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2014-12-17

2015年1月23日、24日(金、土)『山口富士夫-皆殺しのバラード 』上映会(24日:川口潤監督来場)



伝説のギタリスト・山口富士夫が残した最後のメッセージ。
長野県内、初上映です!!

ザ・ダイナマイツ、村八分、ソロ活動や裸のラリーズを経て、自身のリーダーバンドであるTEARDROPSといった様々な活動で1960年代より日本のロックの礎を築き、伝説と化した山口冨士夫。病魔や老いと闘いながらも精力的にライブを続けてきた晩年の彼の姿を、手持ちカメラ1台により撮影したライブドキュメンタリー『山口富士夫-皆殺しのバラード』。彼の1周忌に誕生したこの映画を2日間限定でGive me little more.にて上映します。彼の残した最後のメッセージ、その表情ひとつひとつに刻まれた日本のロックンロールの断片をご堪能ください。監督を務めたのは、『77BOADRUM』(BOREDOMS)、『kocorono』(bloodthirsty butchers)など数々の音楽ドキュメンタリー映画を手がけてきた川口潤監督。24日(土)には川口監督によるトークタイムもあります。県内初上映のこの機会をぜひ、お見逃し無く!

1月23日(金)24日(土)
『山口富士夫-皆殺しのバラード 』上映会
■料金:(前)1300円 (当)1500円(+1D別)
■時間:
1/23(金)①20:00- ②22:00-
1/24(土) ①上映14:00-  ②上映17:00- ③上映19:30-
※24日(土)は、15:30- / 21:00-の2回、川口監督によるトークショーがあります。

▼プロフィール
山口富士夫
1949年8月10日、日本人の母親と占領軍の黒人の父親との間に生まれ、幼少期を児童養護施設で送る。米軍キャンプなどで演奏していた「モンスターズ」を経て、1967年11月に「ダイナマイツ」でGSバンドとしてメジャーデビュー。1969年12月解散後、京都で「村八分」を結成。1973年8月解散、ソロアルバムを発表後、「リゾート」「タンブリングス」「ティアドロップス」などを結成し、精力的にライヴ活動を展開する。晩年も断続的ではあったがロックイベントへの参加やライブハウスツアーを積極的にこなし、常に新たなバンドスタイルを模索していた。
 2013年7月14日、ライブハウスからの帰路、JR福生駅前でアメリカ人軍属親子が日本人男性に暴行する現場に巻き込まれ、突き飛ばされて転倒、脳挫傷により1ヶ月の意識不明の後、8月14日死去。

川口 潤



SPACE SHOWER TV / SEP を経て 2000 年に独立。SPACE SHOWER TV時代はブライアン・バートンルイス氏と共に「SUB STREAM」「MEGALOMANIACS」といった人気音楽番組を制作。独立後は親交のあるアーティストを中心に映像記録、制作に励み、ミュージックビデオ、DVD、ライブを中心とした音楽番組の演出も多数。
2008年7月、BOREDOMSが中心となってニューヨークで行われた野外イベント「77BOADRUM」のライブドキュメンタリー映画を劇場公開作品として発表。自主制作、自主配給で日本全国横断、海外上映を果たす。2008年12月に公開された80年代パンクバンド「アナーキー」のドキュメンタリー映画にリミキサーとして参加。2011年2月に劇場公開されたbloodthirsty butchersのドキュメンタリー映画「kocorono」は国産音楽ドキュメンタリーの真骨頂として音楽ファンだけでなく映画ファンにも支持された。
最新作は、2013年の3月に東北の被災地に立つライブハウスツアーを敢行したHIP HOPグループ、THA BLUE HERBの模様を追ったDVD「PRAYERS」。その他、2014年3月に劇場公開された近藤順也監督作品「GET ACTION!!」に撮影と編集で参加。
(下線部以外は省略OKです)

主な作品
【劇場公開作品】
「77BOADRUM」(2008)
「kocorono」(2011)
「アナーキー」(2008)*太田達也監督作品に編集で参加
「GET ACTION!!」(2014)*近藤順也監督作品に撮影、編集で参加

【SELL DVD】
「TURTLE ISLAND / 橋の下世界音楽祭(2013)
「THA BLUE HERB / PHASE 3.9」(2011)
「eastern youth / ドッコイ生キテル街ノ中」(2010)
「Shing02 / 歪曲巡礼」(2009) 、他
【Music Video】
 忘れらんねえよ、クレイジーケンバンド、Discharming man、HUSKING BEE、TWIGY、
 大澤誉志幸、髭(HiGE)、アナログフィッシュ、他