今や日本人の15人に1人がかかっているともいわれる「うつ病」。
マイクミルズは、2000年代にうつが爆発的に広がった理由のひとつに製薬会社のよる「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンにあると考え、日本のうつ関係のチャットルームに制作企画書を送り、出演者を募ります。何年も自宅から出たことのない人が渋谷までマイクミルズに会いに来るなど、多くの反響が寄せられました。彼らと言葉を交わす中で、日本におけるうつの現状を知ることができたマイクミルズは、応募から選ばれたうつを患う5人の日常を撮影。独特の優しく明るい視線で、壊れそうだけれども愛おしい彼らの日々を捉えつつ、今の日本社会の問題点も鮮やかに描き出した意欲作。2日間限定で上映いたします。
▼上映時間
8月21日(木)、22日(金)両日とも
①20:00〜②22:00〜
▼料金
(前売)1,000円 (当日)1,200円 (ともに+1Dオーダー)
▼作品情報
『マイク・ミルズのうつの話』
(原題:Does Your Soul Have A Cold?/84分/アメリカ/2007年/英語字幕付)
監督:マイク・ミルズ
撮影:ジェイムズ・フローナ、D.J.ハーダー
編集:アンドリュー・ディックラー
制作:カラム・グリーン、マイク・ミルズ、保田卓夫
出演:タケトシ、ミカ、ケン、カヨコ、ダイスケ
(あらすじ)今や日本人の15人に1人がかかっているともいわれる「うつ病」。しかし、2000年までは「うつ」という言葉は精神 科周辺以外ではめったに聞かれなかった。なぜ、この短期間で「うつ」は爆発的に広まったのか? 90年代のユース・カルチャーを代表する映像作家マイク・ミルズは、その理由のひとつに製薬会社によって行われた「心の風邪をひいていませんか?」という 広告キャンペーンがあると考え、その実態に迫るドキュメンタリーを作ろうと思い立つ。舞台は近年、急速にうつが常識化した日本。撮影対象となる条件は、(1)抗うつ剤を飲んでいること (2)日常生活をありのままにとらせてくれること。本作でマイク・ミルズは、うつ病患者たちの壮絶な日常を、独特の優しく明るい目線で捉えることで、この現代を象徴する病気に対する処方箋を調合するとともに、今の日本社会の問題点を鮮やかに描き出す。
▼リンク
『マイク・ミルズのうつの話』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/kokokaze/main.php
『マイク・ミルズのうつの話』公式facebookページ
マイクミルズ公式インタビュー
http://www.uplink.co.jp/kokokaze/director.php
NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138107143108771601