を行うダークサイケデリックバンド"qujaku"のリズム隊と、アシッドフォーク〜ダーウウェイブ〜ゴシックパンクなど多様なアウトプットと一貫した美意識で10代前半から浜松の音楽シーンで異才を放つ音楽家"BOKUGO"。深く歪んだベースとフリーキーな野性味をもちながらミニマルに刻む儀式的なドラム、取り憑かれたイタコが奇奇怪怪とした異界の声を受信しているような不明言語と絶叫とお囃子のようなメロディによるボーカル、黒光りした粘液がしたたるようなドロドロとしたノイズとフィードバック….恐山で演奏するCANといった風情で、土着的なおどろおどろしさとその奥にほんのりとした可笑しみを感じる稀有な世界観を立ち上げる!不気味で不穏なサウンドの洪水を浴びながらも、どこか心が洗われるような清々しさもあるMizumiの暗闇の祝祭をお見逃しなく。

浜松勢2組目は、やけっぱちの煌めきギターポップバンド”DEVONAIR”が登場。BEACH FOSSILS、DIIVなどのcaptured tracks勢を思わせるドリームサーフサウンド~ART SCHOOL、ナンバーガールなどのジャパニーズ・オルタナポップを感じる焦燥とエスケーピズムのやけっぱちナード・ギターロックを展開。ビザールなトーンで繊細な感情をトレースするギターフレーズ、ローファイガレージ感の漂う程よく素っ気ないビート、気怠い低体温のロートーンボイスによる日本語詞が疾走する彼らの音楽は、何一つツイてない日の夜に寄り添うささくれ立ったサウンドトラックという趣。洗練とは真逆のベクトルで、惹きつけられます!

浜松勢3組目は、お馴染みテクノポップシンガーであり、ハママツモトの企画者でもある“マッスルNTT”。サンプラー、リズムボックス、シンセなどを駆使しながらニューウェイブへの止まらないロマンティックが炸裂したハイテンションなストレンジ・ポップを鳴らす彼。日常の怒りから生み出される強烈なパンチラインの数々、ポップの魔法がかかったコールアンドレスポンス必至なメロディ、ニューウェイブ歌のお兄さん的なキレッキレ・ダンスパフォーマンス…ステージでめまぐるしく展開する一挙手一投足に爆笑しながら、じんわりと涙を浮かべること間違いなし!玩具の銃でマーブルチョコを乱れ打ちするようなカラフルな毒が溢れる彼の音楽、ぜひ体験してみてください!近年は、バンド編成での活動を経て、ソロに。ステージでの自由度も、歌モノとしての奥行きも増した彼の最新形をお見逃しなく!

松本からはこの3組が出演!

松本勢1組目は、キセルの”辻村 豪文”によるソロプロジェクト”The Instant Obon”。ドラムセットをメイン楽器に据え、辻村氏自ら叩き出すJ Dillaライクに独特に揺れるhip hopビート、各地の民謡を中心としたサンプリング、ギターの爪弾き、そしてあの柔らかい歌声が交わり立ち上がる、いつまでも身を沈めて漂いたくなる陶酔の音世界。ある種の瞑想的な音楽体験でもありながら、暮らしている場所/過去、歴史/大きな社会の動き/と、今、此処に立つ自分の関係性へ想いを馳せずにはいられなくなる静かで鋭い眼差しが宿るビートのリアリズム。ほとんど松本でしか行われていない激レアソロセット、必ずや目撃してください!

松本勢2組目は、エレクトロポップバンド"Far Farm"での活動を経て、東郷清丸バンドへのコーラスメンバー、「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」に参加するなど声を軸としながら活動を行う音楽家“KUDO AIKO”。ソロでのパフォーマンスは、MTRを用いた抑制の効いたビートの中で、カルグラなどの倍音唱法やルーパーを用いた美麗な多声ハーモニー、多彩なエフェクトボイスなど声のテクスチャを変化させながらパフォーマンスを展開。R&B、ソウルミュージックに根ざしつつも、民謡や民族音楽などの土着音楽の世界にも造詣が深い彼女。ミニマルなシンセポップの中に、声楽や現代のポップスとは異なる様々な発声法を取り入れ、時空間旅行的感覚を呼び起こしてくれます。

松本勢3組目は、ツインボーカルのサイケデリックインディポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”が出演。くぐもったエコーサウンドの中で、情感たっぷりなどこか歌謡的なメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスがぐちゃぐちゃに煮込まれた奇妙に揺らいだポップを鳴らす!近年は、トライバルからトラップまで交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。

回を重ねて音楽家同士の自然な行き来も少しづつ増えてきた浜松と松本の音楽シーンがより濃密に邂逅するこのイベント!ぜひ、お見逃しなく!!

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2022年11月19日(土) 
Give me little more. 
『ハママツモトvol.3 松本編』
▽LIVE:Mizumi(浜松)/ DEVONAIR(浜松)/ マッスルNTT(浜松)/ The Instant Obon(from キセル) / KUDO AIKO / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000/(当)¥2,500(ドリンク代別)
▽時間:(開場)17:30 / (開演)18:00 
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Mizumi

DEVONAIR

マッスルNTT


The Instant Obon


TANGINGUGUN