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音楽とともに暮らしと社会を考える
下北沢LIVEHAUSの名物イベント「9party」が松本に上陸!
下北沢LIVEHAUSの名物イベント「9party」が松本に上陸!
下北沢LIVEHAUSで開催されている音楽を楽しみながら暮らしと社会を考える「9party」が松本に上陸!この日は昼と夜の2部制です。昼はギブミーで、夜はマモー(marsmoo)で開催!
“9 PARTY”とは、毎月9日に行われているライブ&DJのパーティー。音楽を楽しみながら、自分たちの暮らしや社会のことを気軽に話し合ったり、オススメの映画や本を紹介し合ったりする小さな集まりです。発起人は、バンドGOROGORO、MOOS、OCHA∞MEなどで活動する音楽家でもあり、LIVEHAUSのオーナーとしても知られる”スガナミユウ”。(コロナ禍で立ち上がった文化施設を守るための署名活動「Save Our Space」の発起メンバーとしてもお馴染みですね!)昼の部のギブミーではライブを主体にゲスト2組を招き、松本からも2組が出演!
ゲスト1組目は、2021年、この時代の空気を経て誕生したオルタナティブパンクバンド”MOOS”。「My own opinions」を意味するバンド名の通り、社会生活の中での怒りや悲しみをストレートに表現したステイトメントを掲げながら、それぞれが考えるPUNKを表出。その結果、生まれたのが古典的なパンクサウンドからは大きく逸脱した、奇妙でイビツで愛おしい超ごった煮サウンドなのだから驚きが止まらない…!ファストに疾走するドラムと怒りで蹴散らすようなノイズが暴れたかと思えば、生活を慈しむような穏やかなセブンスコードとともにキャッチーなメロディを全員合唱!レゲエ、スカ、ダブ、ソウル、ハードコア、Dischord的ポストハードコア、K RECORDSなLo-Fiポップ…彼らが10代の時に愛していた様々なスタイルに敬意を払いながらも、現在のリアリティで濾過したその混沌の音楽からは、根底の怒りと同時に、凄まじい生のエネルギーが溢れ出ています!
ゲスト2組目は、”石渡悠起子”によるミニマルな電子音、歌、スポークンワード、シンセサイザーによるミニマルエレクトロポッププロジェクト”Zen 101”。削ぎ落とされ端正に配置された音で淡々と語りかけてくるミニマルビート、力強さと柔らかさを往来しながら言葉のイメージを跳躍させる歌声、感情の周囲を取り巻くオーブのようなシンセサウンド…ジェイムス・ブレイク、ジェネール・モネイ、イベイなどからインスパイアを受けつつも、自らの感情を丁寧に観察し、嘘のない表現に真摯に向き合い紡がれた静かな祈りのレベルミュージック。〈愛とジェンダー、自分らしくあること〉をテーマに、生活の中の怒りや悲しみをベースにしつつも、直情的すぎない距離感で紡がれた彼女の言葉と音は、この世の中に蔓延した<〇〇らしさ>に縛りつける呪いから、私たちを解放していきます。
松本からはこの2組が出演!
共演1組目は、ツインボーカルのサイケデリックポップ/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”が出演。生活と社会との軋轢から生まれた感情の渦を、くぐもったエコーサウンドの中、情感たっぷりなメロディ、土臭いサイケデリア、こっそりとしたへんてこファンクネスで煮込み、奇妙に揺らいだポップを鳴らす!最近はトライバルからトラップまでが交差するエレクトロニクスを交えたデュオセットでの演奏を展開。
共演2組目は、パワーポップバンド“paycheck”。何かをしでかすことに余念のないパンクな初期衝動ステージングと、ポップに身を捧げたグッドメロディによるいい意味で時代錯誤した正直で直球バンドサウンドが胸を打つ!
いつか松本でもできたらいいなと思っていた“9PARTY”が遂にやってきます!いろいろな人が行き交う音楽の現場だからこそ、SNS的エコーチェンバーな語りとは違った視点で、日々の葛藤を話しあったりできたらいいなと思います。もちろん最高に楽しい音楽の時間とともに!
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2021年12月5日(日) Give me little more.
『9 party 松本』
▽LIVE:MOOS / zen101 / TANGINGUGUN / paycheck
▽料金:¥1,500 / ¥2,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)12:30 / (開演)13:00 ※いつもとちがってお昼の時間帯です。お間違えなく!
▽予約:give.melittlemore@gmail.com
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MOOS
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