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2020-02-04

2020年2月4日(火)「Patient Hands JAPAN TOUR 2020 松本公演」

Patient Hands

カナダ発、モジュラーシンセとアコースティックギターによる
悲痛で美しい音響フォークシンガー"Patient Hands"が登場!

モントリオールを拠点に置くアレックス・ストーシノフによる音響フォークプロジェクト“Patient Hands”が登場!

フォークギターとエレクトロニクスを用いて冬の空気のように澄みつつも影のある歌声で静かに美しい実験的な音響フォークを紡ぐ彼。2019年には、自身の癌との闘病生活で味わった深い暗闇を、少ない言葉と繊細に積み上げた音響により描写した生々しいドキュメンタリーアルバム「stoic」をリリース。モジュラーシンセの呻き声と、無表情で無慈悲な虚無そのものを描くモノクロームのドローン、麻酔の朦朧とした意識の遠景で灰色に燃えあがるエコーとノイズ、湧き上がる不安や恐れと対峙する悲痛なギターフィードバック、嘆きと自身の無力を曝け出すかのような歌声と、どこかで救済を感じさせるただ、ただ美しいアコースティックギターの爪弾き…病に犯される以前の自身を取り戻そうとしながら、無力であることをただ受け入れ、最終的に病に打ち勝ったという彼。その描写力に満ちたサウンドスケープと、自身の経験をそのまま音響的に記録しようとする真摯な情熱により、極めてパーソナルな作品でありながら、その経験を共有しない私たちにも開かれた孤高の作品が誕生しました。Mount  Eerieの連作『A Crow Looked At Me』&『Now Only』」にも通じる、その勇敢な試みで、彼の名前はじわじわと世に知られ始めています。Nick Drakeの密室の空気、Grouperの霊性を漂わせた儚さ、OWENの静寂な甘美に浸れる幽玄なフォークはもちろん、アンビエント、ノイズファンも唸ること間違いなしの彼のライブ、ぜひご堪能ください。

共演は、2組。

1組目は、ファルセットボイスが美しい松本のファンタジックサッドフォークシンガー”三井 未来”。浮遊感漂う天然に奇怪なコード進行と、空気に溶け込む繊細なハイトーンボイスでファンタジー文学の一編を立ち上げていくようなリリックによるフォーク。最近は自身のイベントスペース「井戸の底」を立ち上げ、ますます注目の存在!

2組目は、名古屋を拠点に活動する”The Rainy”のフロントマン・”岩崎 初”によるソロ。冬空に溶け込むようなファルセットが心地よい声によるメランコリックな歌と、様々な濃淡で何度も塗り重ねられた水彩画のような繊細なアンビエントサウンドで紡ぐ、祈りのような静かな情熱のサッドポップ。

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2020年2月4日(火) Give me little more. 

「Patient Hands JAPAN TOUR 2020 松本公演」
▽LIVE : Patient Hands(カナダ) / 三井未来 / 岩崎初(名古屋)  
▽料金:(前)¥2,000 /(当) ¥2,500 +1ドリンクオーダー 
▽時間:(開場)19:00 / (開演) 19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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Patient Hands




岩崎 初

三井 未来