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2021-04-22

2021年5月2日(日) 『倉地久美夫 ソロライブ 松本編』

倉地久美夫

特殊な調性のギターと官能的な歌声が描くデカダンスの世界
異能のシンガーソングライター”倉地久美夫”がやってきます!
田口史人(円盤・黒猫)によるプチレコード寄席も!

プログレッシブな音階を用いた特殊なギタープレイ、シャンソンのような官能的な歌声、理解を超えた情景を立ち上げる詩作…全てが圧倒的にオリジナリティの塊としか言いようがない異能のシンガーソングライター”倉地久美夫”がやってきます!今回は、円盤(現・黒猫)の店主“田口史人”によるプチレコード寄席もセットで開催!

倉地久美夫”は、福岡と東京の二拠点を足場に活動するシンガーシングライター。高校時代よりシンセを用いた宅録を開始し、以後、舞踏・身体パフォーマンスシーンとの邂逅、菊地成孔、外山明らフリージャズ文脈の奏者との共演、シャンソン歌手・清水泰行への師事、第二回「詩のボクシング」全国大会優勝など数々の異色の経歴を経る中で、詩作、朗読、歌、ギター演奏、ライブパフォーマンスをそれぞれに異なったベクトルで熟成させたあまりにも独特な音楽性を確立。2011年には、彼を追ったドキュメンタリー映画「庭にお願い」(監督は「パビリオン山椒魚」「ローリング」で知られる冨永昌敬)が公開。2019年作ジムオルーク録音の「SOUND OF TURNING EARTH」はイギリスのレーベル”bison records”よりリリース。その存在は日本のみならず世界中の音楽マニアへと届いています!シャンソンや唱歌を彷彿とさせる歌唱法とアングラ芝居の一幕のような朗読によって紡がれる歌世界、市井の人々のプライベートな会話や頭の中の独り言を悪夢の中で受信してしまったかのような歪んだ情景や人間模様を立ち上げる言葉の力、曲ごとに独自のチューニングを施したシカゴ音響派のようにも中東音楽のようにも聴こえる弦の響き、クラシック的技巧性を交えたフィンガーピッキングから眉間に皺を寄せた殺気溢れる切れ味のストロークを行き来するギタープレイ…シンプルな弾き語りの演奏であるにも関わらず、そこに立ち上がるのは私小説的なフォークとは全く異なる地平で鳴るデカダンスたっぷりの夢うつつな世界。湿った万年床の上で金縛りにあうような恐怖と、美しいビイドロをうっとりと眺めるような甘美の狭間で鳴る快楽的な混乱!倉地ワールドを存分に味わえるこの機会をお見逃しなく!

そしてお馴染み、レコードにまつわるエピソードから昭和の人々の生活へと眼差しをむける聴く民俗学的生活史「レコード寄席」。今回のテーマは「詩人のレコード」とのこと。田口史人を語り手とし、倉地久美夫も参加。

濃厚な二部構成の一夜、ぜひお見逃しなく!

※キャパシティの50%の人数制限で行います。ご来場の際はマスクの着用の徹底をお願いします。

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2021年5月2日(日) Give me little more.
『倉地久美夫 ソロライブ 松本編
▽LIVE:倉地久美夫
▽<レコード寄席>語り手:田口史人 ゲスト:倉地久美夫
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 / (学割)¥1,500  +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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倉地久美夫