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2019-03-02

2019年3月2日(土)「apartment / 包帯人間 live in Matsumoto」

apartment

包帯人間

関西から2組のベッドルームポップ音楽家が登場!
静かな混沌が生まれるヘンテコポップナイト。

スプリットカセットテープ『 Picnic On A Frozen Head (脳) 』をリリースした関西在住の二人の宅録SSW、”apartment”、”包帯人間”が登場!

Apartmentは、10代の頃より宅録作品を発表し、国内外のインディシーンで注目され続ける生井達也によるベッドルームポップソロユニット。キンクス、ビートルズ、ゾンビーズなどの60年代音楽〜オブ・モントリオール、ペイブメント、オリヴィア・トレマー・コントロールなどの90’s Lo-fiポップをこよなく愛するポップ偏執狂が生み出すのは、割れた音像の中から湯気のように止めどなく立ち上がる儚く美しいメロディが詰まった万華鏡ポップス。その愛らしい音に耳を傾けると、60年代のバンド演奏を廃墟に立ち上がるホログラム映像で眺めているかのようなノスタルジアが溢れ、口が張り裂けそうな笑顔を浮かべながら悲しい悲鳴をあげているような切なさを覚えます。60’s サイケデリックロック、ソフトロック、ローファイ、ベッドルームポップ、インディポップファン、必見。

包帯人間は、大阪の鬼才・ミニマルポップ音楽家。 i phoneから流される素っ気ないドラムビートの上で、淡々と言葉がちぎり投げられ、素っ頓狂なギターフレーズが怠惰に踊り、繰り返されるリズムは確信犯なのか天然なのかの境目で不敵にズレていく…飄々とした表情の奥にサブリミナル的にギラリと鋭い眼光が覗く、静かに野心的なミニマル・ベッドルームポップ。喩えるならば、水槽の中で増殖していく藻が奏でる音楽、いつも見る夢の中で流れてる曲、ヘンテコなメロディを口ずさむ幽霊…薄ら不気味なのにどこか気の抜けたマヌケさが漂う彼の音楽。この温度感が肌にしっくりくる人は間違いなくいるはず!マイクロフォンズ、ヤング・マーブル・ジャイアンツ、アーサー・ラッセルなどのファンには勿論、低体温のミニマルミュージック、ローファイ、初期シンセウェーブ、ヴェイパーウェイブのファンにもおすすめ。

松本からは3組。

1組目は、音楽喫茶サムシング・テンダーの店主としても知られ、padgeなどのバンドでサックス奏者としても活躍する本橋氏が新たにスタートさせた新プロジェクト”sometime ago”。次々と新しい考え事を思いついてしまう深夜の混沌とした脳内に寄り添うようなシンセとサックスによるマイクロ・アヴァン・ポップ。

2組目は、中年オヤジたちによる青春不発弾インディパンクバンド”ハナダイズ” !種火のようにくすぶり続ける葛藤を、スカスカのギターポップサウンドにのせて叩き付ける様は、誰もが目に焼き付けるべき!

3組目は、exジ・オーパーツのサックスゆりっぺの呼びかけによって結成、長野ネオンホール界隈に集うJames Chance and the Contortionsをリスペクトする5人組ノーウェイブバンド”the Osmes”。アヴァンに歪むテクスチャとタイトなリズムセクションの綱引きによってポップ・ミュージックになっているのが絶妙。


頭の中が痒くなるような静かな混沌が生まれるヘンテコポップナイト。

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2019年3月2日(土) Give me little more.
「apartment / 包帯人間 live in Matsumoto」
▽Live:apartment(神戸) / 包帯人間(大阪)/ sometime ago / ハナダイズ / the Osmes
▽料金:(前)¥1,800 (当)¥2,300 +1Dオーダー
▽時間:(開場)18:30 / (開演)19:00
予約:give.melittlemore@gmial.com

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apartment

身の回りにある楽器とコトバのブリコラージュをカセットテープに流し込む宅録音楽家。2005年に1st album『Apantgarde』をリリースし、その後も3枚のアルバムを発表している(最新作は『apartopology』〔2011, noil records〕)。ソロやバンドでのライブも行っている。現在は東京から神戸に活動の拠点に移し、新たなアルバムを作成中。
包帯人間

前身バンドはしごの解散後にギターの森田が始めた
宅録音楽で関西で活動しています。
2017年に hoge tapes より アルバム「4+5+1 」をリリース