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2019-09-21

2019年9月21日(土)「Kellarissa JAPAN TOUR 2019 松本公演」

Kellarissa

鎮魂のダンスステップ、バンクーバー発シンセポップシンガー"Kellarissa"がギブミーに登場!

バンクーバー発、耽美的シンセポップデュオ”Fake Tears”の片割れであるラリッサがソロプロジェクト”Kellarissa”として登場!Fake Tearsのギブミーでのライブを経て、2年半ぶりに彼女が帰ってきます!

Kellarissa”(フィンランド語で「地下室の中」を意味する)は、2017年に来日公演を行った”Fake Tears”としての活動、Nicholas Krgovichとのかつてのデュオ”p:ano“でも知られ、Rose Melberg(Tiger Trap/ The Softies)のバックボーカル、Destroyer、How To Dress Wellのライブメンバーにも名を連ねるラリッサによるシンセポップソロプロジェクト。バンクーバーの重要インディレーベル”Mint Records”よりこれまでにソロ3作品をリリース。過去にはループペダルを用いた実験的なシンセポップを発表してきた彼女ですが、2018年の最新作「Electro Ocean」では、ダンスする身体の躍動感をトレースするシンセベース、アルページエータが奏でる星座の煌めきのようなシンセサウンド、Cocteau Twinsにも通じる翳りを帯びたロマンが佇むメロディライン、神秘性を纏いながらも明瞭で力強い歌声が渾然一体となった80’sリバイバルシンセディスコポップを展開。身体に直接訴えかけてくるダンサブルなポップソングとしての強度を増しながらも、楽曲のテーマはより深淵へ。長いツアー生活の中で見た様々な光景をメモに書き留め、長時間にわたって自分のフィルターでゆっくりと抽出した今作では、生まれ育ってからずっと身近な存在であった「海」への憧憬と、その「海」が汚染され、失われていく悲しみを主題に制作。人間が壊れていき、地球が荒廃していく時代の大きな「痛み」に寄り添う鎮魂のダンスステップが音と言葉一つ一つから聞こえてきます。誰もいなくなってしまった街の夕暮れ、LEDライトの虚しい点滅をバックにヘッドフォンの中で鳴る、自分の内面への洞察とこれからの時代への想像力を研ぎ澄ませるためのダンス・メディテーション。Molly Nilson、Patienceなどのシンセポップファンはもちろん、ドリームポップファン、80’sポップのファンも必見です!

共演はライブアクトはこの2組!

ZINEメイキングからDJまで多才っぷりを発揮しながら、音楽活動も本格的にスタートさせた”nu”。Grimes〜ジャパニーズサブカルチャーまでを脳内で煮込み、ロボティックな声でちぎり投げる、遊び心と衝動のシンセポップライブセット。

上田の若きストレンジシンセポップボーイ”レペゼンパンツ”。スーパーマーケットのBGMとインディポップの境目で鳴る体温低めなのに茶目っ気たっぷりな摩訶不思議ラウンジサウンド。

それぞれの美意識と静かな情熱が交差するシンセポップナイト、お楽しみに!

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2019年9月21日(土) Give me little more.
「Kellarissa 
JAPAN TOUR 2019 松本公演
▽Live: Kellarissa(カナダ) / nu / レペゼンパンツ
▽DJ:TBA
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 *ドリンク代別

▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00 
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Kellarissa



カナダ・バンクーバー出身のLarissaLoyvaはガールズ・サイケデリック・エレクト ロ・ポップ・デュオ、Fake Tearsで2017年来日ツアーを興行し、そのツアーの1公演目では2019年フジロックにも出演したUnknown Mortal Orchestraの前座に大抜擢された。
Destroyer、How to Dress Wellのライブメンバーとして世界を旅し培った、中毒性の高いメロディーラインとポップなエレクトロ・サウンドのコンビネーションに思わずステップを踏みたくなる。


2019-09-18

2019年9月18日(水)「Misty Coast JAPAN TOUR 2019 松本公演」


Misty Coast

ノルウェー発、サイケデリアとノイズの間で鳴る耽美なメロディ
ミニマルエレクトロドリームポップデュオ"Misty Coast"が登場!

ノルウェー西海岸、雨の多い街ベルゲンを拠点に活動するエレクトリック・ドリームポップユニット”Mistye Coast”がギブミーに登場。

"Misty Coast"は、ノルウェーのグラミー賞"Spellemannprisen 2015"のインディ部門にて受賞経験があり、2016年には来日公演も行ったシューゲイザーバンド”Megaphonic Thrift”のボーカル/ベーシストの”Linn Frøkedal”と、ボーカル/ギタリストの”Richard Myklebust”によるドリームポップデュオ。もともとバンドでもツインボーカルで歌っていた二人による、バンドとは異なったアプローチのサイドプロジェクトとして始動。ベッドルームに籠り、TR-808によるリズムセクションを土台にしながら、床中に敷き詰められた数々のエフェクトペダルとともに、この世から隔絶した精神の安全地帯で鳴るミニマル・ドリームポップが誕生。紫色の妖気を纏い気怠く宙を舞うLinnの歌声、奇妙なリバーヴとフランジが生み出す目眩を誘うサウンドスケープ、深い森で飛び交う羽虫のようなグリッチ&ノイズ、お茶目でグロテスクなクリーチャーの笑い声のような奇妙なディストーションサウンド…彼らが生み出すサイケデリアとノイズの間で鳴る奇妙なバブルガムポップは、夢の終わりから逃げ続けて疾走する大人たちのミステリーツアーといった趣。ゼリーの湖に飛び込み、虹色の天然ガスが吹き出る岩床地帯を裸足で駆け回り、機械仕掛けの壊れたぬいぐるみたちに囲まれて合唱…脈略のない夢の風景が次々に連想されます。彼らが差し出す万華鏡の中には、LUSHの危うい煌めき、Cocteau Twinsの気高さ、Blonde redheadの官能、The Magnetic Fieldsの箱庭世界、Guided by voicesの情熱が姿を変えながら立ち現れます。ライブでは、エレクトロニクスを用いたウィアードなサウンドはそのままに、よりハーモニーを活かしたフォーキーな側面も垣間見えそう!シューゲイザー、ドリームポップ、エレクトロポップ、シンセポップ、インディポップ、オルタナ、サイケデリックロックのファンは絶対にお見逃しなく。

共演は、この2組。

松本市在住、雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手掛けるイラストレーター"山崎 美帆”による光と音と映像のソロプロジェクト"daborabo”。可憐で繊細かつ奔放な雰囲気も感じさせるタッチのドローイングと、カシオトーンとディレイペダルによる宇宙アンビエント演奏、不思議なオブジェクトを組み合わせてアナログに生み出す光と影のビデオ投影…これらの行為がステージの上で同時に展開されて一編の物語を紡いでいくシネマティックなパフォーマンスは必見!

日常を高解像度で切り取ったヒリヒリとした歌詞世界が刺さるフォークマナーの歌心とジャングリーポップサウンドのコントラストが眩いインディポップバンド”コスモス鉄道”。最近は鍵盤とアコースティックギターの響きによりエバーグリーンな煌めきをそのままにほんのりシックに!


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2019年9月18日(水) Give me little more.
「Misty Coast 
JAPAN TOUR 2019 松本公演
▽Live: Misty Coast (ノルウェー) / daborabo / コスモス鉄道
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 *ドリンク代別
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30 
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Misty Coast

2016年に来日ツアーを行い、クオリティの高いライブでシューゲイザーシーン界隈の度肝を抜き、地元ノルウェーでは、ノルウェーのグラミー賞にノミネートされる等活躍している、ベルゲン出身のシューゲイザー・バンド The Megaphonic Thrift(ザ・メガフォニック・スリフト)のツイン・ボーカル、Richard Myklebust と、紅一点の Linn Frøkedal によるプロジェクト。 女性VoのLinnの声と美貌を前面に押し出し、メインストリームまでも意識したポップネスと浮遊感を兼ね備えたユニットである。


daborabo


長野県上田市出身
明治学院大学 フランス文学科卒業 
セツ・モードセミナー卒業

 現在は松本を拠点にして、
雑誌、書籍、広告、CD・LPジャケット等のイラストを手がけている

 映像、音楽作品なども製作中

コスモス鉄道
2018年1月、信州・松本を拠点に結成したガチャポップバンド。メンバー全員長野県在住。

キャッチーな旋律と、私的な日々を半径3メートルの視野で切り取った詞が特徴。

2019-09-15

2019年9月15日(日)「LONG HOURS JAPAN TOUR 2019 松本公演」

L O N G H O U R S

メルボルン発、ルーリードの色気が香る一人インダストリアルポストパンクプロジェクト
"L O N G H O U R S"が登場!

オーストラリア・メルボルンを拠点に活動する”Julian Medor”による2019年に突如始まった一人ポストパンクプロジェクト”L O N G H O U R S”が長期ジャパンツアーを開催、ギブミーにもやって来ます!

L O N G H O U R S”は、今年2019年4月に始まったばかりにも関わらず、3タイトルのアルバムとEPを発表する謎に満ちたポストパンクプロジェクト。錆びたドラム缶を退屈にまかせて叩きまくるような単調かつインダストリアルな響きのビート、噛み合わせの悪い金属部品が立てる騒音のように下品に歪んだディストーションギター、ルー・リードの色気を香らせながら時に気だるく呟き、時に絶叫するボーカル…倦怠感を燃料に、テープマシンと床に転がる無数のペダルエフェクトを気まぐれに繋ぎかえながら、電気の切れかかった部屋で薄ら笑いを浮かべて掻き鳴らす密室のパンクロック。カウンターの上によじ登って絶叫したり、激情にまかせてギターノイズを撒き散らしたりとやりたい放題なライブセットもかなり見応えたっぷり。孤独とナルシズムが不思議と爽快にスパークする彼の音楽、THE BIRTHDAY PARTY、SUCIDE、EINSTÜRZENDE NEUBAUTENなどのダークな80’sサウンドのファンから、ヴェルベッツ、NYパンクのファン、サーフガレージのファン、スカム、ジャンク、ローファイを愛でる全ての人たちまで、奇妙な音楽に心が沸き立つあなたはぜひ、お見逃しなく!

共演は、この3組。

1組目は、池田一郎氏によるソロユニット”V.O.C”=Vaper On Curry(カレーの湯気)。2000年代の長野インディシーンを支えたスラッシュ・パンクバンド”synchro9”、ポストロック/ポストジャズバンド”暮シノ手錠”などで活動、ソロでは長野の裏番的トラックメーカーとしてチープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドまでを鳴らし、「犀南のJay Dee」なる異名も。最近のセットでは、茶目っ気たっぷりのローファイビートの上で、中年男性の不安と焦燥を素っ気なく呟くようにラップする絶妙な温度感のヒップホップを展開。長年煮込んで気付いたら仕上がっていたといわんばかりのクミン・ウェーブ・サウンド、前回のギブミーのライブでも拍手喝采の嵐が!

2組目は、痢仔、砂檻、neo美の3人による謎多きポジティブパンクバンド”LOCAL REFRESH”。日々の衝動的な怒りを、嫌味とブラックユーモアと気の触れたフランジャーサウンドで蹴り飛ばす彼らのパンクロック、目撃せよ!

3組目は、テクノポップ宇宙人"おしゃべりアート“。カラフルでトロピカルな手作り感溢れる変装に身を包み、キッチュな電子音が彩る80’sレトロディスコビートの上でダンス!シニカルなロマンが漂うリリックがジワジワと胸を打つ!

ポストパンク、ニューウェイブ、ローファイ、ジャンク、スカムなクセ者たちが集結する一夜。お楽しみに。

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2019年9月15日(日) Give me little more.
LONG HOURS JAPAN TOUR 2019 松本公演
▽Live: LONG HOURS (オーストラリア) / V.O.C / LOCAL REFRESH / おしゃべりアート  
▽料金:2,000円(予約/当日とも)*ドリンク代別
▽時間:(開場)17:30 / (開演)18:00 
予約:give.melittlemore@gmail.com

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L O N G H O U R S


V.O.C
90年代よりヒップホップ、テクノからの影響を受けトラック制作を始め、並行してスラッシュ・パンク・バンドのsynchro9、ポスト・ロック、ポスト・ジャズ・グループの暮シノ手錠などでも主にベースプレイヤーとして活動し、ソロ転向後は長野の裏番的トラック・メーカーとして、チープでオールドスクールな電子ラウンジからグリッチ&ダビーでダウンテンポなトラック・メイキング、さらにはメロディアスでキャッチーな胸きゅん&甘酢サウンドで暗躍する「犀南のJay Dee」と呼ばれるローファイ・トラック・メーカーのVapor On Curry(カレーの湯気)。自身によるレーベルTHOUSAND TUNEも運営。また、長野のネオンホール月報での定期コラムや、松本のイベントnami to kamiでのコラムを不定期で執筆。aotoaoレーベルからリリースされた『casiotone compilation vol.3』においてヒットを飛ばし、2018年末には、これまでのリリース作品を独自にまとめたベスト盤ともいえる『Acceptance』をリリースした。


LOCAL REFRESH


おしゃべりアート

2019-09-08

2019年9月8日(日)「初期のアンドヤング Live in Matsumoto」

初期のアンドヤング

「永遠のオルタナチヴ」
国内インディ・オルタナロックシーンで絶大なリスペクトを集める
ベテランベースレストリオバンドが最初期の編成でギブミーに登場!

「永遠のオルタナチヴ」ベースレストリオ”and young…”。国内インディ・オルタナティブロックシーンで絶大なリスペクトを集めるこのバンドの最初期(1999年結成時)メンバー編成”初期のアンドヤング”が大阪からギブミーに登場!



このまま永遠に続いて行きそうな日々の倦怠感を纏いつつ、常に隣り合わせにある「終焉」を同時に匂わせるフロントマン加納良栄の叙情的な歌、built to spill、pavement、Guided by voicesなどの90’s オルタナティヴの旨味が凝縮されたササクレつつ感情がトグロを巻いた轟音ギターの渦、巨人の足踏みのように地鳴りするドラミング…”and young…”の音楽からは、日常のリアリスティックな風景から現実とは違う位相の世界を立ち上がってくる耳と心臓で受け止める文学的感覚と、時代性やスタイルを瞬時になぎ倒す音が鳴った瞬間のロックミュージックの快感と妖気が、流れ出る溶岩のようにとめどなく溢れ出ています。一度でも彼らのライブを観たことがある人は、その時の感覚を確かめるように何度もライブハウスに足を運ぶことになるはず…(そしてその度に新しく驚き、また足を運び、このバンドが存在する限りその繰り返しを止める気はないと各々が心に呟いているに違いない!)まさに「永遠のオルタナチヴ」の冠がふさわしい存在、必ず目撃してもらいたいです!



共演は、この2組。



USインディマナーのフレージング、80'sニューウェイブ、ポストパンク的硬質ビート感と、妖艶な空気、メロディに漂う歌謡曲的叙情…彼らが通過した音楽的影響を出し惜しむこと無く捏ね上げ、アイロニカルで濾過した情熱を漂わせる松本代表インディロックバンド”ベアーズマーキン(レコーディングを経て、バンドがどのように進化を遂げているかとても楽しみです!)

くぐもった奇妙なエコーサウンドと煌めきのシンセサウンドに分厚く塗られた音像の中で、失われた風景を思うような感傷的かつ歌謡的なメロディが響く男女ボーカルドリーミーフォーク/ウィアードポップバンド”TANGINGUGUN”。

それぞれ長めのセットでお楽しみいただけます!

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2019年9月8日(日) Give me little more.
初期のアンドヤング Live in Matsumoto
▽出演:初期のアンドヤング(大阪)/ ベアーズマーキン / TANGINGUGUN
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

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and Young


ベアーズマーキン



TANGINGUGUN

2016年夏に松本で結成されたドリーミーフォーク / ウィアードポップバンド。読み方はタンギンググン。奇妙でlo-fiなエコーサウンドに包まれたサウンドスケープと、男女ボーカルによる歌謡感溢れるメロディ&ハーモニー。 2017年夏の終わりに完全DIYで制作された初音源となる5曲入りカセットテープ『馬鹿な魚』をリリース。 現在はドラム、シンセサイザーの新メンバーが加わり四人編成をメインに活動。2018年6月には、松本のバンドher braidsとともに韓国・ソウルで2日間のスプリットライブを行う。
これまでに、Tara Jane O'neil(US), Yumbo(仙台), moools(東京), 魚座(福岡), Dustin Wong & Minekawa Takako,cotillon(US), scott and charlene's wedding(AUS), Peach Kelli Pop(US), Parasol(韓国), Goonam(韓国)らと共演。

2019-09-02

2019年9月2日(月) 『ALIEN PARADE (Hochzeitskapelle+テニスコーツ ) 松本公演』







The Notwistのマーカス率いるニュータイプブラスバンド“Hochzeitskapelle”と
テニスコーツ のスプリットツアー「ALIEN PARADE」開催!

The Notwist / Sprit Festのマーカスが参加するミュンヘンのニュータイプ・ブラスバンド “Hochzeitskapelle”(ホッホツァイツカペレ)と、さや(Vocal)と植野隆司 (Guitar)による歌とギターのフリーフォームな二人バンド”テニスコーツ”のスプリットツアー「ALIEN PARADE」が松本にもやってきます!

Hochzeitskapelle”(=ドイツ語でウェディング・バンド)は、The Notwist、Lali Puna、thirteen God、Spirit Festのマーカス・アーハー(ドラム)と弟のミヒャ(チューバ・トランペット)、イフィー(ヴィオラ・チューバ)、アレックス(バンジョー)、マティアス(トロンボーン)の5人から成るミュンヘンの新型ブラスバンド。サン・ラ、ムーンドッグ、エリオット・スミス、リー・ペリー、ラリ・ピュナ、ビル・ウェルズ、カマ・アイナ、テニスコーツまで世界中のナンバーを探し出し、即興を交えたアレンジでカバー演奏を行います。彼らはライブスペースの舞台よりも、レストランやバー、川、湖のほとり、人々が飲んだり踊ったりするような場所を好み、ビールで乾杯してから、おもむろに楽器を鳴らし始め、いつのまにかその場所全体を巻き込んでパーティー会場に変えてしまいます!マーカス主催のAlien Diskoフェスティバルでは、ミュンヘンの酔いどれフォーキー・ブラスバンド”G.Rag +Die Landlergschwister”らと街をパレードしたり、オルタナティヴなブラスバンド・シーンを形作り、地元民からの支持も絶大。路上に似つかわしいお祭りミュージックから、抑制の効いた室内楽的アプローチの演奏まで共演者やその場のコンセプトによって変化するアンサブルの妙と力の抜けた茶目っ気たっぷりの響きを同時に味わえる彼らの音楽に身を委ねると、どこまでも重力が軽くなる心地を覚えます。フォークロア、ワールドミュージック、ブラスバンド、アヴァンフォークのファンは必見!

今回のツアーのお相手は、”テニスコーツ with 遠藤里美”。テニスコーツ は、さや(ボーカル)と植野隆司(ギター)による1996年から活動する二人バンド。オノマトペも交えつつ、平易で率直、日常の実感から滲み出る聖と俗の境界をなぞるような言葉の数々、童謡のように響きつつも同時に消え入りそうな儚さを伴って胸を締め付けるメロディ、感傷的なトーンのギターアルペジオによって出現する聖域のような空間…そのシンプルな言葉とメロディの海に身を浮かべると、周囲の「気配」が今まで違って感じられる心地になったり、過去の思い出や場面が脈略もなく浮かんで来たり、不思議な安堵感に包まれたり。アコースティックギターと歌だけ、時にはマイクも必要とせず会場を練り歩き、周囲の人たちとの会話も交えながら、演奏を取り巻く全ての状況を自分たちの音楽の中へと誘い込んでいくシンプルの極地かつフリーフォームな彼らの演奏は、バックグラウンド問わず世界中の人々を魅了。彼らの音楽の虜になった音楽家は数知れず、これまでTHE PASTELS、jad fair、Norman Blake (Teenage Fanclub)、Tape、パスタカス、セカイ、下山…など世界各国のチャーミングな鬼才たちとライブでの共演、共作を敢行。常に音楽の中で生活しているような美しい結晶体のような彼らの音楽、ぜひ体験してください。今回は、サックス奏者/アレンジャーの”遠藤 里美”とのコラボーレションという形でお聴きいただけます。片想い、yumbo、自身のバンド”biobiopatata”、テニスコーツも参加する”ざやえんどう”など数々のプロジェクトに名を連ねてきた彼女によってテニスコーツ がどう姿を変えるのか、お楽しみに。

ソールドアウトの可能性もありますのでご予約はお早めに!


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2019年9月2日(月) Give me little more.
『ALIEN PARADE (Hochzeitskapelle+テニスコーツ ) 松本公演』
▽Live: Hochzeitskapelle(ドイツ)/ テニスコーツ with 遠藤里美(東京) 
▽料金:(前)¥2,500  /(当)¥3,000  / (学生)¥2,000 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00(開演) 19:30 
予約:give.melittlemore@gmail.com

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Hochzeitskapelle

The Notwist、Lali Puna、thirteen God、Spirit Festのマーカス・アーハー(drums)と弟のミヒャ(tuba, trumpet)、イフィー(viola, tuba)、アレックス(banjo)、マティアス(trombone)の5人から成る新型ブラスバンド from ミュンヘン。サン・ラ、ムーンドッグ、フランシス:ハーディー、ラリ・ピュナ、ビル・ウェルズ、テニスコーツ、カマ・アイナまで、世界中から楽曲を探し、アレンジと即興を交えたオリジナルなスタイルでカバーする。

2016年 1stアルバム “the world is full of songs“(gutfeeling)、2018年 Kama Ainaとのコラボレーション・アルバム “Wayfaring suite“(alien transistor, gutfeeling)、そして、今年2019年に2ndアルバム “if I think of love“(gutfeeling)をリリース。

通常のライヴスペースではなく、レストランやバー、川や湖のほとりなど、人々が飲んだり踊ったりする場を好み演奏する。マーカスの主催するAlien Diskoフェスティバルでは、G.Rag + Die Landlergschwisterらと街をパレードしたり、オルタナティヴなブラスバンド・シーンを形作り、人々に愛されている。


テニスコーツ
さや(Vocal)と植野隆司 (Guitar)のバンド、1996年~。楽器のような歌と声のようなアコースティック・ギターで、日本、アジア、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなど、どこへでも出かける。単独・コラボレーションでのアルバムが全26枚、他ユニット、ソロ作が国内外でリリースされている。最近の活動では、ドイツのマーカス・アーハーらと結成したバンドSpirit Fest、ざやえんどう 、植野のソロ・カセットシリーズがある。主宰するmajikickレーベル(1995~)は、51作品目をリリースした。2017年札幌国際芸術祭、参加作家。2018年、ミュンヘンのAlien Disco FestivalでThe Notwistと共にキュレーションを担当。2019年、ベーシスト立花泰彦との「ワルツ・フォー・ダビー」(7e.p.)、また 編纂を担当したJPコンピレーション’’Minna Miteru’’(Morr Music, Alien Transistor)が発売になる。