ページ

2018-07-25

2018年7月25日(水)「Invisible Circle Japan Tour 2018 松本公演」

Invisible Circle

佐藤 公哉

田中 教順

ニューヨーク・ブルックリンから
オーボエとシンセと朗唱でサイケデリアの渦を生み出す
エクスペリメンタルミュージシャンが登場!

ニューヨーク、ブルックリン発、MGMTのレコーディングにも参加するオーボエ奏者/サイケデリック音楽家デイヴ・カデンによるソロプロジェクト”Invisible Circle”がギブミーに登場!

派手な柄シャツと短パン、キャップというストリートヒッピー風の出で立ちでステージに現れ、体内のエネルギーを様々な楽器を通して音に変換していくようなダイナミックなサイケデリックドローンを立ち上げるサイケデリックマン”Dave Kadden a.k.a Invisible Circle”。エコーの渦の中で独特の甲高い響きで鳴り響くオーボエ、歪みながら揺らぐローファイでオルガンライクなシンセサイザー、ネイティブアメリカンのチャントのようでもある言葉を持たないロングトーンの声…彼が立ち上げる幾重にも重なる高/低の持続音は、奏者と聴衆の境界を曖昧にし、一つの空間をサイケデリアの渦で包み込みます。極彩色の鳥が舞う密林に分け入り、異国の街の賑やかなマーケットの喧騒の中で心を鎮めてメディテーションするような彼の音楽は、シリアスな密室的精神世界ではなく、適度にラフなストリート感も持ちあわせながら、Akron familyやAnimal Collectiveなどのフリーフォーク、インディサイケデリアの香りも漂います。インディロックシーン、実験音楽シーンの垣根を超え様々な音楽家たちとの無数のコラボレーションや即興演奏を行い、時に世界を旅する中で収集した民族音楽のカセットテープなどからもインスピレーションを受けながら、次々と世界を拡大していく彼の音楽、必見です。

今回は、もう1組ゲストアクトとして”表現(Hyogen)、”3日満月” のメンバーでありフォークロア、ジャズ、クラシック、歌謡曲などを横断しながらヴァイオリン、ビオラ、ハルモニウム、パーカッションなどを奏するマルチプレイヤー”佐藤 公哉”と、菊地成孔率いるファンク、ソウル、アフロ、現代音楽を融合させたグルーヴバンド”DCPRG”のドラマーを経て、現在はラテンバンド”Septeto Bunga Tropis”のメンバーとして活躍するドラマー/パーカッショニスト”田中 教順”によるデュオユニットが出演。各地の民族音楽に造詣を深めながら同時に新しく未来へと開かれたポップミュージックを生み出し続ける佐藤公哉と、西洋音楽の枠組みを超えた絶妙な間をもつ未知のリズムを探究し続ける田中教順による旅するような音のコラボレーション、こちらも必見。

共演は、USオルタナティブ~エクスペリメンタル~ノイズまで幅広い音楽知識をもつミュージックギークであり、英語圏に日本の未来派・ダダなどの歴史的前衛運動する翻訳家としての活動も行う道産子ハーフジャパニーズstevenこと"sho sugita”。自作&改造楽器や、自らプログラミングしたソフトウェアを用い展開する彼のストレンジミュージックもお見逃しなく。

////////////////////////////////////

2018年7月25日(水) Give me little more.
Invisible Circle Japan Tour 2018 松本公演
▽出演:Invisble Circle(US)、佐藤公哉 with 田中教順、sho sugita
▽料金:(前)¥2,000 / (当)¥2,500 +1Dオーダー
▽時間:(開場)19:00 / (開演)19:30
▽予約:give.melittlemore@gmail.com

////////////////////////////////////

Invisible Circle
 
ニューヨーク、ブルックリンを拠点とする音楽家・デイヴ・カデンによるソロプロジェクト。
エコーを活かしたオーボエとキーボードによるドローン、詠唱する歌声から、奏者と視聴者を共に瞑想状態へと惹き込む音楽である。
これまでに、Gold Bolus Recordsからのフルアルバム、Frank Hurricaneとのスプリット版などをリリースし、アメリカ全土のみならず、南アメリカツアーも成し遂げた。

佐藤 公哉 

北海道生まれの音楽家・作曲家。シュルレアリスムの影響から幼少より画家を志し、後に音楽へ転向。祖母の詩吟、お寺の読経や教会の賛美歌を原体験とする声の表現で高い評価を得る他、ヴァイオリン、ビオラ、ハルモニウム、パーカッションなどを奏するマルチプレイヤーでもある。
様々な地域性/時代性の入り交じる越境的な室内楽を得意とし、クラシック、ポップス、ジャズ、ペルシャ音楽、ブラジル音楽、雅楽など様々な領域の音楽家と共演。映画音楽、舞台音楽、地域に密着したプロジェクトも手がける。
バンド「表現(Hyogen)」、デュオ「3日満月」などで活動する他、子供たちとのワークショップ「音のてらこや」や、ネットワーク「Torus Vil.」を主催。
2017年よりハルモニウムと声によるソロ・パフォーマンスを開始。
http://satokimiya.blog.fc2.com/

田中 教順
「抱きたいリズム」をモットーに世界を旅して音楽と触れ合う、リズムアディクティッド大学職員。dCprGでの活動を経て、現在は自身のユニット「未同定」やSepteto Bunga Tropisなどで好きに演奏している。